花といっても種類も様々ですが、基本的な育て方というものがありますよね。
片思いを実らせる方法も、この花を育てる方法(綺麗な花を咲かせる方法)にとてもよく似ているなぁ、と最近気づきました。
花を育てるように二人の関係を育てていくと、いつか綺麗な花が咲くように、片思いも実ります。
私が「片思いがちっともうまくいかない」と嘆いた頃は、花が枯れてしまう育て方をしていたんです。
【1】まずは種をまく(片思いの相手にプチアピール)
綺麗な花を咲かせようと思ったとき、まずは種を植えるところから始めないといけませんよね。
片思いで言うと、チラリと好意をアピールしたり、まずは相手に自分の存在を認識してもらうという種まきが必要です。
しかし!
なかなか芽が出ないからと言って、水をあげすぎてしまえば、芽が出るまえに腐ってしまいます。
片思いでも、相手と急速に距離を縮めようとLINEを送りすぎたり誘いすぎたり、ガツガツと攻めすぎてしまえば、恋愛の芽が出るまえに関係が終わってしまうことがあります。
まずは仲良くなることが大切なんですね。
また、あまり種を深い場所にまきすぎれば、芽は出ません。
恋愛も、あまりに慎重すぎて相手に1mmも伝わらないような方法で近づいても、一向に芽は出ないでしょう。
【2】日当たりのいい場所で育てる(彼を虜にする太陽のような笑顔とあたたかさ)
そして芽が出たら、日当たりのいい場所に移動させます。
太陽ような笑顔と太陽のようなあたたかさで、片思いの好きな人を虜にしましょう。
決して童話『北風と太陽』の北風のように、力づくで彼を振り向かせようとするのではなく、太陽によって旅人が自らコートを脱いだように、
彼が自らあなたを好きになるようにすることが大切です。
「私を好きになって!」と言われて、男性は好きになりません。
自分から好きになった女性を手に入れたいのです。
私の片思い失敗パターンは「どうにかして振り向かせよう」と北風になってしまったことです。
片思いを日当たりのいい場所で育てず、北風が吹くような寒い場所で育ててしまったために、片思いが実りませんでした。
【3】水をあげすぎない(好意をあげすぎない)
水はあげすぎればいいというものではなく、土の表面が乾いてきたら水をたっぷりあげるのがコツです。
花を育てる時にはこのメリハリがとても大切で、植物が枯れてしまう原因が水のやりすぎということが多くあります。
片思いも、おなじ。
片思いをしている男性の恋心が育つ前に、あなたからたっぷに愛情・好意をあげすぎないことが大切です。
まだ、あなたへの恋心が育っていないうちに、愛情たっぷりのLINEをしすぎたり、好意を伝え過ぎれば、植物が根腐れを起こしてしまうように、彼の心も根腐れを起こしてしまうかもしれません。
一緒にいるときは楽しく過ごして、だけど、会っていない時にはLINEをよこしてこない!
彼女はひとりで楽しくやっているようだ!
こんな女性に、男性はハマってしまいます。
実際に会っているときは好意を感じるけど、会っていない時には連絡が来ないのは脈ありなの?どうなの?と悩む男性はいます。
そして、考えれば考えるほど、好きが募っていきます。
【4】見事に綺麗な花が咲く(片思いが実る)
日光と、メリハリのある水やり、そして肥料をあげることで綺麗な花が咲きます。
日光とは、あなたの笑顔、やさしさ、包容力。
水やりは、あなたの愛情・好意。あげすぎるのではなくメリハリが大切です。
そして肥料は、片思いを進展させるちょっとしたスパイス。
可愛い嫉妬(お付き合いをしていない時は、軽く可愛くね!)やワガママなど、ちょっぴり恋人感を匂わせる行動は、片思いを実らせるスパイスになってくれたりします。
具体的な行動は以下の記事も見てみてくださいね。
土・土台が大切(恋愛はマインドが大切)
花を育てるとき、なにが大切かというと、土台となる土です。
水はけがよく、一方では水分を一時的に保つ保水性は必要で、また保肥性も備えた、いい土が必要となります。
土台がよくなければ、水やりをしても日光に当ててもうまくは育ちません。
これは恋愛で言うところのマインドの部分になります。
片思いが実るも実らないも、マインドが占める部分は大きく、「私なんてどうせ好かれない」なんて思っていれば、好きな人の下手に出てしまい片思いは実りにくくなるし、
嫌われることを恐れすぎればぞんざいに扱われます。
相手に主導権を握られてしまう恋愛(片思い)というのは、「嫌われること」を恐れすぎるからです。
そして好きな人に依存しすぎてしまえば、ひとりの時間をうまく過ごすことができずに重たいLINEを送ってしまうかもしれません。
土台(マインド)を無視してテクニックだけに走っても、運よくうまくはいったように見えても、すぐに問題が起こるでしょう。
早く綺麗な花を咲かせたいと焦って枯らしてしまうのではなく、相手のペースを無視しないで育ていきましょうね。