恋愛には男女の違いを楽しむ余裕が必要です。
たとえば女性は、大好きな彼氏と一緒にいろいろなことを楽しみたいし、いろいろなことを共有したい、と思う人は多いです。
しかし周りの愛され女子たちを見ていると、そうじゃない。
「韓国に行くなら、女友達のほうが楽しいよね〜」
「買い物するなら、女友達のほうが楽しいよね〜」
など、男性がノリ気じゃないことを、無理に一緒に楽しもうとはしない。
「彼氏が全然買い物につきあってくれなくてムカつく」なんて言わない。
しかし、恋愛がうまくいかない女性は、男女の違いがあることを知ってはいても、受け入れられなくて苦しみます。
男女の違いを楽しめない女性は、相手を変えようとする
恋愛は男女の違いについて知ることで、悩みが減ります。
男性心理を勉強すると、連絡が来ないことで不安になることも減るし、風邪をひいても心配してくれないのは好きじゃないからだ!なんて結びつけることもなくなります。
しかし!
男女の違いを知ってはいても受け入れられないと、それでもやっぱり連絡がほしくて、心配してほしくて、そうしてくれないことでイライラしたり不機嫌になったりする。
(そりゃ、連絡くれたら嬉しいし、心配はしてほしいですよね♡)
してほしいことがあるなら、してほしいと言う!
愛される女性は、してほしいことを素直に言うからこそ、愛されます。
そして、してほしいと言って、相手がしてくれないのなら、それを受け入れる。
恋愛ベタさんは、男女の違いを楽しめずに、相手を変えようとするんですね。
大好きになった人を、自分好みに変えようとするから、恋愛がうまくいかないのです。
男性にしてみれば「今の俺を好きになったんでしょう?それなのになんで、俺を変えようとするの?」です。
恋愛って、相手をコントロールしようとするから苦しい。
私も恋愛がちっともうまくいかなかった時(まったく愛されていると感じられなかった頃)は、今にして思うと、相手を好きだという気持ちより、思い通りにならない不満のほうが多かったです。
こんな女性を、男性は大切にしようなんて思いませんよね。
願いを聞いてあげたい、叶えてあげたい、なんて思わないですよね。
男女の違いを楽しむとは、相手を尊重すること
たとえば、あなたに仲のいい友達がいて、しかし彼女と自分では趣味が違うとします。
そこを無理やり「○○ちゃんも、一緒に登山しようよー」なんて誘わないでしょう?
一緒に趣味を楽しめたら嬉しいけれど、べつに一緒に趣味が楽しめなくても、彼女のことは好きでしょう?
あなたも、「○○ちゃん、趣味が違うからつまらない」なんて友達に言われたらいい気はしないでしょう?
「だったもう会わなくていいよ!」って言いたくなりますよね。
人は自分を尊重してくれる人を大切にしようと思うものです。
反対に、自分を尊重してくれない人とは亀裂がうまれます。
尊重するとは、相手の意見にも耳を傾けたり、相手の価値観を受け入れようとすることです。
男女の違いを楽しむと恋愛はうまくいく
相手を尊重するべし!なんて言うと、「それは、我慢しろってこと?」と言いたくなる方もいるかもしれませんね。
そもそも、我慢しないと一緒にいられない関係はまったく対等ではないし、自分だけが我慢をしている、つまり被害者意識をもって恋愛をしていると、相手は加害者となり、「俺のことを加害者にする」彼女といることが居心地が悪くなるんです。
だから、男女の違いを楽しむ。
男女の違いを楽しむ余裕が、どうしたって恋愛には必要なんです!!
男性には、男友達とハメをはずしたり、仲間とお酒を飲むこと、趣味を楽しむことがストレス発散には必要だったりします。
反対に、男性にとって彼女でしか満たせないものもあります。
相手を自分の思い通りにしようとするのではなく、違いを受け入れて、楽しむ。
思い通りにしたいのに、思い通りにならない相手だからこそ、余計に執着してしまうんですね。
自分を尊重してくれるからこそ、相手を尊重しようと思うのが人間です。
あなたも、料理が苦手なのに「料理教室通ったらどう?」なんて言われたら嫌でしょう?
男性からの恋愛相談では「彼女が、俺を変えようとする」というのが多いそうです。
一方で、男性は女性にたいしてそれほど多くのことを望んではいないんですね。
だから女性は、自分だけが一方的に、相手を変えよう、変えようとしていることには気づかないかもしれませんが、
自分を変えよう、変えようとする人といると、居心地がよくないものです。
相手を変えようとするより、相手との違いを楽しんでみる。
恋愛の醍醐味って、相手のいいところだけでなく、ちょっと嫌だなぁと思うところも、少しずつ相手のことについて知っていくことが増えていくことです。
「彼は、こういう人なんだ」と、大好きな人について知っていくことが増えていくこと。
恋愛がうまくいく女性は、そうやって違いを楽しんでいるんですね。