ココロを磨く

もっと若かったら…と年齢を気にしてしまうアナタへ

私が大学生の頃、母親に「留学でもしたら?」と言われました。

当時は友達と遊ぶのも楽しくて、日本を離れるなんて全く考えておらず、「行かない!」という選択肢しかありませんでしたが、しかし今になって、「あー学生のうちに長期留学しておけばよかった!」と思うことがあります。

(その後、海外には暮らしましたが、英語が話せないのです!英語が話せなくてもなんとかなるものです。だけど、やっぱり流暢な英語が話せたらなぁ、と思うのです。)

日本にいると、どうしても、女性は若い方がいいよね、という思い込みをなかなか拭えなかったりしますよね。

「もっと若かったら、留学したのに」
「もっと若かったら、新しいことに挑戦するのに」
「この年で、彼氏ができるだろうか」
「この年で、結婚できるだろうか」

(これらは全部思い込み!40歳をすぎても、50歳をすぎても、留学、起業、結婚する人いますものね)

と、年を重ねるにつれ「あー、まだ20歳ぐらいだったら、まだ25歳ぐらいだったら、まだ30歳ぐらいだったら・・・まだ35歳ぐらいだったら・・・」と思ってしまうことがある女性も、少なくないと思います。

だけど!

正直、今の自分の方が好きじゃないですか?

結局、いまの自分が一番好きだったりしませんか?

私は、いまの自分が一番好きだなぁと、本気で思います。

そりゃ昔にくらべてお肌のハリはないかもしれないけれど、今の顔の方が好きだし、昔より体重は落ちにくくなったけど、運動している今の自分の体の方が好きだし、

たくさんのことを学んで、いろいろなことを経験して、いい大人になったなぁ、と思います。

私はいまの自分の考え方が好きだし、いまの生活が好きです。

「ない」を見れば、不満も出てくるけれど、なんだかんだ今の自分の方が好きだなぁって思います。

みなさんも、きっとそうだと思うんです。

だって、誰もが「今より、よくなりたい!」と思って生きてきているでしょう?

だから、今の自分は、昔の自分よりいいはずなんです。

変化って、一日一日で目には見えないけれど、毎日、毎日、みんなよくなっています。

なにより、今の自分を否定してしまっては、自分がかわいそうすぎます。

そうやって自己否定をするから、「あーもっと若ければ」なんて考えてしまうんですね。

そして、自己否定からは何も生まれないのです。

これまで、どんな辛いことがあっても、ずっと一緒にいてくれたのは、自分ですよ。

悔しくて悲しくて、ワーワー泣いたときも、自分だけはそばを離れずにずっと一緒にいたでしょう?

そう思うと、もっと自分を大切にしてあげたいなぁ、って思うでしょう?

ずっと一緒にいてくれて、ありがとうって気持ちになるでしょう?

今の私を受け入れてあげたい!って思うでしょう?

むかしの自分にはなくて、今の自分にはあるものって、やっぱり知識や経験だと思うんです。

とくに経験って、月並みな言葉ですが、本当に財産です。

年を重ねたからこそ様々なことを経験してきているし、味のある、深みのある、今のあなたがいます。

今のあなたには、経験を重ねたからこその色気が、あるんです。

そういう、あなただけの色気に、人は惹かれてしまうものなんです。

だから、これから先も、どんどんいろいろなことを経験していきましょうよ!

時間だけは、どうしたって戻すことができません。

考えても、考えても、どうしようもないこと、つまり「もっと若かったら」なんて考えても、闇雲に時間が過ぎていくだけで、本当になにも生まれない。

みんな、同じように年を重ねていくし、平等なんです。

年を取るのは、あなただけじゃない!

大切なのは、なによりも今です。

今、私はなにをしたいか、です。

そして、私はこれからどんな自分になりたいだろう?

どんな自分でありたいだろう。

どんなワクワクすることが待っているのだろう、と、希望をもってほしいなぁと思います。

だって、未来はまだ何も決まっていないから。

未来をつくっていくのは、今ここからなんですよ。

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イトイハナ
イトイハナ
男性心理をはじめとする心理学や潜在意識を学び思考を変え、追いかける恋愛から大好きな人に愛される恋愛を叶えた恋愛ブロガー。