男性は女性と違って、ひとつのことにしか集中できません。
たまにこうゆう話を男性とした時に、「俺は違うよ!」なんて主張する男性もいて、必ずしもみんながみんな、というワケではありませんが、
基本的には脳の構造の違いから、男性はシングルタスクであり、女性はマルチタスクと言われています。
女性は、仕事をしながら「今日は帰って何作ろう。冷蔵庫にアレがないからスーパーで買って帰ろう。」なんて考えることができますけど、男性にはこれができません。
男性がテレビを観ているときは、話しかけても実は全然聞いていなかった、なんてことはよくあります。
彼がテレビでスポーツ(しかもニュースのひとこま)を観ているときに選手と一緒に体が動いていて、その様子を見ているこちらがびっくり!
スキージャンプの選手と一緒に上半身でジャンプしていました(笑)。
しかも、本人は上半身でジャンプしていたことに、まったく気づいていなかったのです!
とくにスキージャンプが好きなわけではない男性が、それだけ集中してたってスゴイですよね。
さて、女性は好きな人がいる時、大好きな彼氏がいる時、仕事をしながらでも彼のことを考え、料理をしながらでも彼のことを考え、趣味を楽しみながらでも彼のことを考えることができます。
大好きすぎて仕方のない時なんて、もはや寝ている時以外は数分おきに彼のことを考えてしまう、なんてこともやってのけることができてしまいます。
しかし、男性は違います。
好きな人がいるからと言って、四六時中、好きな女性のことを考えるなんてことはしないのです。
仕事中は仕事のことで頭がいっぱいだし、趣味を楽しんでいれば趣味を楽しむことに全力投球です。
だから、男性からLINEの返信がすぐに来ないことにイチイチ悩まなくても、本当はいいのですね。
そんな男性が、好きな女性のことをつい考えてしまうのは、ズバリ、ふとした時です。
仕事の休憩中にひと息ついている時や、仕事が終わって外でご飯を食べて家に帰って、お風呂にゆ〜っくり浸かっている時、お休みの日にポツンと暇な時間ができた時。
そうゆう、ふとした時に好きな女性のことを考えます。
そして、ふとした時に考えてしまうようになって「俺、あの子のこと好きなのかも」と気づくこともあるのですね。
そして、そうやって考えれば考えるほど、その女性のことをどんどん好きになっていくのです。
あなたも、好きな人をことが大好きなのは、たくさん考えてしまうから。考えれば考えるほど、ますます彼を好きになっていきます。
それでは、そんな、ふとした時に考えてしまう女性になるにはどうしたらいいのでしょうか?
【1】連絡をあまり取りすぎない
男性が連絡を待ちわびる時間もなく、定期的に女性から連絡がくれば、ふとした時にその女性のことを思い出すことはありません。
なぜなら、そのうち「連絡がくる」とわかっているからです。
放っておいても連絡がくるから、思い出す必要がないのです。
男性、女性にかぎらず、日常生活のなかに当たり前のように登場する人のことを、改めて、ふとした時に考えることは、おそらくそんなにないはずです。
何か用事があって思い出すとか、その人にゆかりのあるモノを見て思い出すとか、その程度です。
だから、連絡をしすぎることで、男性が能動的に考える時間を奪ってしまうことになります。
あくまで「受動的」ではなく「義務」でもなく、男性が「能動的に」考えることが大切なのですね。
【2】気になる存在になる
そもそも、「連絡をあまり取りすぎない」なんていうのは、男性にとって、相手の女性が気になるからこそ効果があるものです。
ほとんど交流がなければ、残念ながら、それ以前の問題になってしまいます。
それではさて、男性にとって気になる存在になるには、どうしたらいいのでしょうか?
それは、好意があることを示すことです。
といっても、ガツガツアピールするのではなくって、「俺のこと好きなの?どうなの?人として好きなの?友達として好きなの?」ぐらいの好意です。
男性は自分に好意をもってくれる女性が気になります。
だけど、100%好意を確信してしまっては「気になる存在」にはなりません。
あなたも、好きな人のことが気になって気になってしょうがないのは、自分のことが好きかどうかわからないからでしょう?
脈ありっぽいけど、確信できない時でしょう?
男性に笑顔で話しかけることを繰り返すだけでも「もしかして俺に好意があるのか?」って男性は思います。話す時に距離が近いだけでも「もしかして俺に好意があるのか?」って思います。
でも、当たり前ですが、これだけでは男性は好意を確信できないので、相手の女性のことが気になるんです。