むかし、「男は火星からやってきた、女は金星からやってきた」というフレーズが流行りました。
男と女は全然ちがう惑星からやってきたのだから、全然ちがって当たり前。
お互いを理解できないのも仕方のないこと。
だから、お互いの心理を学んで、お互いの心理を知ることによって、溝はうまる、ということです。
たしかに、男性と女性には、考え方など異なる部分が多くあります。
女性が恋愛の場面で不安になったり、悩みを抱えるのも、男性心理を理解していないから、というのが大きな原因だと思いますし、
わたし自身も、男性心理を学ぶことによって、無駄に不安になることはずいぶんと減りました。
以前と比べ物にならないぐらいに、恋愛がうまくいくようにもなりました。
しかし、です。
あらゆる場面で、男性心理を持ち出そうとすると、これまた問題です。
「恋愛って難しい・・・」
「恋愛がうまくいかない・・・」
に陥ってしまう原因は、
男性心理を理解していないことであると同時に、なんでもかんでも男性心理に当てはめようとすることから起こります。
たとえば、
好きな人や彼がなかなか会ってくれない時、
「男性はどんな女性に会いたくなるのだろう?」
「男性はどんな女性と一緒にいたいだろう?」
って考えると思います。
男性心理を勉強した(している)私なら、
「男性は一緒にいて居心地のいい女性に会いたくなるよ」
「男性は褒めてくれる女性と一緒にいたいよ」
って、もし友達に聞かれたら、こうゆう風にいろいろと答えると思います。
でもね、
なんでもかんでも「男性は・・・」で考えてようとすると、恋愛が難しく感じてしまいますし、その考え方こそが、恋愛を難しくしています。
男性と女性とはいっても、人づきあいです。人と、人です。
「男性は・・・」って考える前に、
「あなたは、どんな人に会いたくなりますか?」
「あなたは、どんな人と一緒にいたいですか?」
「あなたは、どんな人に会いたくないですか?」
「あなたは、どんな人と一緒にいたくないですか?」
ということなんです。
愚痴ばっかり言う人には会いたくないでしょう?
自分を否定する人には会いたくないでしょう?
人の噂話ばかりの人には会いたくないでしょう?
不満ばかり言う人には会いたくないでしょう?
一緒にいて笑顔が多い人には会いたいでしょう?
一緒にいて楽しい人には会いたいでしょう?
このブログでも何度か登場している、
「好きじゃない人には好かれる問題」
好きじゃない人には、「男性は・・・」ってわざわざ考えてコミュニケーションとりませんよね?
でも、相手はあなたに会いたいと思うし、あなたと一緒にいたいと思う。
それってきっと、相手を好きじゃないにしろ、わざわざ相手を不快にさせるようなことをしていないから。
相手を嫌な気持ちにはさせていないから。
最低限、いい人づきあいができているんです。
なーんにも考えていないから、好きじゃない人とは普通に会話を楽しめたりするんですね。
ところがどっこい!
相手が好きな人、彼氏となると、モヤモヤした不満を抱えてしまって、それが態度に出てしまったり、
なんだか愚痴っぽくなってしまったり、不機嫌になってしまったり。
男性心理がどうこうの前に、人として、どうゆう人と一緒にいたいか、どうゆう人と一緒にいたくないか。
なんです。
たまに不満が出てしまうのは、仕方がない!
人間だもの。
だけど、それが何度も何度も・・・となると、さすがにねぇ。
会いたくなくなりますよねぇ。
「彼がなかなかLINEをくれない・・・」
というのも、
もちろん、忙しいとか、LINEが苦手とか、いろいろあるにせよ、
彼があなたとのLINEで、不快な気持ちになったことがトラウマになっている可能性もあります。
・LINEで責められる
・LINEで不満を言われる
・LINEで感情をぶつけられる
LINEだと顔をあわせていない分、言いたいことが言えてしまいます。
相手が嫌な気持ちになる言葉も、つい感情的になって平気で言えてしまうことがあります。
心当たりはありませんか?
「彼女とLINEをすると、責められたり感情をぶつけられるんだよなぁ・・・」
って彼が思ってしまえば、LINEをしたくはなりませんよね。
(でも、挽回はできるので大丈夫!時間が経てば、嫌な記憶は消えていきますから)
これもやっぱり、男性心理どうこうの前に、人として、です。
人として、相手を嫌な気持ちにさせない。
恋愛を難しくしてしまっている人は、このポイントを忘れているように思います。
これを忘れて、男性心理でどうにかしようとしても、そりゃうまくはいきませんよね。
簡単なことなんです。
あなたはどんな人と一緒にいたいですか?
あなたはどんな人と一緒にいたくないですか?
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