数々の恋愛をダメにしてきた私の得意技は、深読みすることでした。
LINEの文面、時間、頻度、SNSの投稿内容、彼の言動…なんでもかんでも深読みをしていたものです。
このブログを読んでくださっている恋愛中の女性のなかにも、深読みしてしまう女性はたくさんいるのだろうと思います。
愛される恋愛ができるようになってからの私は、深読みしません。というより、深読みをしないから愛される恋愛、幸せな恋愛ができるようになったのだと思います。
深読みは、恋愛を壊します。
うまくいくはずだった恋愛も、深読みすることでダメにしてしまうのですね。
ダメになるとわかっているのにしてしまうのは、ダメにしようとしているから。もちろん意識的に「ダメにしたい!」なんて思っていないけれど、「私は好かれてない」という思い込みが、それを現実のものにしようと働くからです。
本当にこの恋愛をうまくいかせたい、愛し愛される恋愛がしたいと思っているなら、ダメにするようなことはやめる。深読みをやめることです。
恋愛で深読みしてしまうのは好かれている自信がないから
深読みしてしまうのはズバリ、彼氏に好かれている自信がないからです。
私の恋愛はいつも「私は彼氏にそれほど好かれていない」と思いながらの恋愛でした。だから、どうにかして好かれている証拠を探そうとするんだけど、結局脳は「好かれてない」と思い込んでいるので、好かれていない理由を探し出してしまうんですね。
それが、脳の仕組みです。
「私は彼氏に好かれている」という思い込みを持っている女性には、全然目に入らない、文面、写真にうつるもの…などを脳が拾い、深読みするのです。
たしかに人間には防衛本能があります。防衛本能は、私たちを不安にさせることで危機から守ろうとしますが、それでも深読みを「しない」という選択もできます。
恋愛をダメにする3つの深読み
恋愛中にやってしまいがちな、代表的な3つの深読みについて書いていきます。
1. LINEの深読み
もっとも代表的な深読みがLINEですね。
LINEの文面、絵文字のあるなし、スタンプだけ、送信時間…あらゆるものから深読みをして、
「ほかの女性と会っているのかも」
「私とあんまり会いたくないのかも」
「私とのLINEを終わらせたがっているのかも」
「私のことそれほど好きじゃないのかも」
と、自分にとって好ましくない方向への妄想がはじまります。
恋愛上手は、LINEの文面をそのまま受け取るし、自分のことで忙しいので、返信の時間も気にしていられません。
自分が自分のことで忙しいので、彼氏も自分のことで忙しいのだろうと考えることができます。
2. SNSの深読み
SNSもなかなか沼が深いですよね。
「彼氏の写真にコメントをしている女性が気になる」
「この食事は誰と行ったのだろう」
「この写真にうつっているのは女性物では?」
私もこういった深読みに取り憑かれていましたが、自分を心地よくすることを習慣づけることによって、あっさりと、彼とつながっているSNSを見るのをやめることができました。
私がSNSを見ないので、わざわざ彼が写真を送ってくれるようになったりして、SNSをやめてよかったと思っています。
会ったときも、おそらくSNSには投稿しているのであろう写真を見せてくれたり、会っていない間に起きたことをたくさん話してくれたものです。
恋愛上手は、自分を心地よくすることが上手で、自分の気分を下げるようなものから距離を取ることができるのです。
そういった意味では、深読みすること自体、まったく心地よくありませんよね。
「私を心地よくさせてあげよう」という意識をもって行動することを習慣づけてみてください。
3. 彼氏の言動からの深読み
彼氏が言ったこと、言わなかったこと、したこと、してくれなかったことなど、言動からも、ついつい深読みしてしまいますよね。
「またね」と言わなかったのは、「しばらく会いたくないから」なのかもしれない。
一緒にいるのにスマホを見るのは、私といるのがつまらないのかもしれない。
かつての私は、まさにこんな風に深読みをして、せっかく好きな人と一緒にいるのにテンションはだだ下がり。
楽しそうじゃなくて、不機嫌そうな彼女といても、彼氏だってつまらないですよね。それだったら一人で趣味の時間を楽しんでいるほうがよっぽどマシです。
恋愛は深読みをやめるとうまくいく
深読みとは、疑いの一種です。
そして男性が女性にされて嫌なことは「疑われる」ことです。
たとえばSNSに女性物のアイテムが写り込んでいて「あれ、誰の?」なんて言われた日には、彼氏もビックリ!「え、そんなとこ見てるの?いやいや、知らない人のが写ってるだけだし!めんどくさ!」となる。
なにも言わずに「あれ、絶対女性物だよね…」と一人で悶々としても、やっぱり自分のテンションを下げるし、それは隠そうとしても態度に出てしまう。
ひとつの写真がキッカケとなり「そういえば…」と、脳はご丁寧に、疑わしいことを芋づる式に引っ張り出してきます。
愛し愛される関係に必要なのは信頼関係です。
信頼関係のない恋愛はどうしたって壊れます。
もし、あなたが彼氏から信頼されていなかったら嫌でしょう?
わざと嫉妬させようとして男物をまぎれこませたならまだしも、勝手に誤解されて、勝手に不機嫌になられたら、お手上げです。
信頼関係がある恋愛では、深読みはしません。
もう少し、彼氏を信頼することからはじめてみましょう。
彼氏も「信頼されていない」と感じているから、あなたに愛情をたっぷりと注げないのかもしれません。
素直に受け取ってくれずに深読みされるからです。