片思い

好きな人に「よく思われたい」をやめると好かれる

好きじゃない人には好かれるのに、好きな人には好かれない。

好きじゃない人には返信も気まぐれだし、そっけない返信になったりもするし、「えーやだー」なんてブーブー文句を言うのに好かれてしまう。

そう、「よく思われたい」と思わないから好かれるんです。

反対に好きな人には「よく思われたい」と思うから好かれない。

好きな人に好かれたいなら「よく思われたい」をやめることなんですね。

「よく思われたい」と思うほど好かれない理由

【1】「よく思われたい」と思うとただのいい人になる

「よく思われたい」と思うほど、残念ながら好きな人に好かれない理由は単純で、魅力を感じないからです。

あなたが恋い焦がれている好きな人って、けっして「いい人」ではないでしょう?

あなたに対して「よく思われたい」なんて思っているように見えないでしょう?

人は、いい人だからって相手を好きになりません。

いい人って、本当にただのいい人止まりなんです。

「よく思われたい」と思ってしまう人は、なるべく愚痴を言わず、弱音をはかず、めんどくさい女ではなく物分かりのいい女になりたがります。

とにかく、嫌われないようにと振る舞います。

そうすると…面白みのない、感情が揺さぶられない人になってしまうんですね。

【2】「よく思われたい」と思っていると自己開示できない

「よく思われたい」と思っていると自己開示できません。

別れてもすぐに彼氏ができる女性や、離婚してもすぐに彼氏ができる女性がいますが、彼女たちに共通しているのは自己開示ができることです。

カッコつけない自分を相手に見せることができます。

人は、自己開示してくれる相手にたいして心を許すことができ、とくに男性は自己開示してくれる女性にたいして可愛らしさや親しみを感じるようになります。

「俺のことを信頼してくれているんだな」と感じて嬉しくなります。

だから恋愛に発展しやすい。

反対に「よく思われたい」と思うばかりに自己開示できないでいると、仲良くなったつもりでも見えない壁が立ちはだかっていて、いまいちお付き合いにまで発展しなかったりします。

いつもいい感じにはなるんだけど、なかなか付き合うところまでいかないタイプの人には、自己開示できない人が多いんですね。

自分では自己開示しているつもりでも、「よく思われたい」と思っている人は相手からみて一枚うすーい壁があり、だから相手も自己開示しません。

恋愛にかぎらず友達が多い人も、自己開示ができる人です。

カッコ悪い自分もさらけ出したほうが、人に好かれてしまうんですね。

【3】「よく思われたい」と思っている人といると疲れる

「よく思われたい」と思っている人といると、疲れます。

男性は一緒にいて安らげる女性を求めますが、女性のほうが「よく思われたい」と思っていると、それは男性にも伝わり、男性のほうが安らげません。

「彼女の前ではくつろげない」
「彼女には気を遣ってしまう」
「彼女には愚痴も言えない」

こんな風に感じる女性にたいして恋をするかと言うと、そうじゃない。

どんなに美人でも、一緒にいて疲れる女性を好きにならないのです。

遊びならよくても、長くお付き合いする相手には選びません。

【4】「よく思われたい」と思っている人は他人軸

本人は気づいていないかもしれませんが「よく思われたい」と思っている人って、他人軸なんです。

他人軸の人は「自分を持っていない人」にうつるので、魅力を感じません。

最初に少しふれましたが、好きじゃない人に好かれてしまうのは、好きじゃない人には自分軸で行動しているからなんですね。

「よく思われたい」と思わないから自分軸でLINEができたりコミュニケーションができるので、そういうところに相手は魅力的に感じます。

人は、自分の思う通りに動いてくれる人には魅力を感じないもの。

だから、自分の思い通りにならないような相手を追いかけてしまいます。

好きな人に「よく思われたい」をやめると好かれる

「よく思われたい」と思っていると、たしかに思いっきり嫌われることはないかもしれません。

しかし思いっきり好かれることもありません。

会話のなかで「◯◯さんって、すごくいい人だよね〜」と噂をされるような人にはなっても、特別惹かれる存在になるかと言うと、そうじゃない。

それよりも、自分の「素」を見せてくれる相手に、人は惹かれます。

自分の「素」を見せることって、慣れていない人にとったら怖いことかもしれません。

「素を見せたら嫌われる」と思うかもしれません。

だけどそれこそが自己否定。

自己否定をしてしまう人は「こんな私は好かれない」と潜在意識にインプットされてしまっているので、好きな人に好かれそうになると拒否してしまうんです。

「好かれない」と思っているのに「好かれる」という矛盾を、潜在意識は埋めようとするんです。

つまり潜在意識は「好かれない」現実にあわせようとします。

最後は潜在意識の話になってしまいましたが、「自分の素を出したら嫌われる」と思って「よく思われたい」と思ってしまうのなら、

まずは、そのままの自分を受け入れることからはじめてみるといいと思います。

自分のダメなところも「これも私の魅力だ!」と受け入れることからはじめてみると、そのうち「よく思われたい」という思いもなくなっていくでしょう。

そして「よく思われたい」がなくなると、好きな人にも好かれやすくなります。

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イトイハナ
イトイハナ
男性心理をはじめとする心理学や潜在意識を学び思考を変え、追いかける恋愛から大好きな人に愛される恋愛を叶えた恋愛ブロガー。