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ありがたいことに、ブログを読んでくださっている方から、たびたびメールをいただきます。
わざわざ感謝の気持ちを伝えてくれる方が多く(こちらこそありがとうございます♡)、あわせて「おすすめの恋愛本を教えてほしい」という質問もとても多くいただきます。
私は何百冊読んだかわかりません。
なので、おすすめを聞かれて、正直どれを選んだらよいかとても迷うのです(みなさん年代も状況もバラバラですものね)。
しかし今回、幸せな恋愛をする上で、女性におすすめしたい恋愛本を、超個人的なセレクトにてブログでご紹介することにしました。
現在は自身の恋愛に悩むことがなくなり、願望実現や心理学などに関してより専門的な本を好んで読みますが、今回ご紹介するのは、私自身が恋愛の悩みの渦にいた時に救われた本を中心にピックアップしています。
本というのは不思議なもので、自分の心の状況によって、はじめて読んだ時は全然ピンと来なかったけれど、時を経て改めて読むと腹落ちすることはよくあります。
昔は引っかからなかったフレーズが、年を重ねて響くこともあります。
現在のみなさんの琴線にふれるかはわかりませんが、みなさんが幸せな恋愛をする上で、参考になれば幸いです。
(後日、「そう言えばあの本もあった!」と思い出した場合や、新しく読んだ本を紹介したくなった場合は更新していきます)
【1】ベストパートナーになるために(ジョン・グレイ著)
「男は火星から、女は金星からやってきた」というフレーズで世界的にベストセラーとなった『ベストパートナーになるために』。
文庫本が発売されたのは、なんと2001年とのこと。
その後2013年に新装版が三笠書房から発売され、現在はKindleでも読めるようになっています。
私もずいぶんと昔に読んだことはありましたが、最初読んだときは、あまり響きませんでした。
なぜなら私の頭の中には「彼氏を変えたい!」「彼氏に溺愛されたい!」という思いしかなく、恋愛テクニック的なものを求めていたから。
しかし『ベストパートナーになるために』が伝えているのは、恋愛における男女の違い。
男性はこういうものであり、女性はこういうものである、ということを教えてくれている本で、やはり当時、愛されないマインドで生きていた私にとって、知識は増えても、実践するのは難しいのでした。
「そんなことより、どうやったら彼氏が思い通りになってくれて、彼氏に溺愛されるのかを教えてくれー!」と思っていたのです。
時を経て…この本は恋愛中の男女に読んで欲しい本だと個人的には思っています。
恋愛は、相手を変えようとすることではなく、相手を理解することが大切だと、数々の恋愛を経てようやく気づいたからです。
自分を理解しようともしてくれない女性に、男性が歩み寄るはずがありませんよね。
そして彼と向き合うなかで「そうそう、男って本当にそう!」と腑に落ちる言葉がいっぱいで、ずいぶん昔に発売された本ではありますが、現在でも通じるところが多いなぁと思っています。
【2】「愛される女(ひと)」になれる本(ジョン・グレイ著)
ジョン・グレイ博士の本はすべて読んでいるとは思うのですが、手元に残っているうちのもう一冊が『「愛される女(ひと)」になれる本』です。
女性向けかと思いきや、男性にも読んで欲しい内容で、お互いがこの本を読めばすれ違いはなくなるのではないかと思っています(彼氏にこの本を読んでもらうのはハードルが高いかもですが)。
女性に関しては、彼氏(または夫)にたいしてイライラしたり、「なんで男ってこうなの!」と思ったときにページを開くと、不安が安心に変わるでしょう。
そして博士は男性だけでなく、女性の気持ちにも精通しているのだなぁと感じずにはいられません。
男は女性に「特別な扱いをされている、関心を持たれている、大事にされている、信じられている」と感じさせることが大切で、女性は男性に「信じられている、受け入れられている、感謝されている」と感じさせることが大切。
ね、女性の気持ちもよくわかっていますよね。
そして、この『「愛される女(ひと)」になれる本』は秋元康さんが翻訳されています。
恋の歌をたくさん世に排出している秋元康さんによる「あとがき」も、あとがきとは思えないボリュームで、ぜひそちらも読んでいただきたいです。
あとがきから、ひとつ、心に響いた文章をご紹介させていただきますね。
彼女がいつも自分を待っていて、彼女の思うことは手に取るようにわかり、彼女のことはなんでも知っているという状態になった時、男の気持ちは、その女性から離れていくだろう。
のちほど紹介する本『The Rules Japan 恋と結婚の“ルールズ”』にも同じようなことが書かれています。
すべてを見せすぎない、これは大切です。
【3】新版 自動的に夢がかなっていくブレイン・プログラミング(アラン・ピーズ / バーバラ・ピーズ著)
恋愛に特化した本ではありませんが、脳科学についてわかりやすく書かれている本です。
もともとは2017年に出版された本で、2022年3月に「新版」が発売されました。
このブログでも「RAS(網様体賦活系)」については何度か触れていますが、「RAS」の性質についてより詳しく知りたい方は、ぜひ読んでみてください。
RASとは脳のカーナビ。
カーナビに目的地を入力すれば連れて行ってくれるように、RASに目的地(願い事、こうなりたい未来)を入力すると、そのゴールに向けて動き出します。
幸せな恋愛をするには、男性心理を学ぶことやマインドを整えることは大切ですが、脳を味方につけて幸せな恋愛を叶えることも重要だと思っています。
RASに「私はこんな恋愛をするんだ!」「私はこんな幸せな未来を凄んだ!」とインプットしてあげることで、幸せな恋愛に向かうことができます。
もしRASにインプットされているのが不安でいっぱいの未来だったら…おそらく本で男性心理を学んでもそれを活かすことはできず、それ以前に、幸せな恋愛につながるはずの文章を見落としてしまうかもしれません。
ところで、著者のアラン・ピーズさんとバーバラ・ピーズさん。じつは、日本でも一大ブームを巻きおこした『話を聞かない男、地図が読めない女』の著者なのです!
【4】ベストパートナーと宇宙一カンタンにつながる方法(堀内恭隆著)
女性性と男性性について探究心旺盛な堀内恭隆さんが書いた本『ベストパートナーと宇宙一カンタンにつながる方法』。
男性のなかにも女性性はあり、女性のなかにも男性性があります。その割合は人それぞれですが、この本では男性性と女性性について、物語形式で詳しく教えてくれています。
前編が男性目線の物語、後編が女性目線の物語。そして最後は…。
なぜこんなに女性の恋愛事情がわかるのだろう…というぐらい「そうそう、ああるある!」と頷かずにはいられません。
女性はもっと自由でいいし、自分の気持ちに正直に生きる。そうするとなんだかうまくいっちゃうし、自分の気持ちをごまかすからうまくいかない。
女性は「選ばれる」のではなく、男性に選ばせてあげる。そして「選ぶ女性」が、実際にそうなる。
自分の気持ちを選びつづける限り、誰もあなたを手に入れることはできない。だから何度でも、彼はあなたを欲しくなる。
男性性は一直線だけれど、女性性は気まぐれで揺れ動くもの。
昨日はこうだったけど、今日はこんな気分、というのが普通にある生き物です。
揺れ動く自分の気持ちに正直に生きていれば、男性はあなたを攻略することができず、いつまでも飽きさせない女になるわけですね。
【5】世界一!愛されて幸福になる魔法のプリンセスレッス(上原愛加著)
「ふんわりまろやか」のフレーズでおなじみの上原愛加さん。『世界一!愛されて幸福になる魔法のプリンセスレッス』がはじめての著書だと思います。
まさに「自愛」の先駆け!ではないでしょうか?(その前にもあったのでしょうか?)
2008年に発売された本で、私がこの本に出会ったのはもう少し後。かなりフワフワとした世界観ですが、当時の私は上原愛加さんの世界観にハマり、それ以来、ほとんどの著書は読んでいます。
『世界一!愛されて幸福になる魔法のプリンセスレッス』で書かれているのは、以下のようなこと。
・自分を大切にすること
・感謝の気持ちをもつこと
・自分にダメ出ししないこと
・信じること
・望む未来を描くこと
ふんわりしていますが、内容は的確。同じようなことをかしこまって書いている本もたくさんありますが、女の子らしい優しい気持ちになれるのが、上原愛加さんの凄さだと思います。
【6】365日夢のように愛される♡プリンセス・ルールズ(上原愛加著)
上原愛加さんは数々の本を出されており、ほとんどの本を読んだことは先ほども書きましたが、今手元にあるのが、先に紹介した本と、こちらの『365日夢のように愛される♡プリンセス・ルールズ』の2冊です。
『世界一!愛されて幸福になる魔法のプリンセスレッス』は自分の内側をととえることについて書かれた本ですが、『365日夢のように愛される♡プリンセス・ルールズ』は、男性と女性のちがいを、上原愛加さんらしいふんわりとした切り口で解いてくれています。
柔らかくフワフワとしているのに、内容自体はとても鋭く、男女の本質を突いているように思います。
女性にくらべて存在感の欠落している男性。
そんな男性にとって、楽しそうで幸せそうな女性はキラキラまぶしく、魅力的であるということ。
男性は存在感を示すために努力し、勝ち取る。その努力が楽しいのであり、男性の努力を受け取り感謝をするのが女性の役目であること。
などが書かれています。
【7】The Rules Japan 恋と結婚の“ルールズ”(エレン ファイン / シェリー シュナイダー著)
世界的な大ベストセラーとなった『ルールズ』。その、日本人の女性に向けての解説書が『The Rules Japan 恋と結婚の“ルールズ”』です。
Amazonをみると2001年に発売された本であり、ずいぶんと昔です。現代の事情とは少し異なる箇所もありますが、それでもこれまで男性を追いかけて失敗してきた女性は、一度は読んでみるといいのでは?と思います。
書いてあることはかなり過激で、かなり極端です。
この「ルールズ(法則)」に従えば大切にされ愛されつづける、というものですが、このルールズを守れる女性が果たしてどれだけいるだろう…。
実際「このルールズは、破ってしまうことも考えて、厳しく書いてあります。」と書かれています。
少なくとも私はすべてには従っていないし、私はこの本に書かれていることが全て正しいとは全く思いません。
恋愛が楽しくなくなるのではと思ってしまいますが、実際に従っていないのでわかりません。
しかし!本質的なところは抑えられていると思います。
この本が伝えたいことは、以下に集約されるのではないでしょうか。
・自立した忙しい女性でいること
・自分は価値のある女性だと知ること
『The Rules Japan 恋と結婚の“ルールズ”』は、これまでご紹介した本に比べてテクニック寄りです。
具体的に「こうしなさい」と言った行動の部分が書かれていますが、結局、「手に入れたくなる価値のある女」である自覚をもち、相手の男性のことばかり考えるのではなく、自分の時間をもちなさい!と言いたいのだと思います。
デートの直前まではあなたの時間だから、あなたは特別な女性で人生を楽しんでいることを実感してください。その方が余裕のあるいいデートができます。
ありがちな間違いは、今まで自分を好きだったのだから何をしても大丈夫だろうと、自分から追いかけ、なんでも話始めることです。今まで彼があなたを好きだったのは、あなたが彼に無関心ですべてを教えず、謎めいていたからという面もあるから油断してはいけない。
私が愛されない恋愛をしていたとき、思い当たる節がたくさんあります。
大好きな人を追いかけてしまい、うまくいっていない自覚がある女性は、今一度気を引き締めるために読んでみてはいかがでしょうか?