いつものようにTverで『あざとくて何が悪いのを?』を見ていたら、弘中綾香さんから衝撃の発言。
「『愛され力』みたいな本を読む」と発言したゲストの松村沙友理さんにたいし、「ああいう本って、誰が読むのかなと思ってた!」と。
じつは私も、これとは反対のことを思っていたことがありました。
「こういう本を読まなくても簡単に彼氏にができて、簡単に愛される人って、私となにが違うのだろう」と考えていたんです。
恋愛本を読みまくっているのに、なかなかうまくいかない私となにが違うのだろう…ってすごく謎だったのです。
周りにもいませんか?
恋愛本なんて読まなくても、なんにも頑張らなくても、簡単に彼氏に愛されている女性たちが!
楽しそうに恋愛をしている女性たちが!
恋愛本を読まないだけなら、ただ活字が嫌いとか、本を読むことにお金をかけたくないとか、そもそも恋愛本を読んでも無駄だと思っているなどいろいろありますが、
恋愛本を読まなくても簡単に恋愛がうまくいってしまう人には、やっぱり何か秘密があると感じていたんです。
今回はそのことについて書いていこうと思います。
恋愛本を読む人ってこんな人
それではまず、恋愛本を読む人の特徴を大きく3つご紹介していきます。
どれか1つというより、この3つに当てはまっている人が恋愛本を読む、そんな気がしています。
【1】恋愛の優先度が高すぎる
恋愛本を読む人は、なにを差し置いても恋愛が一番!
突然好きな人、彼氏からお誘いがあっても、友達との予定をキャンセルしてまで会おうとしたり、いつお誘いがあってもいいように予定を空けておく人、彼氏となにかあると他のことが全く手につかなくなるタイプの人。
恋愛をしていないと生きている感じがしなくて、恋愛をしていないと毎日が楽しくないタイプの人です。
つねに恋愛のことを考えているので、ネットで検索するのも「愛される方法」だったりするワケでで、無料で手に入れられる方法に飽き足らず、当然恋愛本も読むし、なんなら田中みな実さんのように恋愛指南アプリにだって課金をします。
人は自分にとって優先度が高いものにお金を払うのです。
【2】頭で考えて恋愛するタイプ
恋愛をこじらせてしまうタイプの女性って、頭で考えて恋愛する女性に多いんです。
「こう言えば好かれる」
「こうやって甘えれば好かれる」
「連絡を控えるといいらしい」
まるで学校の勉強のように、教科書どおりの恋愛をしようとし、まさに教科書(恋愛本)を買うんですね。
私の昔からの友人に、恋愛の優先度が高かった女性がいます(合コンで知り合った男性と結婚)。彼女は弘中さんのように「恋愛本なんて読んだこともない!」とあっけらかんと言う人で、
恋愛の優先度が高くても、恋愛本を読まずに愛されてしまう彼女は、私のように頭でっかちな恋愛をせず、とことん素直に恋愛をしてきました。
彼女の辞書には「かけひき」なんて言葉もありません。
彼女に恋愛相談をすれば「なんでそんな人が好きなの?」と、至極真っ当な答えがかえってくる。彼女にとって、過去の私のように「雑に扱う男性に好かれようとする」意味がわからないのです。
私は、私のことを雑に扱う男性にたいし、どうしたら私を大切にしてくれて、私を好きになってくれるのかの答えをもとめて、恋愛本を読んでいたのですね。
【3】セルフイメージが低い
恋愛本を読む人は、そもそもなぜ読むのかというと「愛されたい」からです。
そして、恋愛本を読まないと愛される方法がわからないのです。
日本で生まれ、日本で育った私たちは、大人になって日本語を勉強する本を買いませんよね。日本語が読めて書けて、リスニングできて、話せるからです。
だけど中国語を話そうと思ったら、本を読んで勉強するでしょう。なぜなら中国語がわからないからですね。
愛される方法がわからないのは、セルフイメージが低いから。
「このままの私では愛されない」というセルフイメージの低さから、恋愛本を買って勉強し、自分のためじゃなく愛されるために綺麗になる努力をし、家事能力を身につけようと料理を頑張るのです。
まさに過去の私です…。
恋愛本を読まなくても愛される人ってこんな人
【1】恋愛がすべてではない
男性向けの恋愛本って、女性向けのものに比べてうんと少ないです。男性向けのものとなると「モテる方法」だったり「ヤレる方法」だったりしますが、それでもやっぱりそう多くはありません。
男性は恋愛の優先度が低いからですね。
女性のなかにも、恋愛の優先度が低い人はもちろんいて、そういう人の多くは恋愛本は読まないでしょう。読まないけど愛されてしまいます。
なぜなら恋愛がすべてじゃないから、恋愛がうまくいく法則が働くからです。
恋愛以外の時間も楽しめるようになると、思っている以上にすんなりと彼氏といい関係が築けたりします。
【2】愛される方法を知っている
恋愛本を読まなくても愛される人は、愛される方法を知っているから読みません!
私も今となっては恋愛本を読みません、なぜなら愛される方法を知っているからです。
そして愛されるのはテクニックではなくて、自分の内側の問題だと行きつきました。
根っからの愛され女子は、意識的にしろ、無意識的にしろ、このことを知っているんですね。
愛される方法を知っている、とういより、愛されるのはテクニックじゃないと知っていた。だから恋愛本を読まない。
最近は自分の内側をテーマにした恋愛本もありますが、恋愛本というと、相手をコントロールするためのテクニックであることが多いですよね。
だけど外側に答えを求めているうちは、恋愛本ジプシーになりかねません。
たとえば「幸せになる方法」というタイトルの本があったとして、これもやっぱり読む人と読まな人がいますが、幸せは「幸せを見つける力」であり「幸せだと感じられる心」であると知っている人は、きっと本なんて読まないでしょう。
自分の内側の問題だから。
外側に答えを求めているうちは、幸せになる方法を探して本を読むのです。
【3】セルフイメージが高い
恋愛本を読む人は「愛される方法」がわからないから、愛される方法を知りたくて読みます。
恋愛本を読まなくても愛されてしまう人には、「私は愛される」というセルフイメージの高さがあり、だから「恋愛本を読む意味がわからない」のです。
たとえフラれても、自分の価値と結びつけないんですね。
なぜなら「私は愛されていい存在」だと思っているから。
恋愛ってセルフイメージがものすごく重要です。
人はセルフイメージ通りに行動をするので、「私は愛されない」と思っているから、好かれようと媚をうり、嫌われないように我慢をします。
「私は魅力がない」と思っているから、そもそも好きな男性に近付けなかったり、恋愛にたいして臆病になります。
一方で「私は愛される」と思っている人は、嫌われることを恐れない恋愛ができ、嫌われることを恐れないから愛されてしまいます。
しかもセルフイメージが高いと「私をぞんざいに扱う人」に固執しません。自分にふさわしくないからです。だから、愛される恋愛ができるのですね。