あなたの恋愛を変えるのは手放す勇気

あなたの恋愛を変えるのは手放す勇気

「この恋愛をうまくいかせたい!」と強く思うとき、人は何かをせずにはいられません。

相手にアクションを起こして「私のことを好きにさせたい!」と、相手を動かすことに意識がいきがちですが、恋愛においては相手に「何もしない」というのもひとつの行動です。

相手に意識が向きすぎているとうまくいかなくなるのが、恋愛なのです。

そして、恋愛は何かを手放すことでうまくいくこともまた、多いのです。

手放す勇気が幸せな恋愛につながることがあるのです。

目次

恋愛において手放すといいものとは?

人は自分の思考にもとづいた行動をします。

なので、ある一つの思考にがんじがらめになっていると、行動が制限されてしまいます。

「彼より素敵な人はもう現れない」という思考に支配されていれば、相手に嫌われたくないと強く思うようになるので、結果的に都合のいい女になります。

「私は魅力がない」という思考に支配されていれば、「彼が私のことを好きになるはずがない」と無意識に思うようになるので、「好かれたい」と思いながら、無意識では「好かれない」行動をとるようになります。

恋愛において手放すといいものは、あなたを縛っている思考です。

恋愛は執着を手放すといいと聞いたことがあると思いますが、結局、執着してしまうのも「私には彼しかいない」という思考からうまれます。

恋愛は思考を変えるとうまくいくようになるのですね。

しかし思考を変えるのが難しい理由は、脳は省エネ志向であり、慣れ親しんだ思考を採用したがるからです。

といっても、ただの脳のクセです。

少しずつ新しい思考を取り入れていくと、ちゃんと新しい思考が採用されるようになります。

あなたを縛っている思考を手放す勇気をもつ

思考を変えるとは、古い思考を手放すということです。

例えば、いきなり「今日からポジティブ思考になろう」としても脳にはハードルが高く、まずは古い思考を手放すことを考えるほうが思考を変えやすいです。

私は先日「ハナさんの短所ってなに?」って聞かれたとき、すぐに答えられなかったんです。

むかしの私ならたくさん出てきたかもしれませんが、答えに詰まったことに自分でもビックリして、なぜ答えられなかったのかと言うと、自分にダメ出しをするのをやめたからだと気づきました。

そう、知らない間に私の思考が変わっていたんですね。

自分のダメな部分を見るクセを手放したら、自己受容ができていて、知らない間に世の中が生きやすくなっていて、恋愛もうまくいくようになっていたんです。

「私には彼しかいない」という思考が自分にあると気づき、その思考が自分を苦しめるなら、その思考を手放す。

脳は自分の見たいものを見るようになっているので「彼しかいない」と思っていると、どんなに素敵な男性が現れても、脳は素通りしてしまいます。

視界には入っていても、見えていないんです。

その素敵な男性の素敵な部分が見えないようになるんです。

「彼しかいない」という思考を手放す勇気をもつと、新しく素敵な人が現れる場合もあるし、あなたの行動が変わって、彼の態度が変わることもあります。

どちらにしろ、あなたにとって幸せな恋愛が待っています。

「私には魅力がない」と思ってる人は、それこそ過去の私のように、自分にダメ出しをしている場合が多いです。

多くの女性は自分のことを「平均より可愛い」と思っています。だけど、可愛いと思っていても恋愛となると自信をなくしてしまう女性の、なんと多いことか!

それはやっぱり自分にダメ出しをしているからですね。

だから自分のいいところに意識を向けるより先に、自分へのダメ出しを手放してみる。

そうすると必然的に自分のいいところに気づけるようになり、自己受容でき、自己肯定感も上がっていきます。

恋愛において手放す勇気が必要なタイミングとは?

思考を手放す勇気が必要なタイミングは、あなたの心が「心地よくない」と感じたときです。

恋愛においてモヤモヤしているときは、たいてい自分の心が「なにか違うよ」と教えてくれているときです。

そこには必ず、自分にとって心地よくない思考があり、その思考に気づくには、ノートに書き出してみるのもひとつの方法です。

殴り書きでいいので、手を止めることなく、いま自分が思っていることをそのまま書き出していくと、自分を苦しめている、自分を縛っている思考に気づくことができます。

そして心地よくない、手放したいと思う思考を勇気をもって手放す!

なにかを手放さないと、新しいものは入ってきません。

人の生命をささえる呼吸は、「呼(吐くという意味)」が先で「吸」があとです。つまり出さないと入ってこないのです。

心地よくない思考を手放すことで空白ができ、新しい思考が入る隙間がうまれ、結果として恋愛の方向性も変わっていきます。

ひとつ注意したいのは、恋愛をうまくいかせることを目的とするのではなく、自分にとって心地よくない思考を手放すことに意識を向けることです。

恋愛をうまくいかせたいという結果に意識が向きすぎると、思考が変わっている途中で「全然恋愛が変わらないじゃないか!」と、省エネ思考の脳のクセに負けてしまいます。

私が自分にダメ出しをしないクセがつけられたのも、気づいたらそうなっていました。

気づいたらそうなっていて、結果的に生きやすくなり恋愛もうまくいくようになっていたんです。

「恋愛をうまくいかせたい」という結果だけに着目していたら、途中でまたダメ出しを連発する自分に戻っていたかもしれません。

私もトライアンドエラーを繰り返し、長い長い年月をかけて恋愛がうまくいく自分になったのです。

「幸せな恋愛をする」という目的地を決めることは大切だけれど、結果だけを求めすぎるのではなく、過程を楽しむことが、幸せな恋愛ができる秘訣なのですね。

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この記事を書いた人

男性心理をはじめとする心理学や潜在意識を学び思考を変え、追いかける恋愛から大好きな人に愛される恋愛を叶えた恋愛ブロガー。

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