「彼とどうにかなりたい」
「彼に振り向いてほしい」
「彼と付き合いたい」
という感情をずーっと抱えたまま、一向に片思いが進展しないとき。
そんな時は、これらすべての感情を手放すことで、片思いが動き出すことがあります。
むしろ、これらの感情をずっと握りしめたままで、「どうしたら付き合えるのだろう」と頭で考えていても、状況が変わることはありません。
「彼と付き合いたい」と思いつづけて、試行錯誤して、結果つきあえていないのは、「彼と付き合いたいけど、付き合えていない私」が、同じ感情をもちつづけたまま行動にでるからです。
ながい片思いが進展しない女性は、自分でまーったく動かないか、反対に「振り向かせよう」と努力しすぎかのどちらかです。
自分でまーったく動いていないという自覚があれば、動くしかないので、ここでは、「振り向かせよう」と努力しすぎの方に向けて書いています。
「彼と付き合いたい」を手放すと行動が変わる
「彼と付き合いたい」あなたは、そのために、褒めるといい、話を聞くといい、など様々なことを耳にして実践しているかもしれません。
男性を褒めるといいのは本当だし、話を聞いてあげるのもいいのは本当です。
だけど!
「彼となんとしてでも付き合いたい!」という強い感情のもとで行っていれば、いくら話を聞いてあげても、彼はそんなあなたに対して居心地の良さを感じませんし、褒め言葉も媚を売っているように感じてしまうでしょう。
洋服屋さんでも「この店員さん、服を買わせたくて褒めてるな?」というのはわかりますよね。そんな店員さんに「その服可愛いですね、似合ってますね。」なんて褒められても嬉しくないでしょう?
知り合いでも「この人、私を○○させようとしてこんなこと言ってるな?」というのが伝わる時がありますよね。
だから、「彼と付き合いたい」をパッと手放すんです。だって、「彼と付き合いたい」を心に握りしめたままずっと過ごして、それでうまくいっていないのですから。
「彼と付き合いたい」という感情を手放すと、彼に対しての行動が確実に変わってきます。
「彼と付き合いたい」がある時は、旅行に出かけた際には彼にお土産を買っていたかもしれない。だけど「彼と付き合いたい」を手放すと、お土産を買うのをやめるかもしれません。
「彼と付き合いたい」がある時は、彼の褒めポイントを見つけて褒めまくっていたかもしれません。だけど「彼と付き合いたい」を手放すと、わざとらしく褒めすぎず、自然な会話が楽しめるかもしれません。
「彼と付き合いたい」がある時は、彼のLINEに一喜一憂していたかもしれません。だけど「彼と付き合いたい」を手放すと、彼のLINEに踊らされることなく、自分らしくLINEが楽しめるかもしれません。
へんな駆け引きをしなくなりますし、あなたの魅力、あなたのよさが彼に伝わるようになります。
「彼と付き合いたい」を手放すと波動が変わる
「彼が好き」と「彼と付き合いたい」はまったく別の感情です。
だから「彼が好き」な気持ちはもっていていいんです。
むしろ、そう簡単に「好き」が消えることはないでしょうし、ただ純粋に「好き」というのは愛の波動です。
愛の波動は、愛を引き寄せます。
「彼と付き合いたい」を手放すことで、波動が変わり、そうすると引き寄せるものも変わってくるのです。
よく願望は持ち続けるといい!なんて言われたりもしますが、ずっと「彼と付き合いたい」と思い続けてそれが叶っていないのなら、「彼と付き合いたい」の裏(潜在意識)に、「彼と付き合うのは無理かも」という感情があり、そちらが叶っていると考えられます。
だから、いっそのこと「彼と付き合いたい」を手放せば「彼と付き合うのは無理かも」も生まれてこないので、むしろ手放すほうがいいんですね。
そして、「彼と付き合いたい」という感情を手放すことで、自分のなかに空いたスペースができます。
そうすると、そこに、新たな感情がムクムクと湧いてきます。
それこそ新しくやりたいことがポンっと思い浮かび、今よりどんどん魅力的な女性になっていくかもしれません。
「彼と付き合いたい」をずっと握りしめていると、それが重たいエネルギーとなって、新しいものが入ってこないんです。
「これしたい!」「あれやってみよう!」という、あなたを幸せに導いてくれる直感も降りてこないんです。
だから、いさぎよく手放す!
私も執着が取れて重たいエネルギーがなくなってから、会う人に「綺麗になった!」って言われるようになったのを覚えています。
恋が叶ったのも、手放したあとです。
願望を手放したあとに片思いが叶った、彼氏ができた、結婚した!なんて話は私だけではありませんし、ネットで探しても見つかるでしょう。
なにかを付け足すのではなく「手放す」。
手放す勇気ひとつで、状況が変わることがあるんです。