私は典型的な恋愛依存症でした。
それゆえ恋愛で楽しい時期もあったけれど、それよりも辛い時期のほうが多かった。
彼氏ができても楽しいのは最初の数ヶ月で、みるみる不安や嫉妬などに占領されて楽しめなくなっていました。
辛い時期のほうが多いのに、また恋愛をしたがるのは依存していたからです。
恋愛だけでなく、なにごとも依存すると壊れます。
依存するとは、それがないと私は生きていけない、それだけが私を幸せにしてくれる、という状態です。
「それがなくなると生きていけない!」から、執着しまくります。
絶対に彼を失ってはいけないという執着で相手と向き合うので、恋愛がうまくいかないのは目に見えていますよね。
絶対に失ってはいけないから、相手を心のなかで常に監視しています。だから相手は息苦しさを感じます。
そんな私も恋愛依存を抜け出したことで、恋愛が一変して楽しく、愛されるようになりました。
恋愛依存をやめるだけで、スルッと愛されるようになるのです。
恋愛に依存しないだけで愛され女子になれる
世の中には、彼氏に愛されている女性と、彼氏に愛されていない女性がいます。
彼女たちの大きな違いは、恋愛に依存しているか、していないかです。
「もうこれだけ!」と言ってもいいぐらい、単純に、恋愛に依存していない女性は愛されてしまうし、恋愛に依存していると愛されなくなってしまう。
私のまわりの愛され女子を見ていても、彼女たちは趣味の時間を楽しんでいたり、仕事にやりがいを見つけていたり、恋愛以外の時間もちゃんと楽しんでいます。
恋愛と、恋愛以外の時間がうまくバランスが取れているのです。
なにごともバランスが崩れるとうまくいかなくなるようにできているのです。
人は誰かに必要とされたいものだけど、基本的に自由を求める生き物。
頼られたり必要とされるのは嬉しいけれど、依存されると途端に重たくなってしまいます。
男性にとって女性は、女性であるだけで可愛らしくて尊くて価値のある存在です。
だから、恋愛に依存せず、恋愛と恋愛以外のバランスがうまく取れていれば、愛されないわけがないのですね。
愛されるって、そんなに難しいことではないのです。
恋愛依存から抜け出して愛される方法とは?
人は禁止されるとやりたくなるし、強制されるとやりたくなくなります。
だから「恋愛に依存してはダメだ!」と思うほど、ますます恋愛に依存していくし、反対に「今日から毎日、起きている間はずっと彼のことを考えて!」と命令されると、考えるのに飽きてきます。
だから、とことん「彼氏のことを考えていい」と自分に許可を出してみるのも、恋愛依存を抜け出すひとつの手です。
しかし私が恋愛依存から抜け出せたのは、もっと根本的なことで、自分に意識を向けるようになったからです。
恋愛に依存するのが単純に苦しくて、辛くて、「自分を心地よくさせてあげる」という思考を選ぶようになってから、自然と、恋愛に依存しなくなっていきました。
相手のことを考えると辛いのなら、考えない。
ただ、これだけ。
自分のために、考えないんです。
恋愛に依存していたので、恋愛のこと、彼のことを考えない時間が増えるほど、最初は不安も大きかったです。
彼のことを考えなければ、なんだか彼が離れていくように感じたから。
だけど、これが世の中の愛され女子の当たり前なんです。
彼氏のことが好きでも、彼氏のことばかり考えているわけではなくて、頭の中にはちゃんと自分がいる。
頭の中に自分がいる人は魅力的にうつるし、頭の中に自分がいない人は、自分をもっていない人だと映り、魅力的にみえない。
だから、恋愛に依存していない女性は、彼氏から追いかけられたりします。
恋愛に依存しないとは、自分のことを大切にしてあげることであり、自分のことを大切にしているから、やっぱり彼氏からも大切にされてしまうんですね。
恋愛依存から抜け出すには焦らずゆっくりと
結果を急ぐと、途中でやめてしまいます。だから、急がず焦らず、ゆっくりと。
人は変化を嫌うようにできているので、新しいことをやることが億劫だったりするし、「今日から早起きするぞ!」と思っても3日ぐらいでやめてしまう。
「口角をあげて過ごす」という、簡単なことを続けるだけで幸せ体質になれるけれど、3日、一週間もすれば、口角をあげることをしなくなっています。
元に戻そうとする力が働くからですね。
この、元に戻そうとする力に負けずにつづけると、現状が変わります。
恋愛のこと、彼氏のことを考えずに、自分に意識を向ける時間を増やしていくと、途中で、やっぱり元に戻そうとする力が働くので、不安が襲ってきたりします。
だけどそこを乗り越えると、恋愛依存から抜け出すことができます。
恋愛依存を抜け出すと、まず自分の毎日が楽しくなります。
そうやって楽しんでいると、素敵な男性が引き寄せられてきたり、彼氏が「なんだか彼女、最近変わったぞ!魅力的だぞ!うかうかしてると他の男に取られるかもしれない!」などと、追いかけてくるようになったりするんですね。