思考・マインド

選ばれるのではなく、あなたが男性を選ぶ

TBS系列の金曜ドラマ『凪のお暇』はご覧になっていましたか?

わたしは、ドラマの存在もしらず、たまたまテレビをつけたら第一話の開始30分を過ぎようかとしていた頃で、なんとなーくそのまま見ていたら、「面白そう!」とそのまま最終回まで見続けたドラマです。

そんな『凪のお暇』が、先日、最終回を迎えました。

そこで名言が飛び出しました。

最終回を見ていた方には、この記事のタイトルを見て、ピンと来ていることでしょう。

言葉は一字一句覚えていませんが、覚えている範囲で書いてみますね。

主人公の凪が「小さい頃、花いちもんめが嫌いだった。誰にも選ばれなかったら嫌だなぁって。」

みたいなことを言っていました。

そしたら、おなじアパートに住むおばあちゃんが、凪に言いました。

「花いちもんめは、選ばれる遊びじゃなくて、自分が選ぶんだよ。」って。

自分が選ぶほうが人生楽しいじゃない!って。

素敵な言葉ですよね。

好きな人に自分を選んでもらえるように、もっと可愛くなれるように、もっと綺麗になれるように頑張ることは、けっして悪いことではありません。

好きな人がいるから、可愛くなれるし、綺麗にもなれます。

だけど、好きな人に選んでもらうという思考で行動をつづけるということは、好きな人の下手に出る、ということです。

このブログで何度も書いていますが、人は自分より下だと感じる人を、ついついぞんざいに扱ってしまうことがあります。

そして、男性は自分より下だと思う女性を好きになるわけではなく、自分より少し上の女性を好きになります、好きになりたいのです。

下手に出ると恋愛はうまくいかないし、恋愛をうまくいかせたいなら下手に出ない。 ものすごく大切なことなので、むかし書いた記事をリニューアルして書いています。 ”恋愛の基本” にしてもいいぐらい、下手に出ないことは大切です。 「好きな人の下手に出ない」 これは男性向けの恋愛ネタとして書かれていたりして、参考として男性向けの恋愛ブログや恋愛本を読みあさっていた時、何度も目にした言葉です。 男性の方こそ、男性にとって女性は尊くて価値のある存在だから、下手に出てしまい、下手に出てしまうことでうまくいかなかったりするのですね。 たしかに思い返してみると、私のことを「好きだー!」と追いかけてきて、下手に出る男性にはちっともなびかなかった。 あなたも、あなたに対して下手に出る男性に心は揺れうごかず、違う男性に恋をしているのではないでしょうか? 下手に出ると恋愛はうまくいかない 私が彼に片思いをしていた頃、彼をものすごく崇めてしまい、下手に出てしまっていました。 それは態度にもあらわれ、媚びたり、褒めまくったり、必ず私でLINEを終わらせるようにしたり、「あなたの都合に合わせますから」なんて感じて、とにかく相手を上の立場にしていました。 私にとって彼が素敵すぎたというのもあるけれど、なにより好かれたかった。 下手に出れば好かれると思っていた…。 テクニックだけで好かれようとしていたので、「男は尊敬されたい」「男のプライドを壊さない」「男を立てる」、そんな知識をうわべだけ吸収し、「尊敬」や「プライド」の意味を履きちがえて、下手に出てしまったんです。 見事にそんざいに扱われるようになり、紆余曲折、すったもんだあっての音信不通。 そりゃそうです、俺に好かれたくてしょうがない女性に魅力を感じるはずがありませんし、魅力を感じない女性からしつこく連絡がくるんだもの、音信不通にだってしたくなりますよね…。 あなたが下手に出れば、相手は上になる 好きな男性を、必要以上にスゴイ存在に仕立て上げてしまうと、恋愛がなかなかうまくいかなくなるパターンに突入してしまいます。 女性が下手に出ることで、必然的に男性は上の立場になり、「そっか、俺は、彼女より上なんだ」と気づいてしまうからです。 そうすると、魅力を感じていたはずの女性が、以前より色あせて見えてしまいます。 「最初は彼から好意を感じていたのに!」という恋愛のあるあるも、そのため。下手に出はじめたのが原因です。 「素敵な女性だなぁ」と思っていたのに、「あなたに好かれたいです!」的な態度で接してくるものだから、「あ、なんか違うかも」となるんですね。 「あなたのことが好き」と「あなたに好かれたい」では、相手の受け取る印象もずいぶん違います。 そして女性が下手に出てしまうと、ふたりの間での主導権を、男性が握ることになります。 男性にくらべて恋愛の比重が大きい女性にとって、恋愛では女性が主導権を握ったほうがうまくいきやすいですし、 男性が主導権を握ってしまうと、付き合う付き合わないや、会う会わないなど、すべての決定権が男性にあることになります。 女性にとって苦しい恋愛になるんですね。 ちょっと上にいる人に魅力を感じる 人は、なんとなく自分のレベルを相対的に感じていて(思い込みだったりもするんだけれど)、自分よりちょっと上にいる人に魅力を感じます。 すっごい上にいる人にも、そりゃもちろん魅力を感じるけれど、とくに男性は、頑張れば手が届きそうなぐらいの、ちょっと上にいる女性に惹かれます。 男性は追いかけたい生き物ですが、手が届かない女性も追いかけないし、ましてや自分より下の女性も追いかけない。 大切な時間やお金をつかって追いかけるのです、可能性がありつつも、それ相応の価値のある女性じゃないと追いかけません。 と考えると、「どうか私を好きになってください!」という、かつての私のような女性に、わざわざ大切な時間やお金を使おうなんて思わないですよね…。 男性って、好きになった女性には、ずっと追いかけたい対象でいてほしいんですよね。 ずっと、俺にとっていい女でいてほしいんです。 と言っても、あくまで対等でOK! 要するに、好きになってほしいあまりに、媚びて下手に出なければ、それでいい。 「私を好きになってくれませんか?」をやめる もしあなたが、好きな男性からぞんざいな扱いを受けていたり、すっかり「都合のいい女」になってしまっているなら、あなたが彼にたいして下手に出ているからでしょう。 相手の男性も「俺が上だ」と気づいているから、そんな態度をとってしまいます。 男性だって、女性にたいしてぞんざいに扱いたくないし、男性にとって「大切にしたい」と思える女性がいることは幸せなことなんです。 そんな女性に、なってあげましょうよ! 今からでも遅くありません、「私を好きになってくれませんか?」というスタンスで好きな男性に接するのをやめましょう。 そもそも男性にとって、女性は尊くて、価値のある存在です。 女性が自分から立場を下にもっていっているだけ。 勝手に下手にでて、自分で下げてしまったあなたの価値を、本来に価値に戻してあげればいいだけです。 下手に出ない方法って、「私は価値のある存在だ」と自分でそう思うしかない。 自分の魅力を信じていれば、いくら憧れの彼でも、対等でいられます。 おすすめは「私は彼が喉から手が出るほど欲しい、魅力的ないい女」スタンス。 女優のように、このスタンスを演じてみてください。演じるとそうなるから。
下手に出るから恋愛がうまくいかない!下手に出ないで対等に下手に出ると恋愛はうまくいかないし、恋愛をうまくいかせたいなら下手に出ない。 ”恋愛の基本” にしてもいいぐらい、下手に出ないこと...

以前、趣味仲間と飲んでいたとき、そこにいた男性陣が言っていました。

「恋愛って、女性は選ぶ方だからいいよね〜。男性は選ばれる方だから難しい」って。

これを聞いてどう思いますか?

好きな人に選んでもらうことばかりを考えていた方は、「えっ?男性ってそんなこと思ってるの?」って驚いたかもしれませんね。

だから、もしかしたらあなたの好きな彼も、「男性は女性に選ばれる側」と思っている可能性だってあるし、その可能性は大きいとも言えます。

男性は選ばれる方、ということはつまり、

恋愛とは、男性が好きな女性に振り向いてもらえるように、あの手この手でアプローチを頑張って、選ばれるように努力をするものだ。

と、男性側は思っている、ということです。

だったら、好きな人に選ばれるんじゃなくて、「私が男性を選ぶ!」という発想の転換をしてみましょう。

行動は思考から生まれるものです。

だから、考え方を変えれば行動も変わってきます。

「私が男性を選ぶんだ!」という考え方のあなたは、好きな彼に対してどのように接するでしょうか?

きっと、今までより自分らしくいられるようになります。

だって、嫌われる心配はいらないから。

「わたしに嫌われて困るのは、あなたの方よ!」なんて強気でいられます。

もちろん、ここまで高飛車な態度を本人を目の前にして行わなくていいですからね。

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男性は、その女性がいい人だから好きになるんじゃなくて、その人らしさを感じるから好きになります。

好かれよう、好かれようとしているうちは、残念ながら好かれません。

自分らしさという、あなたの最大の魅力が彼に伝わらないのはもちろんのこと、先にも書いたとおり、好かれよう、好かれようでは、あなたは彼の下になってしまうからです。

好かれよう、好かれようとするあなたは、彼から見て価値をあまり感じられないからです。

好きな人に選んでもらう、じゃなくて、私が男性を選ぶ。

「私はあなたのことが好きだけど、あなたより素敵な男性が現れたらそっちを選ぶから!」ぐらい、女性であることの余裕と、自分らしさという魅力を信じて、そう思ってみてください。

好きな彼のあなたに対する気持ちに変化が見られるかもしれませんよ。

『凪のお暇』のおばあちゃんが言っていたように、「自分で選ぶほうが人生楽しいじゃない!」です。

先日、フリーアナウンサーの加藤綾子さんと、EXILE NAOTOさんの交際の報道がされていました。ある週刊誌のメディア記事のタイトルはズバリ「加藤綾子はなぜNAOTOを選んだか」のようなタイトルでした。

NAOTOさんが選んだ、ではなく、加藤綾子さんが選んだ、になっているのが面白いなぁと思いました。

世の中的?には、やっぱり女性が男性を選ぶ、という図式があり、しかし一方で、NAOTOさんファンの女性にとってみれば「なんでNAOTOさんは加藤綾子さんを選んだんだろう?」って思うんですよね。

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イトイハナ
イトイハナ
男性心理をはじめとする心理学や潜在意識を学び思考を変え、追いかける恋愛から大好きな人に愛される恋愛を叶えた恋愛ブロガー。