彼氏がいない人からすると「彼氏がいるけど寂しい」なんて贅沢だ!
なんて思いますよね。
連絡が来ないから寂しいとか、会ってくれなくて寂しい、という類のものではなくて、彼氏がいるのに心に穴が空いたように寂しい状態。
一緒にいても、連絡がきてもなんだか寂しいときってありますよね。
私もなんども味わってきました。
むしろ彼氏がいないときより、いるときの方が寂しさを感じていた気がするぐらいで、
「彼氏が大切に思ってくれていないから寂しい」
「彼氏から愛情が感じられなくて寂しい」
と、ずっとそう思ってきたんです。
だけど本当の理由はそうじゃないんですね。
彼氏がいるけど寂しい本当の理由とは
最初は追いかけられていても、いつのまにか追いかけている恋愛を繰り返す女性がいるように、新しい彼氏ができてもやっぱり「彼氏がいるけど寂しい」状態になる女性がいます。
どちらも過去の私なんだけれど、つまり原因は自分にあるんです。
彼氏がいるけど寂しい本当の理由は、「ありのままの自分」を隠しているからです。
嫌われたくなくて、いい子を演じてしまう。
自分の気持ちを隠して、彼氏にあわせてしまう。
本当は観たくない映画だけど、彼氏に「好みが合う」と思ってもらいたくて、「こういう映画好き」と言って、一緒に観る。
という経験は私もありますが、こうして「ありのままの自分」を隠して本当の気持ちを抑え込み、自分のことを無視しているから寂しいんです。
友達でも同じだけれど、つい相手にあわせてしまって、なかなか自分を出せない、自己開示できない相手と一緒にいても、寂しさって解消されませんよね。
心の寂しさは埋まらないんです。
だから寂しいとき、やみくもに誰かに会うより、ありのままの自分でいられる友達に会う、友達の前でありのままの自分を見せていく。
そんな風にするといいと思います。
彼氏が付き合っているのは演じている自分という罠
彼氏がいるけど寂しい女性の多くは、
「彼氏が大切に思ってくれていないから寂しい」
「彼氏から愛情が感じられなくて寂しい」
と思っているかもしれません。
彼氏が大切に思ってくれてない、彼氏から愛情を感じられない、と感じているのも、結局彼氏のまえで「ありのままの自分」でいないからなんです。
「ありのままの自分を出したら嫌われる」
つまり、彼氏がいま付き合ってくれているのは、自分じゃなくて、演じている自分です。
だから本当の自分は「大切にされてない」し「愛されてない」と感じるんですね。
彼氏は大切に思っていても、彼女はそれを受け取っていない。
だから「ありのままの自分」を封じたまま一緒にいても、お互いに辛くなるだけなんです。
彼氏の前で「ありのままの自分」でいる努力
彼氏がいるけど寂しい。
この状態を解消するには、彼氏に対して「ありのままの自分」でいることなんですね。
「愛されたい」と願う女性は、つい「どうしたら彼氏に好かれるだろうか」ばかりに焦点を当てて、好かれるための努力をします。
好かれるための努力をした結果、偽った自分をつくりあげて、ありのままの自分からはどんどん遠ざかっていく。
これじゃあ、ますます寂しくなります。
必要なのは好かれるための努力ではなくて、ありのままの自分でいる努力です。
私も「ありのままの自分」を出すのが本当に怖かったです。
だけど、ありのままの自分を出せない、つまり偽りの自分でいるかぎり、彼氏が好きになってくれたのは「本当の私じゃない」という思いが消えないし(無意識の部分で)、
だから先程も書いたように、彼氏が愛情を注いでくれていても、「愛されてる」とは感じられません。
この負のスパイラルを解消するには、ありのままの自分でいること。
彼氏に合わせるのをやめることなんですね。
ありのままの自分を出せないなんて、自分がかわいそうですよね。
自分を抑え込んでいるだもの、本当の自分が「寂しい」と訴えるのもわかります。
彼氏の前で「ありのままの自分」でいられるようになると、恋愛は楽になるし、楽しくもなります。
「ありのままの自分」を受け入れてくれている感覚って、本当に幸せなんです。
すべてはココにつながっていると言えますが、彼氏の前でありのままの自分でいられるようになるには、やっぱり自分を好きになること。
自分を好きになれば、ありのままの自分でいられます。
一緒にいてもなんだか寂しい、連絡がきてもなんだか寂しい。
それは、愛されてると感じないから。
逆に「愛されてる」と感じていると、連絡がこなくても寂しくはならないものなんですね。