私が愛されない恋愛をしていた頃は、欲しがってばかりでした。
欲しがることに何も疑問をもたず、「してほしい」のに「してくれない」相手が悪いと思っていたんです。
もしあのまま欲しがる恋愛をしていたら、今のような幸せは味わえていなかったことでしょう…。
愛されない女性、恋愛がうまくいかない女性は相手からたくさんのものを「欲しがる」のです。
欲しがるのをやめると、恋愛はうまくいくようになるんです。
恋愛こじらせ女子は「欲しがる」
恋愛をこじらせてしまう女性は、欲しがります。
・彼氏と会う時間を欲しがる
・彼氏からの連絡を欲しがる
・彼氏からの愛を欲しがる
・彼氏からの愛情表現を欲しがる
・彼氏からの言葉を欲しがる
・彼氏からの行動を欲しがる
欲しがることの何が悪いんだ!なんて、むかしの私なら思っていたと思います。
だって、欲しいんだもん!!
しかしどうでしょう?
あなたは、こうやって欲しがる人にたいして、何かを与えたくなるでしょうか?
人が与えたくなるのは、欲しがる人ではなくて、与えてくれる人です。
自分から何かを奪おうとしている人にたいして、人は何かを与えるどころか、奪われまいとして警戒するようになるんですね。
人は自由を好む生き物。
お店に入って店員さんに「モノを買わされそう」だと感じると、ちょっと警戒しちゃうでしょう?
自分の行動をコントロールされることに、抵抗をしめすようにできているのです。
愛情の与え方を間違えない
自分がほしいものは、まずは相手に与える。
というと「私は彼氏に愛情をあげています!」と思うかもしれません。
私は彼氏に愛情をあげているけど、彼氏はちっとも愛情をくれません、なんて思うかもしれません。
しかし、愛情を与えるとは、相手を尊重することであったり、信頼することです。
「好き、好き」言うことでも、たくさん連絡をすることでもありません。
これは愛情を与えているのではなくて、自分の気持ちを伝えているだけです。
あなたももし、友達から毎日のように連絡がきても、それを愛情ととらえないでしょう?
挙句には「いつも私からばかり連絡してるし、いつも私からばかり誘ってるじゃん!たまには○○ちゃんからも誘ってよー!」と言われて、誘いたくはならないと思います。
それよりも、自分の意見を尊重してくれることに、愛情を感じますよね。
欲しがる恋愛をしていると受け取れない
女性は、与えるのではなく、受け取る。
これは正解なんだけれど、この意味を勘違いしてしまうと、恋愛もおかしな方向へ進んでいきます。
恋愛こじらせ女子が相手に与えてしまうのは、自分の気持ちです。
「好き」という気持ちから、相手に尽くしてしまったり、プレゼントしたり、自分の時間のすべてをあげたくなってしまう。
そして、恋愛こじらせ女子は欲しがるので、受け取れません。
欲しがるので、自分の欲しいもの以外を受け取れないのです。
例えばあなたが白いコートを探しているとしたら、ネイビーのコートは目に入らないでしょう?
これと同じで、欲しがっているもの以外は目に入らなくなるので、相手の優しさに気づけず感謝することを忘れ、「もっと○○して欲しい」と欲しがります。
こういう恋愛をしていても、うまくいくはずがないですよね。
自分の気持ちばかりを与えるのをやめて、かと言って気持ちを欲しがらず、ただ相手の気持ちを受け取るんです。
彼の「キミのことが好き」という気持ちから生まれる言葉や行動を、受け取る。
受け取るとは感謝するということです。
欲しがるのは満たされていないからであり、今「ある」ものを見ずに「ない」ものばかりを見ているから。
自分で自分を満たせるようになること、そして今「ある」ものを見られるようになるこは、恋愛がうまくいく重要なマインドです。
欲しがる恋愛から与える恋愛へシフトする
人は求めはじめると、止まらなくなります。
会うだけでよかったのが、もっと会う時間を欲しがり、相手にして欲しいことが増えていきます。
そう、欲しがる恋愛がクセになってしまうと、いつまで経っても満足が得られません。
欲しがる恋愛とは相手の行動によって自分の幸せが決まるということであり、相手が主導権を握っているんですね。
だから欲しがる恋愛をしていると辛くなる。
辛い恋愛、苦しい恋愛をしている人は、欲しがるからなんですね。
欲しいのに、もらえないからです。
そこで与える恋愛の出番です。
欲しがる恋愛から与える恋愛にシフトすると、相手はもちろん、自分も楽になります。
なにより自分が心地のいい恋愛をすることができ、笑顔でいられるようになります。
・彼氏に時間をあげる
・彼氏に思いやりをあげる
・彼氏を尊重してあげる
・彼氏に自由をあげる
自分があげたいものではなく、相手が欲しいものをあげるんです。
そうすると今度は、相手があなたに会う時間をつくってくれたり、あなたを尊重してくれるようになる。
与えてくれる人に、人は与えたくなるものなんです。