「男性の生きづらさ」というワードも聞かれるようになりましたが、男性は「男は強くいないといけない」と思っています。
だから軽々しく弱音なんて吐けないし、弱音を吐くなんてカッコ悪くてとてもできない。
ましてや彼女に弱音を吐いたら「嫌われるんじゃないか…」と思ったりもする。
だけど男性だって弱音を吐きたい時はある。
本当は彼女に弱音を吐きたい!
でも吐けない…。
だから彼氏があなたに弱音を吐いたのなら、それはあなたが「弱音を吐くような俺も受け入れてくれる」と思っているからであり、あなたのことを信頼しているからです。
男性にとって弱音を吐ける彼女は、手放したくない彼女になるのです。
それではさて、彼氏がLINEで弱音を吐いたら、どのように返信すればいいのでしょうか?
彼氏がLINEで弱音を吐いたときの返信NGパターン
彼氏にアドバイスはいらない
彼氏がLINEで弱音を吐いたときに、こういう返信はしないほうがいいですよ、というパターンがあります。
その最たるものが「アドバイス」です。
アドバイスを求めているのならいいけれど、そうでないのなら、アドバイスはしないほうがいい。
彼氏があなたに弱音を吐いたのは、「俺を受け入れてほしい」からです。
アドバイスなんてちっとも求めていません。
また、過去の自分の体験を持ち出すのもやめたほうがいいです。
「私もむかし仕事でこんなことがあって…でもこうやって乗り越えたんだぁ」というのもアドバイスの一種。
彼女に慰められたいわけでもないし、プライドを捨ててまで弱音を吐いているのに、女性からのアドバイスはさらにプライドを傷つけかねません。
彼氏に励ましはいらない
また「励まし」もいりません。
しかしこれは時と場合によるので、彼氏が「○○くんなら絶対大丈夫だよ!」「○○くんなら乗り越えられるよ!」という自信がほしい場合は、言ってあげたいフレーズです。
「大丈夫だよ!」と言われて、「そうだよね、俺なら大丈夫だよね」と奮い立たせることができるぐらいの弱音なのか、そうでないのか、彼女としては見極めが必要となってくるでしょう。
どれだけ彼氏のことを理解しているかにかかっています。
もし励ましがほしいわけではないのに「○○くんなら絶対大丈夫だよ」なんて言われてしまえば、今後、彼女にたいして弱音を吐けなくなってしまいます。
ちなみに「仕事疲れたーー!」なんて弱音のうちに入りませんが(というかちょっとした愚痴ですね)、こういう類(たぐい)の弱音は「仕事頑張ってるんだね」と言ってほしいだけです。
彼氏がLINEで弱音を吐いたときの返信OKパターン
彼女に弱音を吐くことを、基本的には「よし」としない男性です。
にも関わらず弱音を吐くということは、よっぽど辛い、しんどい状況なのかもしれません。
そんな時は、これまで書いてきたようにアドバイスや励ましなんて求めていません。
女性でもあるでしょう?
ちょっと職場の人の愚痴を聞いてほしいだけの時もあれば、本当にどうしようもないぐらいに辛くて、しんどくて、誰かにこの気持ちを吐き出さずにはいられない時。
それって支えてほしい時なんですよね。
男性も、彼女に支えてほしくて弱音を吐いたのです。
正直、どうやって返信するかは悩ましいところですが、ポイントは以下の3つ!
・あなたまで暗くならない(暗い返信をしない)
・「そっかぁ」と受け入れる
・「あなたの見方ですよ」というスタンス
彼氏がLINEで弱音を吐いたときに、あなたまで「それは辛いねぇ、苦しいねぇ」と暗くならない!彼氏はますます暗くなります。
基本的には「そっかぁ」と受け入れる。
そして「いつでも話きくよ」とか「私は味方だからね」など男性が少しでも安心するような返信を心がける。
弱音を吐いた俺を受け入れてくれる場所、帰る場所があるというのは、彼氏にとって大きな安心となります。
また「話を聞くことぐらいしかできないけど」というのはいりません!
弱音を吐いた彼氏のことを心配しない
女性には母性があるので、ついつい彼氏のことが心配になってしまうかもしれません。
だけど男性はやっぱり心配はされたくない。
ひと通りLINEのやりとりが終わったなら、彼氏からまたそのことに触れてこない限りは、そっとしておいてあげましょう。
いつもと変わらない様子の彼女に、男性は安心するのです。
「心配しない」というと冷たく感じるかもしれませんが、これは「彼氏ならこの状況を乗り越えられる」「自分の力で決めることができる」と信じていることになるんです。
男性は基本的にはひとりで解決したいと思っています。
だから彼女に弱音を吐くことで気持ちが落ち着き、そのあとは自分で考えたいのです。
男性は男性で、彼女に弱音を吐いてしまったことで、彼女に心配をかけてるんじゃないかと思うものです。
だからこそ、彼氏を心配するのではなく信じる。
そして「あなたの判断を私は受け入れますよ」という味方でいるスタンスでいてあげてくださいね。