ちょっと冷たくしたら彼が追いかけてきた。
そんな経験をしたことがある女性もいると思います。
たしかに追いかけてくれるかもしれないし、
彼が不安になっていつもより連絡をくれるかもしれない。
だけど、これを繰り返していると、
「冷たくすれば、彼が追いかけてきてくれる」
「冷たくすれば、彼が優しくしてくれる」
などと、
あなたの脳にはインプットされてしまい、
彼からちょっと連絡が減ったり、
彼からちょっと放っておかれるたびに、
冷たくすることでしか、彼から思うとおりの反応が得られなくなってしまいます。
そして、ことあるごとに冷たくなる彼女に接するうちに、彼は「またか・・・」と思うことでしょう。
男女の関係といえど、人間関係であるし、長続きする人間関係というのは、そこに信頼関係が必要になってきます。
信頼のない関係は、ながく続かないんです。
冷たくすることで、
彼をコントロールしようとしている関係に、
信頼関係はありますか?
冷たくされる彼の気持ちを考えたことがあるでしょうか?
そりゃ時に怒ってしまうことはあっていい。
だけど、それが自分の思い通りに彼が動いてくれないから、というのであれば、やっぱり自分勝手と言わざるをえないかもしれません。
このブログでも、さんざん「追いかけなければ、追いかけてくる」などと言っていますが、
追いかけない=冷たくする、
ではありません。
追いかけたり、追いかけられたりで、ドツボにはまってしまっている方は、もう「追いかける・追いかけられる」を意識するのをやめましょう。
と、エラそうなことを言っている私も、恋愛をこじらせていた時期には、冷たくすることもありましたし、不機嫌になって気をひこうとしたこともありました。
でも、これは大きな間違いでした。
彼に冷たくするより、
彼を喜ばせるほうが、
断然、いい恋愛関係を築くことができます。
男性はどんなことで喜ぶでしょうか?
それは・・・
「あなたは私にとって必要な存在だよ」
ということを、言葉や態度で伝えることや、
「あなたはスゴイ人だよ」
と、彼の自尊心を高める言動をすること。
などがありますが、
けっして、
「彼を思い通りにコントロールしたい」
という気持ちから、
やらないこと。
これでは、本末転倒です。
あなただって、
本当は彼に冷たくしたくはないはずだし、
彼と楽しい関係を築きたいはず。
純粋に、
「彼を喜ばせたいな」
「彼を嬉しい気持ちにさせたいな」
という、彼を思う気持ちから行動してくださいね。
冷たくすれば追いかけてくれる、
冷たくすれば優しくしてくれる。
冷たくすることで続いていく関係は、
きっと長くはつづきませんから。
「愛」のある行動が、
あなたと彼の関係を強固なものにしていくのですから。