恋愛は見た目じゃない!と言われます。
これは本当に、そう。
「あの人、すごく綺麗な人だね〜」と周りから言われる女性だって、好きな人からは好かれない、なんて、世の中にごまんとある話です。
反対に、そこまで可愛くないのにモテる女性だっているし、好きな人に簡単に好かれたりする。
さて、恋愛は見た目じゃない。
しかし正確に言うなら、恋愛は見た目「だけ」じゃない、です。
男性にとって「好き」は雰囲気
男性は、女性にたいして「とびきりの美人」を求めていません。
見た目に関していえば、ある程度可愛ければ、じつはそれでOK!だったりします。
男性が好きになるのは、なんとなーくの雰囲気です。
男性はたしかに視覚を重視するので、見た目は大事ですが、彼らが見ているのは見た目もひっくるめた雰囲気なんです。
同じような顔をしていても、いつもつまらなそうな女性より、笑顔が多い女性のほうがモテるのは想像がつくでしょう?
せわしない女性より、ゆっくりしている女性の方がモテるし、焦っている女性より余裕のある女性の方が断然モテます。
だから、いくら見た目を磨いても、「私はまだまだ可愛くない」と悲観的な女性より、「私は可愛い」といまの自分を受け入れている女性のほうが、モテる、そんなものです。
同じ(見た目)レベルの人を好きになる
人は、自分と同じレベルの人と付き合う傾向があると言われます。
これは見た目のレベルが同じだけじゃないので、女性の見た目と男性の地位のレベルが同じなど、さまざまですが、
それでもやっぱり、見た目のレベルもだいたい本人たちには同じに見えています。
だから、いつも好きな人に振り向いてもらえない女性は、もちろん恋愛の仕方に問題がある場合はありますが(しつこく追いかけてしまうとか、感情がコントロールできないとか)、
だいたいの場合、自分のレベルより高いレベルの男性を好きになるからです。
誰もが欲しがるような男性を好きになるから、なんですね。
もし、そんなレベルの高い男性を好きになってしまうのなら、自分がレベルを上げることが優先です。
そうすると、その男性のレベルに見合った見た目が必要になってくるワケですね。
やっぱり見た目がよければトクをする
それでもやっぱり、見た目は大事です。
人は美しいものに惹かれて、心を奪われて、癒されるから。
世界のさまざまな実験でも、見た目がいいとトクをすることは結果として出ており、たとえば美しい人は、性格がいいと思われたりします。
心理学で言う「ハロー効果」によるものですが、美人である人は、他の部分も優れているのだろうと勝手に解釈するんですね。
また、生涯収入においても、美しい人のほうが3,000万円も多いという調査もあり、かつて「サッカー日本代表選手の奥様に美人が多い!」なんて話題もありました。
旦那様の収入を考えると、やはり美しい人は生涯収入も…と、なんだか納得してしまいますね。
そして、「妻」に求めるものの1位が「好みの外見」であったというアンケート調査もあります。
しかしこれに関しては、見た目も含めた全体の雰囲気での「外見」なのだろう、と思います。
恋愛は見た目「だけ」じゃない
私はかつて、恋愛がうまくいっていない時は、見た目を磨くことばかりに精を出していました。(あと、上っ面だけの恋愛テクニックを磨いていた…)
だけど、恋愛は見た目だけじゃないというのは絶対で、見た目に関して言えば、いまの自分を受け入れているかいないかの方がずーっと大切です。
いまの自分を受け入れているから、恋愛ってうまくいく。
自己否定が多いと、恋愛ってうまくいかないんです。
潜在意識に「私はダメだ…」とインプットしつづけ、「こんなダメな自分は好かれない」と言う思い込みが強くなっていくから。
だから無意識に好かれることを拒否してしまったり、知らないうちに恋愛を壊す方向にもっていったりする。
見た目を磨いてとびきりの美人になったところで、内側が変わっていなければ、恋愛は結局うまくいきません。
どんなに綺麗な人でも、好きな男性を追いかけはじめた途端にうまくいかなくなる、なんてよく聞く話だし、
恋愛だけにのめり込めば、たいていの場合はうまくいきません。
もしいつも恋愛がうまくいかないくて悩んでいるのだとしたら、それは見た目の問題ではなくて、それ以外の部分にあります。
まぁ、それでも見た目を磨くのは楽しいですよね。
とくに好きな人がいる時は、「もっと綺麗になるぞ!」とワクワクしますし、見た目によって自分に自信がついたりします。
だから楽しみながら見た目を磨きつつ、自分の内面にも目を向けるようにしてみてくださいね。