彼氏の女友達や、彼氏の周りにいる女性たち、いつも一緒にいる職場の女性に嫉妬してしまう気持ちはよくわかります。
嫉妬の何が嫌って、自分が嫌な気持ちになるのはもちろんのこと、彼氏にたいして可愛くない女になってしまうこと。
「嫉妬してる」だなんて言えないし、「女友達と会わないでほしい」なんて、束縛しているみたいで言えない。
だけど、なんだか面白くなくて、つい不機嫌になってしまったりする。
恋愛のモヤモヤは、心と行動が違うときに起こります。
周りの女性が嫌だ!
女友達が嫌だ!
だけど、「嫌だ」と言えないし、「会わないでほしい」とも言えない。
という矛盾です。
だから、この「嫉妬」のモヤモヤした気持ちを解消するには、心と行動を一致させるといいのですね。
しかし行動を変えるとなると、たとえ「会わないでほしい」と言えたとしても、彼氏が女友達や周りの女性と会わない、ということは現実には難しいでしょう。
だからここでは、考え方を変える方向で進めていきたいと思います。
彼氏の女友達や周りの女性への嫉妬の原因は「独占欲」
彼氏と仲のいい女友達や、周りの女性へたいする嫉妬は、浮気の心配をしているというより、単純に彼氏を「独占したい」のですよね。
自分の知らないところで、他の女性とご飯を食べていたり、飲み会に参加していたり、趣味を楽しんでいたりするのが、なんだか癪(しゃく)に触るのです。
彼氏が他の女性と楽しそうにしているのを想像すると、なんだか悔しい!のです。
もし彼氏に会う回数が少ないならなおさら、「私だって彼に会いたいのに!」と、ムキーっとなるのですね。
安心してください、こんな風に嫉妬するのはあなただけじゃないから。
しかし!
たしかにあなたは彼の彼女かもしれない。
だけど、彼氏はあなたのものではないし、彼氏の女友達のものでももちろんない。誰のものでもなく、ただ彼自身であるだけです。
彼氏を「私のものだ!」と思ってしまうから独占欲がムクムクと湧いてくるんです。
もう一度いいます、彼氏はあなたのものではありません。
あなたは彼氏にとって特別な存在
彼氏はあなたのものではない。
しかし、彼氏にとってあなたは他のどの女性よりも特別な存在です。
あなたの彼氏は、これまであなたに、たくさんのことをしてくれているはずです。
・手を繋いでくれる
・行きたいお店に連れて行ってくれる
・誕生ににはプレゼントをくれる
・家まで送ってくれる
・改札で見えなくなるまで見送ってくれる
・「寂しい」と言ったら連絡をくれる
・LINEをくれる
・ギューってしてくれる
彼氏があなたにしてくれていることって、小さなことから大きなことまでたくさんあります。
これらのことをしてくれるのは、あなただからです。
あなたが彼氏にとって特別な存在だからです。
そのことを思い出してください。
彼氏の本命らしくドンと構えよう
しょせんドラマではありますが、恋愛ドラマでもたいていの場合、嫉妬をして「わーわー」叫ぶのは本命になれないほうの女性です。
本命になれる自信がないから、相手の女性に対して「わーわー」攻撃をしてしまう。
「弱い犬ほどよく吠える」ということわざを聞いたことはありますか?
公園などに行くと、よく散歩をしている犬に出会いますが、本当に小さな犬ほどよく吠え、吠えられている大きな犬はなにも動じていません。
このことわざの意味するところは、弱いからこそ、自信がないからこそ相手を威嚇するしかないということ。そうしないと勝てないから。(そうしても勝てないんだけれど)
だから本命であるあなたは、ドンと本命らしく構えていよう。
なにも、周りの女性と同じ土俵に降りていって戦おうとしなくたっていい!
もしどうしても、イライラしたりムカムカしてきたりするなら、その思いを一人のときに叫びまくっったり、ノートに書いて吐き出してください。
ネガティブな感情は、吐き出すことでスッキリするし、反対に吐き出さないと、余計に大きくふくらんでしまいます。
その結果、彼に対して不機嫌な態度をとってしまったりするのですね。
私も、なにかに対してどうしようもなくイライラしたときには、その思いを吐き出します。そうするとやっぱりスッキリして、それで終わりです。簡単なものです。
「もぉーーームカつくなぁーーー!」です。
たまにノートに、汚い言葉で書きなぐります。
これで終わり。
あなたと彼氏との恋愛に、勝手に他人を登場させするのではなく、あなたと彼氏だけの関係をみつめていよう。
彼氏の周りの女性たちのことを考えてしまうのは、暇だからです。
自分のことに夢中になっていたら、彼氏の女友達のことなんて頭に浮かんでこない!
そうやって自分のことに夢中になっている女性を、男性は追いかけたくなるのです。