恋愛で悩む女性は、主導権をすっかり男性側に握られている場合が多いです。
男性側に主導権を握られてしまっているから、彼の言動に左右され、振り回されてしまい、苦しくなってしまいます。
しかし一般的には、男性は「恋愛って女性が主導権握ってるよな〜」と思っているもので、うまくいっている恋愛では女性側が主導権を握っています。
もちろん、うまくいっているカップルは、どちらが主導権を握っているという、明確にわかるほどの差がない場合も多いですが、しいて言えば、やっぱり女性が握っている方がうまくいきやすいです。
なぜなら、女性ほうが男性より恋愛中心になりやすいからです。
恋愛相談って、圧倒的に男性からより女性からの方が多いのだそうで、男性は恋愛において、女性にたいして、じつはそれほど多くのことを望んではいないのですね。
恋愛で主導権を握るのはどっち?
恋愛で主導権をにぎるのは、
・余裕のある方
・惚れられている方
です。
主導権を完全に男性に握られてしまっているのだとしたら、あなたが相手に惚れていて、余裕がないから。
そして男性の方は、あなたに惚れられているので、余裕があります。
あなたが追いかけている恋愛をしているのなら、主導権は完全に男性側にあるので、追いかけるのをやめないと、いつまで経っても女性が主導権を握ることはありません。
また、女性の方が「私には価値がない」なんて思っていたりすると、それだけで「余裕」がありません。
「彼を逃してなるものか!彼を逃したら次がないかも…」なんて思いが根っこにあるので、ついつい相手の男性に合わせてしまい、つまり主導権を男性に明け渡してしまうのです。
恋愛の主導権を男性が握るとうまくいかないのは、女性が自爆するから。
男性は「俺に主導権がある」と気づいた瞬間から、さらなる余裕をかまし、そんな態度に焦って不安になった女性は、さらに追いかけるという行動を取ってしまいます。
そうして、ますます男性は余裕ができて、さらに二人の間の温度差が広がっていくのです。
男性だって、本当は「彼女のことを大好きでいたい」のです。
そのためにも、恋愛の主導権は女性が握っているほうがいいんですね。
男性にとって、そもそも女性というのはとっても魅力がある存在で、デフォルトでは価値を感じています。
その価値を下げてしまうのは、他でもない女性自身の行動なんですね。
「私には価値がない」と思って、余裕をなくす行動をとるからです。
恋愛において女性が主導権を握るには?
ある男性の話を聞いて、「あ、この恋愛は完全に女性が主導権を握っているのだなぁ」と感じたことがあります。
その男性の話とは、コレです。
女性からのLINEに「また連絡するね!」と書いてあった場合、自分から連絡しない方がいいよね?
です。
そう、恋愛の主導権を握る方法が、まさにコレです。
「また連絡するね」
「予定わかったら連絡するね」
「会える日わかったら連絡するね」
もしあなたが、主導権を握られてしまっているのだとしたら、同じようなフレーズを男性に言われているのではないでしょうか?
もちろん、男性が相手の女性に会いたくて仕方がなくて「また連絡するね」「予定わかったら連絡するね!」などと言う場合もありますが、
同じフレーズでも、ニュアンスが違うのは、本人たちがよくわかっているはずです。
ふたりの力関係は、ふたりが一番よくわかっているのです。
私も完全に主導権を握られて、恋愛であたふたしている時には、まさにこれらの言葉を言われていました。
そして、ワクワクしたりモヤモヤしたりしながら、その連絡とやらを待つのです。
で、連絡がなかなか来なければ「まだ予定わからない?」なんて追い討ちLINEを送ってしまい、さらに重たい女になってしまうのですね。
恋愛で主導権を握るなら、男性に誘われ、男性に予定を聞かれる側にならないといけない。
私がいつもデートの帰りに「次はいつ会える?」と聞いていた時は、「わかったら連絡する」と言われ、完全に男性側に主導権を握られていました。
いつ連絡が来るんだろう…とソワソワする毎日を過ごしていたものです。
ソワソワがイライラに変わることも多かったです。
だけど自分から「次はいつ会える?」と聞かなくなったら、男性の方から次の約束をしてくれるようになりました。
また、さらにテクニック的なことを書いてしまえば、LINEのやりとりを相手で終わらせてストップさせる、なんて方法もあります。
まだ続いてもいいはずのLINEのやりとりを相手の発言で終わらせることによって、相手は待つ側になり、自分は待たせる側になります。
いつLINEを再開するかは、自分次第、というわけですね。
相手ではなく自分に夢中になると主導権を握れる
まぁしかし、どんなにテクニック的なことをしても、女性の方が相手に完全に惚れてしまっていれば、一度は主導権を握ったとしても、いとも簡単にまた逆転されてしまいます。
私が「次はいつ会える?」と聞かなくなったのは、なにもテクニックを使おうと思ったわけではなく、単純に、心が折れたから。
もう連絡を待つだけの立場は疲れたからで、その男性に対しても少し冷めてきたところもありました。
「会えなくてもいいや」ぐらいの気持ちになると、逆に会える時間を積極的に作ってくれるようになったのです。
あなたが完全に相手の男性に惚れてしまっているなら、主導権を握ろうとする前に、頭の中から彼のことを追い出す時間をつくる方が先です。
四六時中、相手の男性のことを考えている時点ですでに、男性に支配されてしまっています。
そして、そんなあなたとは対照的に、彼は、自分の人生を一番の優先事項に持ってきています。
だったら、あなたも同じことをすればいい。
彼を自分の人生の一番の優先事項にするのではなく、自分を一番にする、ということですね。
自分の人生なのに、自分以外の人を一番にするから思うようにいかないのです。
恋愛で追いかけられる女性、主導権を握っている女性は、もれなく自分が一番です。
一日のなかで彼のことを考える時間を少しずつ減らしていく、と言っても「彼のことを考えないようにしなきゃ!」と思うほど考えてしまうので、
自分のことを考える時間を増やす。
「私はいま、なにがしたいだろう?」などと考えて、自分のことに夢中になる時間を増やしていってみてください。
そうして自分の時間を過ごしていると、知らない間に主導権を握っていたりするんです。