これまでの数々の片思いのなかで、うまくいかなかった片思いと、うまくいった片思いがあります。
うまくいかなかった片思いは、相手の男性のエンジンがかかるのを待たずして、わたしが急いでしまった、焦ってしまった。「つきあいたい!」という感情にブレーキをかけることができずに、連絡をして、お誘いをして、とにかく早く付き合いたかった。
相手からの好意も感じていたので、「イケる!」と思ってしまったのです。(わたしは、そもそも多少なりとも好意を感じない人には自分からいきません)男性心理を勉強する前のわたしは、男性も女性とおなじように人を好きになるのだろうと思っていたし、これだけ好意を感じるのなら、相手も付き合いたいと思っているのだろうと思ってしまっていました。
しかし、男性と女性は好きになる過程においても、やっぱり違っていたのです。

一方で、うまくいった片思いは、わたしが急がなくても、相手の男性が連絡をくれて誘ってくれて、告白をしてくれた。
簡単に言うと、お互いの「付き合いたい」のタイミングがおんなじだったから、私から追いかける必要がそもそもなかった。
しかし、一年以上かけて片思いが叶ったケースもあります。
こちらの場合は、やっぱり私はこれまでの恋愛を顧みることなく、急いでしまったわけです。そして例のごとく、男性はまだお付き合いをする準備ができていなかったのでしょう、
わたしに会えば、付き合うか付き合わないかを決めなくてはならない
というプレッシャーを感じたのか、だんだんとそっけなくなり、反応が鈍くなってしまったのですね。
でも、相手の男性も、どこかで私のことはやっぱり気にかかってはいたのでしょう、縁が切れることはありませんでした。
でも、好きな人がそっけなくなって冷たくなるのは嫌じゃないですかぁぁ?そして、なんか自分がかわいそうじゃないですかぁぁ?
だから、わたしも以前のように、連絡をしまくったり誘いまくったり「どうにかして付き合いたい!」という思いを捨てました。
もう傷つきたくなかったから。
好きな人と普通に連絡ができて、たまに会えるならそれでいいや。ほかに誰かいい人が現れるかもしれないし、と思いながら関係をつづけていたら、そのうちお付き合いにいたりました。
そう、片思いは急ぐべからず!焦るべからず!
しかし、急いでしまっても、その後、片思いが叶うこともある!
友達の話を聞いていても、それなりにモテる女性でも、出会ってまもないうちに恋愛感情が芽生えて、自分から連絡をして誘って、何度か会っていたけど、結局音信不通になってしまった。
ということがあります。
ほかの男性からはお誘いがくる女性でさえ、急ぐとこうなってしまいます。
そしてまた別の友達は、自分から告白して振られてしまったけれど、その後ずーっと長く友達関係をつづけていたら、告白された。
と、旦那さんとの馴れ初めを教えてくれました。
男性には男性のつきあいたいタイミングがあります。
女性が急いでしまっても、たしかにその後おつきあいに至るパターンもありますが、それでもやっぱり急がない、焦らないほうがいい。
「つきあいたい!」と関係を急ぐより、まずはお相手の男性と、仲のいい関係をつくることが大切です。
女性は恋愛のスイッチが入ると、すぐに「付き合う」という関係にもっていきたくなる、という人が多いです。
わたしも、そうです。
しかし男性は、そうではありません。
最初は「身体の関係をもちたい」という気持ちが大きいから、自分でも好きなのかどうか、よくわかっていない男性も多いのです。
だから、男性の恋愛感情が芽生えるまで、「ちゃんと付き合いたい」という思いが芽生えるまで、仲のいい関係を続けていく。
「つきあいたい!」と焦って、音信不通にされてしまっては、あなたの魅力がお相手の男性に伝わる前に、終わってしまうかもしれませんから。
男性にあなたのことを好きになる時間をあげよう。
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