恋愛だけでなく、仕事においても人間関係においても、切り替え上手な人はトクをします。
トクをする、というより、切り替え上手な人は幸せ上手な人です。
むかしは私も、誰かに言われたひと言がずーっと頭のなかから離れずに「なんであんなこと言うんだろう?ムカつく!」なんて引きずっていたものです。
「あー、もう彼女に会いたくない、いなくなればいいのに」なんて、ブラックな思いを引きずりながら、実際に彼女に会っていない時間も、こうして彼女の存在に苦しんでいました。
しかしある時思ったんです。
なんで彼女のひと言、彼女の存在を気にして、私がこんなに嫌な気持ちのまま時間を過ごさないといけないのだろう。
時間がもったいなさすぎる、って。
限られたエネルギーを、そのひと言に囚われて無駄にするなんて、本当にもったいのないこと!
私は以前に比べてかなり切り替え上手になりましたが、切り替え上手になれた理由は、今に集中するようになったからです。
切り替え上手になると、いちいち悩むことが少なくなり、基本ハッピー体質でいられるので、恋愛や人づきあいもうまくいきやすくなります。
たとえばAの商品を買ったあとに、「やっぱりBにすればよかったかなぁ〜」なんて後悔するときありますよね?
人ってこういう中途半端な状態って、ものすごくストレスがかかるんです。
さっさと気持ちを切り替えて「Aのこういう所が気に入って買ったんだから、Aでよかった」と納得する方が、また新たなことに、あなたのエネルギーを使うことができます。
切り替え上手になるには?
切り替え上手になるって、そんなに難しいことではありません。
これからご紹介する3つのことを意識すると、切り替え上手になりますが、とにかく「決める」こと。
なんでもそうですが、「切り替え上手になる!」などと決めることが第一段階なんです。
人が変わろうと思うときは、本人が「変わりたい」じゃなくて「変わる!」と決めなければ変わらないんですね。
【1】今に集中する
幸福度が高い人は、今を生きている人です。
頭のなかが、過去の後悔や未来の不安にばかり飛んでいると、たくさんエネルギーを消費してどっと疲れるんです。
肝心の「今」にエネルギーを使えないなんてもったいないですよね。
切り替え上手になるには、今に集中すること。
私たちは、過去にも未来にも生きられなくて、今しか生きられません。
今を、今楽しまないで、いつ楽しむのでしょう?
過去のことをひきづって時間を過ごすのではなくて、今をちゃんと楽しむ!
「今、なにしたい?」
「今、なにしよう?」
と自分に問いかけてあげて、今の自分をとにかく幸せにしてあげるんです。
【2】ポジティブ変換するワザを身につける
「あのワンピース、今度買おう」と思って、いざ買おうと思ったら売り切れ!
なんてことがあった時、以前の私は「えー、あのとき買っておけばよかった…。デートに着て行きたかったのに!!」と激しく後悔していたものです。
だけどポジティブ変換するワザを身につけてから、こういう後悔は少なくなりました。
「きっと、あのワンピースより可愛いワンピースに出会えるんだ♡」と、気持ちを切り替えることができるようになったんですね。
よく通っていた大好きなお店が閉店したときも、悲しい気持ちにはなるけど、その後には「次にまた素敵なお店がオープンするのかもしれない」なんて気持ちを切り替えたり、
一見すると嫌なことが起きたときも、その出来事から何か学ぶことがあるんだな、と、ポジティブ変換をする。
すぐには無理でも、練習していくと半分無意識にポジティブ変換ができるようになっていきます。
だってポジティブ変換したほうが、心地がいいから、幸せだから♡
よくないように見える出来事も、ポジティブ変換することで、実際にポジティブな結果になるもの。
ピンチをピンチだと捉えるのではなく、チャンスと捉えると、そうなるんですね。
【3】「まぁ、いっか」を口癖にする
ひとまず切り替え上手になる最強の口癖は「まぁ、いっか」です。
幸福度の高い人に共通している特徴に、楽観的、というのがありますが、楽観的な人の口癖(心の中でつぶやいている言葉)が「まぁ、いっか」です。
たとえば恋愛の場面で、「彼はなんであんなことを言ったんだろ?」なんて、考えてもわかるはずのない彼の気持ちを想像することに、長ーーい時間をついやしても仕方がなくて、
恋愛がうまくいく人って、考えてもどうしようもないことを考えないんですね。
人って、同じことをずっと考えていると、だんだんとネガティブな方向に思考が傾きやすくなるんです。
だから、たしかに彼の言った言葉は気になるかもしれないけれど、「まぁ、いっか」と切り替えて、自分のために時間を使ってあげたほうが、成長できますよね。
切り替え上手になると幸せ上手になる
最初にも触れましたが、切り替え上手になると悩むことにエネルギーを費やすことが少なくなるので、その分、今の自分にエネルギーを費やすことができるようになります。
今を生きられるようになり、基本ハッピー体質になれます。
幸せな気分でいるから、未来の幸せに繋がるような発想ができ、幸せに繋がる直感が舞い降りてきたりするもの(直感に気付けたりするもの)。
自分の心をいかに「快」の状態にすることができるかって、とても大切なことなんです。
なにかに悩み過ぎて答えがでないときは、「どうしたらいだろう?」と延々と悩むより、「どうしたら私は心地よくなるだろう?幸せになるだろう?」と発想を切り替えると、
自分にとって心地よく、幸せな答えが見つかったりするものです。