二人で食事に行ったりもするし、LINEをしていても、なんだか恋人っぽい感じもする。
単なる仲のいい友達ではなくて、お互いに異性を意識している感じがする。
しかし!
告白されたわけではないし、正式にお付き合いをしているわけでもない。
いわゆる「友達以上恋人未満」の関係が長くつづくと、女性としてはモヤモヤしてやきもきして、どっと疲れる。
「どうにかしたい!」と焦ったところで、彼は、望むような反応をしてくれない。
かといって、自分から告白する勇気もない!(もしくは、それとなく伝えてみても、のらりくらりとかわされる)
さぁ、どうするか。
居心地のいい女性No.1になる
私もこういう「友達以上恋人未満」の関係は経験していますし、私のまわりにも同じように「友達以上恋人未満」の関係を経て、見事お付き合いをし、結婚をした友人もいます。
こういう関係がつづくということは、男性は男性で、今はこの関係を望んでいるということなんです。
彼の気持ちは彼にしかわからないけれど、友達以上恋人未満の関係をつづけるのは、例えば以下のような理由があります。
・彼女でいいのか迷っている
・付き合う責任を背負いたくない
・告白する勇気がない
もし、男性のほうが「彼女は俺にゾッコンだ」と気づいてしまっていれば、この都合のいい関係をつづけるでしょう。
なぜなら、余裕があるから。
だから、もし彼が動き出すとしたら、あなたが離れていきそうだと感じた時です。
しかしこれも、100%彼が追いかけてくるとは限らないし、あなたもまだ、彼のことが大好きなら、少しの間は離れることができても、また戻りたくなるかもしれません。
彼がアクションを起こす前に、また自分から連絡をしてしまう可能性は大きいです。
「もうこんな関係に疲れた」と思って距離を置いても、結局また彼の元に戻りたくなる。
それならば、「彼の恋人になる」という目標は一旦横に置いておいて、彼にとって「居心地のいい女性No.1」を目指してみる。
男性って、お付き合いをする女性に、どこか親友であることを望みます。
私の友人は、好きな男性に告白をして振られてしまったけれど、その後も3年ほど友達として仲良くしていたら、彼から告白され恋人となり、その後、結婚しました。
彼女の場合は振られてしまったので、そこで吹っ切れて諦めがつき、だけどその彼と縁を切るわけではなく仲良くしていたんです。
「彼をどうにかしたい!」という思いがなくなったから、彼女は彼にとって居心地のいい女性になったのでしょう。
男性にとって、「俺をどうにかしようとしている!」と言うコントロールが見え隠れすると、居心地が悪いですからね。
そして男性はどこかで、一度自分のことを好きなった女性は、ずっと自分のことを好きだと思う傾向があります。
だから彼も、告白するリスクが少なかったのかもしれません。
以下の記事でも書いていますが、ジャルジャルの福徳秀介さんは、8年間ほどずっと友達だった女性に、「お付き合いしましょう」という言葉はなく、プロポーズを経て結婚となりました。
こういうこともあるんです。
男性は居心地のいい女性の元に帰ってくる
男性が帰ってくるのは、居心地のいい女性の元です。
男性にとって、仕事や人間関係で疲れた心を癒せるのは、女性の存在であり、そこにきて、あなたまで彼を疲れさせては本末転倒!
疲れたとき、もちろんそうでなくても、会いたくなる、一緒にいたくなるような居心地のいい女性は、最強です。
べつにお付き合いをしていないのだから、あなたは彼のほかに出会いを求めてもいいし、ふつうに生活をしていて、他に「いいなぁ」と思う人ができたなら、それはそれでいい!
だから、彼の煮え切らない態度にモンモンとして疲れてしまって、かといって決着をつける勇気もないなら、
彼にとって居心地のいい女性No.1を目指してみるのも、ひとつの道筋です。
彼がなかなか告白してくれないのは、べつに彼のせいではない!
彼が責められるべきではない!
だって、そんな彼を好きになったのは、紛れもないあなたなのだから。
だけど総じて、男性を悪もの扱いにしてしまいがちで、そうやって相手を加害者にしてしまうから、男性はなんだか居心地が悪いのです。
だから、あなたに決めかねているのかもしれません。
友達以上恋人未満がつづく関係に疲れた時は
頭のなかが恋愛の悩みに占領されてしまっている時は、人生を楽しむことを忘れてしまっています。
だから、ひとまず、彼のことは放っておいて、自分の時間をもっと楽しみましょう。
そうやって自分の人生を楽しんでいる女性に、男性は恋をするのです。
友達以上恋人未満の関係って、お付き合いがはじまったら体験できないんです。
今しか体験できない関係なんです!
だから、せっかくなら、この関係を楽しむぐらいの余裕をもつ。
そして、疲れたのなら、思いっきり楽しいことをする、好きなことをする、そうやって、彼と関係なく自分を楽しませてあげる。
だって、全然楽しそうじゃなくて、幸せそうじゃない女性に、男性は恋しないから。
そうやって自分の人生を楽しみながら、彼にとって居心地のいい女性でいればいいし、他にいい男性が現れたのなら、そちらにいけばいいのです。
忘れてはいけないのは、すべて自分が決めることができる、ということです。
相手の男性のせいでもなければ、誰のせいでもなく、すべて自分で決めたことであり、これからどうしたいかも自分で決めることができるんです。