恋愛心理

遠距離だと不利なの!?恋愛における単純接触効果について

単純接触効果という言葉を聞いたことがありますか?

簡単にいうと、会う回数を重ねるほどに好感をもつようになる、というものです。

私ははじめてこの言葉を聞いて意味を知ったときに、あることを思い出しました。

それは、狩野英孝さんがテレビに出はじめた時のことです。

失礼ながら・・・「うーん、この人はあまり受け付けないぞ!」と思ったんです。(だって、ホストのような格好をして、なにが面白いのか全くわからなかった!)

「なんでこんなにテレビに出ているのだろう?」と疑問に思うほどでしたが、テレビで見かける回数が増えていくうちに「狩野英孝、おもしろい!」と、あえて狩野英孝さんが出ている番組を見るぐらいにまで、好感を持つようになりました。

これも、いわゆる単純接触効果ですよね。

テレビで見かけていくうちに好きになっていく、という。

私だけではなく、同じような経験をしている人はたくさんいると思います。

「だったら、好きな人になかなか会えない私はどうしたらいいのー!」って、とくに好きな人が遠くにいて遠距離の場合には不安に思ってしまうかもしれませんが、

私は、恋愛においては単純接触効果は気にしなくていいと思っています。

テレビで見かけるぐらいなら、自分に影響がまったくないから、目にする回数が多くなるにつれて好感をもちますが、

もし、狩野英孝さんが実際に知り合いだったとして、何度も会っていたら、「やっぱり、この人は嫌だなぁ」と、逆効果になっていたかもしれません。

だから、何度も会うというのは、よく働くこともあれば、悪く働くこともあるのです。

「はじめは印象がよかったけど、会ううちに印象が悪くなった」という経験、皆さんもきっとありますよね?

実際に、私は一年の間に数回しか会ったことがない男性から、Facebook経由で「一度、ふたりで食事をしたいです。」と連絡をもらったこともありますし、

はじめて会ってLINEを交換してから、毎日のようにLINEでアプローチがはじまったこともあります。

そのほかにも、たいして会っていないのに、好意をもってもらえるようなことは、何度も経験しています。

(なのに、相手が好きな人となると、恋愛下手を発揮していたのです・・・)

当たり前ですけど、きっと、この男性たちには、私よりたくさん会う女性は何人もいると思うのです。

それでも、私に連絡をしてくれて、お誘いしてくれるのです。

というか、頑張らなくてもたくさん会える女性より、たまにしか会えない女性のほうが、男性にとって価値が高いです。(もちろん、相手にもよるし時と場合にもよりますが・・・)

テレビを見ていても、バラエティに積極的に出演する女優さんは、目にする機会も多く、たしかに親近感がわきます。しかし、ドラマぐらいでしかテレビで見かけることのない新垣結衣さんなどは、やっぱりなんだか一目置かれていますよね?

(そういえば、今のようにSNSが流行る前、芸能事務所の人たちは、俳優さんをあえてあまり露出させないことで価値をコントロールしていたのだそうです。)

そりゃ、会う回数が多ければ、それだけ親しくなる機会もあるし、どこかで意気投合して、そこから恋愛に発展するかもしれません。

だけど、たまにしか会えない女性は、次いつ会えるかわからないから、男性だって勇気をふりしぼって連絡をしたり、誘ったりするわけです。

Facebook経由で連絡をくれた男性も、最後に会ってから3ヶ月以上経ってから、連絡をくれました。

そもそも、単純接触効果は10回ぐらいまでが勝負と言われており、それ以降はそれほど効果を発揮しないのだそうです。

単純接触効果は、仕事などでは効果を発揮すると思いますが、恋愛ではそれほど気にしなくていいし、むしろもっと違うことに目を向けるべき!です。

私は恋愛において単純接触効果を意識したことが全くありません!!

会う回数よりも質、だと思っています

そして、単純接触効果は実際に会うだけではなく、LINEなどのツールでも効果があると言われていますが、それって言ってみれば「好きな人には積極的にLINEをしなさい!」ってことですよね?

恋愛マスターの方々が口を揃えて言う「連絡をしすぎない!」とは真逆です。

あくまで、単純接触効果は仕事で関わる人に親近感を持ってもらうとか、友達関係の構築では効果を発揮するものであるとは思いますが、恋愛はまた別。

だから、好きな人になかなか会えないという遠距離のみなさんは、極度に不安にならなくても大丈夫ですよ。

ABOUT ME
イトイハナ
イトイハナ
男性心理をはじめとする心理学や潜在意識を学び思考を変え、追いかける恋愛から大好きな人に愛される恋愛を叶えた恋愛ブロガー。