図々しい女性って、あんまり好きじゃないなぁ。
と女性なら思うかもしれません。
私も図々しい女性ってなんか嫌だなぁ〜と感じてしまいますし、実際に、図々しいというと、あまり良い意味では使われませんよね。
しかし男性にとっては、遠慮の塊である女性より、ちょっとぐらい図々しい女性の方が好きです。
そして、ちょっとぐらい図々しい女性はモテます。
「あの女の人、すごく図々しい!」と不満を漏らすのは、同じ女性である場合が多いのも、それを表しています。
図々しい女性って、なんでそんなに図々しいかと言うと、「私は嫌われる」なんて思っていないから。
つまり、図々しい女性って、セルフイメージが高いのです。
「私ってこんなに可愛いから♡」
「私ってすごくモテるから♡」
「私ってすごく魅力があるから♡」
「私って人に好かれるから♡」
と、図々しいぐらいにセルフイメージが高いので、恋愛もうまくいきやすいのです。
人はどうしてもセルフイメージの通りに行動してしまいます。
私は可愛くない、魅力がないと思っていれば、恋愛でも積極的になれませんし、好きな人を必要以上にスゴイ存在にしてしまうので、相手と対等になれません。
そうすると、好きな男性からは下に見られてしまい、それ相応の扱いを受けてしまったりするのですね。
反対に、図々しい女性はセルフイメージが高く、「こんなことを言ったら嫌われちゃうかも」「こんなことをしたら男性に好かれないかも」など思わないので、
たとえば、飲み会でも、図々しい女性はサラダを取り分けることをしません。
なんなら男性に「○○くん、サラダ取り分けて〜」なんて言っちゃうかもしれません。
そうすると、同じ女性からは「○○さん、何にもしないで、食べて飲んで、男と喋って!」とムカつかれてしまいます。
しかしその一方で、男性には「あれ取って〜」「私も、それ飲みたーい!」なんて遠慮することなく言えてしまい、
男性は、せっせとサラダを取り分ける女性より、何にもしないけど、図々しくお願いごとをしてくれる女性に「ズキュン」と心を射抜かれたりするのですね。
私の友人の、旦那さんに溺愛されているAちゃんも、そう。
まぁ、私はAちゃんの図々しさは全く気にならないのですが、「一緒にお茶でもしよ〜」という話になると、
「時間はこれぐらいがいいな〜♪」
「待ち合わせはココがいいな〜♪」
(と言いながら、当日、Aちゃんの都合で変更になったりする)
てな具合です。
「時間はこれぐらいでどうかな?」
「待ち合わせはココでどうかな?」
じゃないんです。
「○○がいいな〜」と「○○でどうかな?」は似ているようで、全然違いますよね。
「いい子でいなきゃ!」と思ってしまう女性は、「○○がいいな〜」なんて図々しくて言えないかもしれませんが、
愛される女性は「○○がいいな〜」と言えてしまうのです。
さて、文章だけ読むと、「なんだかAちゃんって嫌だわ!」と感じてしまうかもしれませんが、なんで私はAちゃんの図々しさが気にならないのかと言うと、
「私を信頼してくれているんだな」というのが伝わるから。
「○○でどうかな?」じゃなくて「○○がいいな〜」は、信頼の証、なんですね。
図々しいにも2種類あって、
単なる傍若無人な女性と、相手を信頼している女性です。
そして、男性にモテてしまうのはもちろん、相手を信頼している方の図々しい女性です。
飲み会のサラダにしても、男性に「私サラダ取り分けるの下手だから、○○くん、サラダ取り分けて〜」なんて、普通の女性は言えません。
だけど、男性にとってみれば「俺を信頼してくれてる」と思わせるのですね。
こういう図々しい女性は、男性と距離を縮めるのが上手です。
だって、そんなに仲良くない人に、図々しいお願いごとって、普通はできないでしょう?
だけど、図々しい女性は、いとも簡単に、そんなに仲良くないうちから図々しさを発揮できるので、男性との距離もスルスルと縮まっていきます。
友人のAちゃんにしたって、「私だから、こんな図々しい態度を見せてくれるんだな」と、私に思わせます。
男性にモテて、大好きな人に愛される女性って、いい子じゃないんですよね、こういう、ちょっとぐらい図々しい女性なんです。
図々しいって、文字だけ見ると嫌な印象がありますが、相手を信頼しているからこそ、図々しくなれます。
そういうところが、男性にとってはたまらなく可愛いのですね。