恋愛はもちろん、人生という大きな枠においても、いかに機嫌よく過ごすか、というのはとても大切なことだなぁと感じています。
前回の記事でエイブラハムの「感情の22段階」を紹介しましたが、上のほうへ行けば行くほど、機嫌のいい状態ですね。
機嫌がいい人には、人も寄ってくるし、お金も寄ってくるし、愛も運だって寄ってくる。
私自身、モヤモヤとしていた時期に比べて、わりとポジティブ全開のいまは、現実が全然違って見えます。
機嫌がいい人は、感情を選ぶのが上手な人です。
なにかがあったから機嫌よくいられるのではなくて、機嫌よくいられる感情を選び、機嫌よくいられない感情を選ばないのです。
よく例えられる例ですが、コップに入っている水を「あと半分しかない」と思うか「まだ半分もある」と思うかの違いですね。
機嫌よくいられない感情を選んでしまう人は、他人にばかり矢印が向いていて、自分に矢印が向いていません。
自分に一生懸命になっていれば、他人ってそんなに気にならないものなのです。
だけど、自分に一生懸命になっていないので、いつも嫌いな人や苦手な人のことばかり考えてしまったり、他人の人生を羨みます。
「いいなぁ、私もあれだけ可愛ければ、もっと楽しい人生が送れるのに」
などと誰かの容姿を羨み、誰かの職業を羨み、誰かの暮らしを羨み、そうやって自己卑下をしてしまいます。
だけど、他人の人生は、どうしたってよく見えてしまうものなんです。
私はフリーランスですが、「満員電車に乗らなくていいなんて羨ましい!」「平日に映画を観に行けるの羨ましい!」「好きな時に旅行にいけていいなぁ!」「好きな時間に起きられて羨ましい!」などと、
時間や場所にとらわれないライフスタイルを羨ましがられることは、よーくあります。
しかし!
私だって、他人の人生が羨ましく思うものです。
会社員の人はボーナスがあって羨ましいと思うし、仕事終わりに同僚と飲むのは楽しそう!って思ったりします。
私が恋愛下手で、もがきにもがいて、悪あがきしていたことを知らないから、ただただ「自由な生活が羨まし!」と思うのです。
きっと、あんなに恋愛下手な人生は送りたくないはずです(笑)。
つまり、あなたの人生も、他の誰かから見たら「羨ましい!」って思われるんです、絶対に。
あなたがどんな人生を送っているかは私にはわかりませんが、私から見て、きっと「いいなぁ、羨ましいなぁ」と思うところはたくさんあると思います。
他人の人生をみて「私もあんな風にキラキラした生活がしたい!」とモチベーションが上がるなら、いいんです。
だけど、そうではなくて、他人のキラキラした(ように見える)人生に「なんかイライラする」とか「それに比べて私は・・・」と、ネガティブな感情を抱いてしまうのなら、
そんな感情を選ぶ必要はありません。
自分のためにも、選ばなくていいんです。
よく見えるだけだから!!
他人の人生がよく見えて、羨ましく思ってしまって、「自分も本当はあんな風に幸せな人生を送りたい!」と思っているのだとしたら、
それこそ、そうやって他人ばかりに矢印を向けるのではなく、自分に矢印を向けてあげましょう。
自分の人生に一生懸命にならなければ、いつまでたっても、他人の人生を羨むだけの人生になってしまいます。
そんなの嫌でしょう?
自分の人生は、自分でつくっていくしかありません。
自分の人生の主役は、あなただから。
他人の人生を羨むあなたは、自分の人生の主人公ではなくて、脇役になってしまっているのです。
だから、今日で脇役は卒業して、自分の人生の主人公になりましょう。
自分の人生の主人公になって、脚本を書いてみるのもいいかもしれませんね。
他人の人生が羨ましいと思ってしまうあなたは、もしかしたら、自分がどんな人生を歩みたいのか、ハッキリわかっていないのかもしれません。
これまで他人の人生を羨むばかりだったから。
だから、しっかりと時間をとって自分と向き合って「こんな人生を送りたいなぁ〜」って、楽しく人生脚本を書いてみると、
それに向けて自分の人生が動き出します。
さぁ、自分の人生を自分で進めていきましょう!