愛される女

嫌なことをされてハッキリ嫌と言える女性は大切にされる

あなたは、彼に嫌なことをされて「そういうの嫌だ」って言えますか?

私はお察しのとおり、むかしは言えないタイプでした。

「嫌だ」と言えないのはもちろん、「嫌われたくない」と思っていたからです。関係にヒビが入るんじゃないかと思っていたからです。

だけど「嫌だ」と言えない女性は、都合のいい女レベルになってしまう可能性があります。

もしくは、のちのちに自分が爆発してしまいます。

「それやだ、あれやだ」となんでもかんでも「嫌だ」というのは、ただのワガママです。

そして、「あなたのそういう計画性のないところが嫌だ!」「あなたのそういう決断力がないところが嫌だ!」など、彼の性格にケチをつけるのは、彼の存在を非難してしまうことになります。

そうじゃなくて、自分が「こういうことをされると嫌だ」と感じたことは、ちゃんと彼に伝えると、嫌われるどころか、大切にされるようになれます。

男性は、「この女性はちゃんと大切にしなくちゃいけない」と感じます。

自分がされて嫌なことを相手に言えるということは、つまり、自分をちゃんと大切にしているからです。

ハッキリと「嫌だ」と言うことで、相手にも「私は自分を大切にしている」と伝わります。

もし、彼氏に大切にされていない、ぞんざいに扱われていると感じているのなら、そんな扱いをする彼氏に対して、「私はそういう扱いは受け付けません」「そんな扱いをする男性はけっこうです」ぐらいの志をもつ、ということです。

たとえば彼氏が頻繁にドタキャンするとしたら、「ドタキャンされると、私がどうでもいい存在みたいで嫌だ」と言う。

「なんでいっつもドタキャンするの?人として信じられないんだけど!」と、非難するのではなく、そういうことをされるのは嫌だ、と伝えるんです。

要は、主語を「彼」にして伝えるのではなく「私」で伝えるのが、大きなポイントです。

「私はこれをされると嫌な気持ちになる、悲しい気持ちになる」ということを伝えます。

とくに日本人って「嫌だ」とハッキリ言えない人は多いですよね。

だけど、「嫌だ」とハッキリ言える人は、自分を持っていると感じさせ、無下に扱われることがありません。

嫌なことをされても嫌と言えない方が、みくびられて、ぞんざいに扱われてしまいます。

ついつい、ハッキリと「そういうのは嫌」と言えなくて、「そういうの、なんか嫌だなぁ」みたいに言ってしまうこともあると思います。

その場の雰囲気を壊したくなかったり、穏便にことを済ませたかったりして、ゆる〜く「嫌だなぁ〜」って言ってしまいがちですが、ハッキリ!と言うんです。

ハッキリ言うのと言わないのも大きな違いで、ハッキリ言わなければ、場合によってはワガママを言っているように捉えられてしまいます。

なんども言いますが、あれも嫌、これも嫌、あれはしたくない、これもしたくない、とは全然違いますからね!

この両者は大きな差です。

じつは私の彼は、ちゃんと「嫌だ」と言えるタイプで、私に対して「そういう言い方されると嫌だ」と言います。

で、これを言われた私は、彼に対して「なんでそういうこと言うの?」とムカついたかと言うと、まったくそんなことはなく、

自分がされて嫌なことをハッキリ言えるなんて、すごい!と思いました(笑)。

そして、嫌なことをちゃんと言ってくれてよかった、と思いました。

だって、嫌なことを言ってくれれば、もう相手に嫌な思いをさせなくてすみますからね。

そして「嫌だ」と言える関係は、ちゃんと信頼関係が築けているからこそ言えますし、「嫌だ」と言われた側も、信頼して言ってくれているんだなぁと感じます。

言いたいことをちゃんと言ってくれることで、「俺のことを信頼してくれているんだ」と感じます。

最初に「嫌われるかもしれない」と思って「嫌だ」と言えなかったと書きましたが、これがなによりの証拠で、これまでお付き合いしてきた男性とは、信頼関係はまったくと言っていいほど、ありませんでした。

まぁ、私が一方的に彼のことを信頼していなかったのですが・・・今思うとなんだかおままごとのような恋愛だったかもしれません。

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イトイハナ
イトイハナ
男性心理をはじめとする心理学や潜在意識を学び思考を変え、追いかける恋愛から大好きな人に愛される恋愛を叶えた恋愛ブロガー。