男は最初の男になりたがり、女は最後の女になりたがる。
私もいつも「今度こそは最後の女になるぞ!」と思いながら、お付き合いをしている彼氏に不満を言い、不機嫌になり、不安を抱えながら恋愛をしていました。
こんな女が最後の女になれるはずなんてなく・・・。
しかし、こんな女でも最後の女になれたのだから、みんななれる!!
そして、こんな私が最後の女になれたのはズバリ「彼のありのままを受け入れた」からです。
私が彼と出会って間もない頃、彼は「女ってめんどくさいよねー」と言ったことがありました。
モテる人だったので、「だろうねー」なんて思いながら聞いていましたが、そんな話を聞いていたにも関わらず、
その後、彼を追いかけることになった私は、めちゃくちゃめんどくさい女だった自覚があります(笑)。
お付き合いしてからもしばらくはめんどくさかったと思いますが、恋愛のことや心のことをたくさん勉強して実践を重ねて、考え方が大きく変わり、
以前の自分とは大きく違う自分になりました。
それで、ある時彼に言われたんです。
「ハナってめんどくさくなくていいよねー」って。
きっと、彼が今までお付き合いしてきた彼女たちが、相当めんどくさかったのだと思います。
彼は多趣味で友達も多く、飲み会も大好きです。
以前の私なら、不機嫌になることで「飲み会へ行くことに怒っています」「友達とばかり会うことに怒っています」とアピールをし、とっくに自爆をしていたと思います。
しかし、新しい私は、「まぁ、それも彼だもんね」「そんな彼を好きになったんだもんね」と彼のありのままを受け入れ、私は私で自分の時間を楽しんでいました。
趣味が同じだったので、時々、趣味を一緒に楽しめたのもよかったのかもしれません。
こういう、これまでお付き合いしてきた彼女たちが受け入れられなかった部分を受け入れる、これが、最後の女になる秘訣なんです。
彼がどういった理由で、これまでの彼女たちと別れたのかはわかりませんが、おそらく、彼が趣味に時間を割くことや飲み会に出かけることなどをよく思わなかったのだろう、と思います。
私はこれらのことを、まーったく我慢しているわけではないんです。
我慢する恋愛なら、とっくに終わりを迎えているでしょう・・・。
私が彼のありのままを受け入れ、彼を変えようとしなかったことで、彼が歩み寄ってくれるようになったんです。
(まぁ、最初は変えよう、変えようとしてたんだけど・・・。)
あなたももし、これまでの彼氏が全然連絡をくれない人で、風邪をひいても心配してくれないような人だったとして、
新しくお付き合いをした彼が、まめに連絡をくれる人だったら、
「こんな男性は他にいないかも!」って思うでしょう?
風邪をひいたら「大丈夫?何か買っていこうか?」なんて言ってくれたり、いつも自分のことを気にかけてくれるような人だったら、
「彼を逃してなるものか!」って思うでしょう?
(恋愛の勉強などをしていると、こうやって気にかけてくれる男性にすることはできてしまうんだけれど♡自分次第で。)
最後の女になるには、「これまで出会った女性と違う!これまで付き合った女と違う!」が、大きなポイントなんです。
男性って「俺のありのままを受け入れてほしい」と思っていて、女性よりもこの気持ちは大きいです。
女性はわりと柔軟になれます。
しかし、ありのままを受け入れるというのは、言いなりになるのとは違います。
彼に対して「ノー」が言えない女性は見くびられてしまうだけですし、時にはちゃんと叱れる女性であることは、大切なことです。
なんでもかんでも「イエス」じゃなくて、彼を変えようとしないけれど、自分を持っていてください。
あなたが今、彼にたいして「彼のこういうところが嫌だなぁ」と思っている部分があるのなら、
それは、これまでお付き合いしてきた彼女たちが、乗り越えられなかった部分かもしれません。
それをあなたが受け入れることができれば、最後の女になれるのではないでしょうか。
相手は他人です。
他人がすべて自分の思い通りに動いてくれるはずはなく、「こういうところが嫌だなぁ」と思う部分は、程度の差こそあれ、必ずあるものです。
彼だって、あなたに対して「こういうところが嫌だなぁ」と思っているところはあるでしょう。
受け入れることは、我慢することでは決してありません。
我慢だと思うと、「私はこんなに我慢しているのに・・・」といつか爆発してしまいます、絶対に。
私が彼のありのままを受け入れられたのは、「それが彼だから」であり、「趣味のことや友達のことを話す彼が楽しそう」だったから。
彼の楽しみを奪う権利は私にはないし、彼が楽しそうで幸せそうなのが、私もなんだか嬉しくなったんです。
この成長は、自分でも本当に驚きです!!
以下で書きましたが、運命の人に出会うと、自分が成長できるし変わってもいいと思えます。
そして私が変わったことで、彼も私に歩み寄ってくれるようになり、彼も変わりました。
自分の幸せしか考えられないうちは、なかなか最後の女にはなれないでしょう。
彼の幸せも考えられるようになった時に、最後の女になれる。
そんな気がしています。