不安・寂しさ

自分の方が好きな気がして辛いあなたへ

自分の方が好きな気がして辛い時は

自分の方が好きな気がする。

私も過去の恋愛では、ずっとそう思いながら付き合っていました。

最初は彼氏からの「好き」を感じても、一ヶ月、二ヶ月…と時間が過ぎていくと、気づけば自分ばかりが彼氏のことを好きで、辛い。

そんな状態になっていました。

ところで、彼氏からの「好き」を感じるとは、彼氏がどうしてくれたら「好き」を感じるのでしょうか?

たとえば、以下のようなことだと思います。

・連絡をマメにくれる
・「会いたい」と言ってくれる
・「好き」と言ってくれる
・次の約束を決めてくれる
・私にくっつきたがる
・私の行きたいところに連れて行ってくれる
・週末は私を優先してくれる
・私を喜ばせようとしてくれる
・私に尽くしてくれる

つまり「私にゾッコン」ぐらいでないと、彼氏からの「好き」をなかなか感じられないのではないでしょうか?

そして、これらは、あなたが彼氏にしていることではないでしょうか?

あなたが彼氏にこれらのことをしている限り、彼氏はあなたにこれらのことをしません!

恋愛では一方が「する」方だと、もう一方は「される」方になってしまうから。

そして、「自分ばかりが好きな気がする」だけで、彼氏も「あなたのことがちゃんと好き」なことはよくあることだから、まずは安心してください♡

結局「追いかける」恋愛がしたい

私はずーっと大好きな人に「追いかけられる」恋愛がしたいと思っていました。

しかし気づいたのは、結局私は、追いかける恋愛がしたいタイプだった、ということ。

彼氏に「好き、好き、大好き」って言いたいし、彼氏にたくさん連絡をしたいし、「どうしたら彼氏は喜んでくれるだろう」など、四六時中彼氏のことを考えていました。

典型的な「追いかける」恋愛をしていたのです。

「自分の方が好きな気がする」と悩む女性は、結局「追いかける」恋愛がしたいんです。

だって、やりたくないことをやらないでしょう?

そして本心から「やりたくない」のなら、「やりたくない」ことをやっている限り幸せにはならない。

「追いかける」のが辛いと感じている人は、辛いのにやり続けてもうまくはいかないんです。

そもそも当たり前ですが、一方が追いかければ、もう一方は追いかけられる方になり、当然「自分の方が好きな気がする」という状態に陥ってしまいます。

「追いかける」というのは、なにも行動だけの追いかけるに限りません。

連絡を控えていたり、行動では追いかけないようにしていても、頭のなかで追いかけていれば、それは簡単に相手には伝わります。

予定をついつい彼氏に合わせてしまうとか、「それは嫌」が言えないなど、結局、「私はあなたのことが大好きなんですー!」「嫌われたくないんですー!」という行動をとってしまうので、

主導権はずっと彼氏が握ったままになります。

だから、「自分ばかりが好きな気がする」、そして、それが「辛い」とまで感じるのなら、それは、「もっと自分のことにかまってあげて」というメッセージです。

「苦しい」とか「辛い」という感情は、なにかが間違っていますよと、潜在意識が教えてくれています。

そして恋愛においては、たいてい、「もっと自分にかまってあげて」というメッセージです。

自分のことを疎かにしていると、辛くなるんです。

本来「好き」というのは、とっても幸せな感情なはずなんです。

なのに「辛い」と感じてしまうのなら、一度ちゃんと自分と向き合う時間が必要だということ。

恋愛は、自分にかまってあげるようになると、スルッとうまくいったりするものなんです。

このことは、私だけではなく、多くの女性が経験しています。

男性は「恋愛」が一番にはなりにくい

そもそもですが、男性は女性のように日常のすべてが「恋愛」に彩られることはありません。

付き合いはじめにはそんな時期があったとしても、多くの男性は、仕事・友達・趣味・恋愛が同じような優先順位で並んでいます。

とくに仕事は、男性にとって一生していかなくてはいけないものであり、女性とは仕事にたいする向き合い方がまったく違うのです。

女性のように「恋愛」だけになれないのが男性なのです。

たとえば、あなたの日常が恋愛一色に彩られているときは、友達の誘いより彼氏を優先させることもあるでしょう?

友達から「絶対に私に会わないと、友達やめるから!」なんて言われても(こんなことを言う人がいるのかわかりませんが)、「いや、あなたも大切だけど、彼氏に会いたいんだもん♡」でしょう?

男性が、仕事や趣味を優先するのも、これと似ています。

「彼女のことも好きだけど、仕事は大切だし、趣味も楽しみたいんだもん」です。

つまり、べつに「あなたのことが好きじゃない」わけではない。

しかし、もし「彼女は俺にゾッコンだからなぁ」というのがわかれば、趣味や男友達を優先したくなってしまうのも、男性ってもの。

だって、彼女は俺にゾッコンだから、俺の都合でいつでも会えるから。

「好き」を分散させる

「自分ばかりが好きな気がする」のなら、あなたの「好き」を分散させましょう。

あなたが彼氏を大好きな気持ちはそのままでいいし、大好きな気持ちはなくならないでしょう?

だから、彼氏と同じぐらいに好きなもの、好きなことを見つける。

「それができれば苦労はしない!」って言いたい気持ちはよくわかります、私も同じように思っていましたから。

だけど、どうしたって一方が「好き、好き、大好き」だと、もう一方は「好き」を受け取る側にまわるんです。

男性は、仕事や趣味、友達、恋愛と、分散させているでしょう?

そしてあなたは、そんな男性を「好き」と追いかけてしまっているんでしょう?

だから彼氏からの「好き」を感じたいのなら、あなたも「好き」を分散させる

男性は「俺にゾッコン」の女性より、「自分のこと(あなた)にゾッコン」になっている女性のほうが、魅力を感じるし、追いかけたくなるから。

男性でも「好き」の分散ができていない人は、恋愛で悩みます。

男性のなかにも「恋愛」だけになってしまう人もいて、そういう男性はやっぱり「俺ばかりが彼女を好きな気がする」って悩みます。

実際に私の男友達にも「恋愛」だけになってしまう人もいましたが、同じように彼女のことで悩んでいて、私はよく話を聞いていました。

そうやって追いかけられている彼女は「好き」が分散できているのですよね。

友達とも遊びたいし、自分の趣味も楽しみたい!そんな女性なんです。

ABOUT ME
イトイハナ
イトイハナ
男性心理をはじめとする心理学や潜在意識を学び思考を変え、追いかける恋愛から大好きな人に愛される恋愛を叶えた恋愛ブロガー。