「自分でやったほうが早い!」
「彼にお願いしなくてもできる!」
「彼に面倒をかけたくない!」
などの理由で、
男性が女性に尽くす機会をうばってしまうと、ふたりのバランスが崩れてしまう、と感じています。
と同時に、
女性には母性本能がありますから、
ついつい、
彼にあれこれやってあげたくなってしまう。
彼を気にかけたくなってしまう。
(これまでの恋愛では、よかれと思って、私は男性に尽くしまくっていました・・・結果、関係はこわれてしまいました・・・)
女性に尽くされた男性は、ありがたいとは思うものの、嬉しいとは思いません。
本当は自分が尽くしたいからです。
自分が彼女の役に立つことで、
彼女から「ありがとう」と感謝されたいからです。
男性が尽くして、女性が感謝するというバランス
これが、ふたりの関係を保っていく秘訣です。
というのも、
最近、彼があまりに忙しそうにしているので、
これまでなら、彼にお願いしていたことを、自分でやってしまいました。
まぁ、自分でできないわけではないし、
(ちょっと面倒だけど)
彼は忙しそうだし、
ここは私が自分でやるべきだろうと、
へんに気を遣ってしまったんですね。
しかし!
このへんな気遣いは、まったく不要なものでした・・・。
彼は、自分の出番が奪われてしまったことが、悲しかったようです。
せっかく彼女の役に立てるのに!
彼女から「ありがとう」って言われたいのに!
その機会が奪われてしまったこと、
私が彼を頼らなかったことが、
ショックのようでした。
ふたりの関係が慣れてくると、
彼に頼ることを忘れてしまうこともあるんですね。
そうゆうのが、最近はつづいていたので、
彼も不満がたまっていたのでしょう。
男性に頼る、男性に尽くしてもらうのは、女性からの一種の愛情表現です。
「あなたを信頼しています」
「あなたを認めています」
と伝えることになるからです。
女性が、男性から心配されなかったり、気にかけてもらえなかったりして(いわゆる放置状態ですね)、彼から愛情を感じられないと、悲しくなったり、不満に思ったりしますよね?
それとおんなじことです。
「ちゃんと頼ってほしい」
「なにかあったら言って」
と、言葉にして伝えてくれるので、
こちらとしても彼の不満が爆発する前に気づけます。
だから、
女性のみなさんも、
彼への不満が爆発する前に、
「こうしてほしい」
を言葉にして伝えていいんです。
不満が爆発してしまうぐらいなら、
その前に、ちゃんと伝えることを、怠らないこと。
男性だって、理由もわからずに彼女が不機嫌になられても対処のしようがありません。
余計に面倒がられるだけです。
にしても!
女性からしてみれば、
彼女が忙しいからと、彼が気を遣ってくれたら、嬉しい、って思っちゃいますよね。
やっぱり女性は、こうやって気にかけてくれることに、愛情を感じますよね。
つくづく、男性と女性は違う生き物なのだなぁと感じます。
さて。
男性が尽くして、女性が感謝する。
女性は感謝することを、くれぐれも忘れないように。
男性はたしかに尽くしたい。
でも、彼女がそれを当たり前だと思って感謝しなくなれば、男性はなにもやらない男になってしまいます。
いやいや、彼はなにも尽くしてくれない!
という女性もなかにはいるかもしれません。
それはもしかしたら、あなたの頼み方に問題があるのか、あなたが何をしてほしいのかわからないだけではないでしょうか?
前者の場合は、
彼が、あなたにただ利用されているだけ、と感じているのでしょう。
または、あなたが頼みごとをして、
彼がちょっと口ごもるようなそぶりを見せたら、
「もういい!自分でやる!」
となってしまっているとか。
男性は、嫌がるそぶりを見せたからって、本当に嫌がっているわけではないことがあります。
結果、男性が彼女のお願い事をきいて、自分がやったことに「ありがとう」って感謝されると、それで満足感を得ますから!
そして、後者の場合は、
ちゃんと、あなたがしてほしいことを伝えてくださいね。