恋愛で傷つきたくない!
これまでの恋愛でとても辛い経験をした人なら、こんな風に思っているかもしれません。
私だってできることなら傷つきたくはありません。
しかし、恋愛は人と人との関係です。
距離が近くなれば、傷つくことだってでてくるでしょうし、傷つくことを恐れていれば、深い関係がつくれません。
心が通わない、上辺だけの関係しか築くことができません。
ましてや相手を「好き」となると、そりゃ相手の言動に感情が揺さぶられることはあるってものです。
それが恋愛ってものだから。
あなたの好きな人は、わざとあなたを傷つけようなんて思っていません。
これだけは覚えておいてくださいね。
もし、わざとあなたを傷つけるような人なら、そんな人は好きにならなくていい人です。
とくに片思いをしている場合、「傷つきたくない」と思っていたら、なかなか関係は進みませんよね。
自分は「傷つきたくないから」と動こうとせず、すべて相手からアクションを起こしてほしい!というのは、それはワガママというものです。
相手から関係を進めてくれるのを待っていては、ただ時間が過ぎていくばかりです。
これは、ガツガツ男性を追いかけろ!と言っているのではありませんよ!
そんなことをしては、男性は逃げていってしまいますからね。
そうではなくて、「好き」なら、好きじゃないフリをしない、ということです。
「傷つきたくない!」とは、「失敗したくない!」と、新しいことに挑戦しないことと同じで、恐れて逃げているだけ。
やってみなくちゃわからないし、楽しい恋愛が待っているかもしれないのに。
もちろん、恋愛をしたくないのならいいんです。
だけど、このブログに出会ってくれているということは、「恋愛をしたい」と思っているはずです。
傷つかずに恋愛したい、なんて最初から思っていては、彼氏をつくるのは難しくなってきます。
そして、彼氏がほしいのになかなかできないという人は、どこかで「彼氏がほしいな〜」と思いながら「傷つきたくないなぁ」と思っているから。
知らない間に「傷つきたくない」という思いが、自分にブレーキをかけてしまっています。
潜在意識に「傷つきたくない」がインプットされてしまっていると、自ら男性と深く関わらなくてすむように、遠ざけてしまうのです。
片思いの場合においても、「傷つきたくない」というのが潜在意識に刷り込まれていると、相手と深い関係にならないように、無意識にも遠ざけてしまいます。
うまくいきそうになると、なぜだかうまくいかない方向へもっていってしまうのです。
5%の顕在意識では「彼氏がほしい!」、だけど95%の潜在意識では「傷つきたくない!」。
こういう場合は潜在意識の声が採用されてしまうのですね。
恋愛は、人と人との関係です。
人を本気で好きになれば、傷つくことだって出てきます。
「恋愛で傷つきたくない」という気持ちは、もちろん女性だけのものではなく、男性にだってあるもの。
そして「傷つきたくない」という思いで近づいてくる男性というのは、どこかに壁を感じさせます。
「この人は私と本気で向き合う気はないんだなぁ」というのを感じさせるんです。
これは女性の場合も同じで、
「傷つきたくない」という思いを抱えながら男性に近づいても、相手の男性は、あなたとの間に見えない壁を感じているでしょう。
あなたから「寄せ付けないオーラ」のようなものを感じ、だから男性はあなたに深く関わろうとせず、片思いのまま時が過ぎてしまいます。
傷つきたくない!だけど恋愛がしたい!
という人は、じつは多いです。
あなただけではありません。
だけど、傷つかずに恋愛をするなんて、相手を本気で好きにならない以外の方法が見当たりません。
傷つきたくない!と思っている人がいる一方で、世の中には恋愛している人なんて、それこそ大勢いますよね。
それはやっぱり、恋愛は楽しくて、素敵で、幸せな感情を味わえるものだから。
傷つくこともあるけど、幸せだからです。
恋愛で傷つくことを恐れていたら、恋愛での幸せも手には入らないのです。