先日、本屋さんでビジネス書のコーナーをうろうろしていました。
すると、女の子の大きな笑い声が聞こえてきたんですね。
本屋さんなんて、そんなに大きな声を出す人がいない場所なので、正直言って「うるさーーーい」って思ったんですが(笑)
と同時に、私もよく電車とかで大きな声を出して笑うので、気をつけなければ、と思いました。
しかしこの、大きな笑い声を発している女性が、まさに聞き上手な女性だったんです!!
というか、ものすんごくリアクションのいい女性だったんです。
(本当に、甲高い女の子らしい笑い声で、静かな本屋さんでよく響いていたんです・・・なので、話が丸聞こえでした)
一緒にいたのは、おそらく年上の男性で、上司と部下なのか、単なる友人なのかはわかりませんが、女の子が敬語を使っていたので、お付き合いはしてなさそう。
それで男性が、一生懸命、本について説明をしているんです。
「この本は、こういうことを書いている本で、この著者の人はどうたらこうたら・・・」
と、嬉しそうに女の子に教えていました。
そして、男性は全然面白いことを言っていないんだけど、男性がしゃべるたびに、女の子が楽しそうにケタケタと笑う!
この女の子はきっと、この男性が好きなんじゃないの?
「憧れの先輩だったりするんじゃないの?」
なんて、女だからわかる、そんな笑い声で、「女の子はどんな子なのだろう」と興味本位でチラリと見たら、可愛い♡
「この雰囲気にこのリアクション!これはもう、間違いなくモテるだろー!」と、なんだか私が興奮してしまいました。
そして、ついに男性からこんな発言が出ました!
「もぉーー本を買ってあげたくなっちゃう。読んでみたい本があったら言ってね」
って。
この言葉に女の子は、今日一大きな声でまた笑うんです。
男性が、女性に能動的になにかをしたくなるって、こういうことですよね。
この女の子があまりにリアクションがいいので、男性もしゃべていって、さぞ気持ちがよかったのでしょう。
男性は男性で、ずーっとしゃべりっぱなしで、これは女の子が話させ上手だからですよね。
私がその場を離れて本屋さんのひとつ下の階へ行ったんだけど、しばらくしたら、また、あの笑い声と、男性のしゃべり声が聞こえてきて(笑)。
エスカレーターであの二人が降りてきていて、エスカレーターでも男性はしゃべり、女の子はケタケタと笑うの繰り返しでした。
もちろん女の子は笑っているだけではなくて、「へぇ〜、そうなんですね!」とか「へぇ〜、この本面白そう!」って、すべてを肯定しているし、
女性に教えるのが好きな男性としては、かなり教えがいがあったハズ。
不機嫌になることで彼氏に何かをしてもらおうとしていた過去の私とは、真逆です(笑)。
あくまでポジティブなリアクションがあるから、男性は女性に何かをしてあげたくなるもの。
この二人の事の成り行きは、私にはわかるはずはありませんが、
もし女の子が「○○さん!私、こういう勉強をしたいんですけど、おすすめの本とかありますか?」と聞いていたとして。
それで「じゃあ、今度一緒に本屋さんに行こうか!」となって、この二人が本屋さんにいるのだとしたら、
可愛い女の子に頼られている上に、自分が話すことを素直に聞いてくれて、よく笑うというリアクションまでされて・・・
男性はもうノックアウトでしょう。
そりゃ、本だって買ってあげたくもなります。
そして後日、「○○さん!この前買っていただいた本、すっごく面白くて勉強になりました!」なんてLINEをすれば、もう完璧ですよね。
男性は好きな女性には、何かをプレゼントしたくなります。
(「私は何ももらってない!」からと言って落ち込まなくてもいいですからね!そしてプレゼントしてくれるからと言って必ずしも、「大好きだー!」でもないですからね。)
好きな女性ができると、何かプレゼントしてあげたいと考える男性は少なからずいまして、
それって、好きな女性を喜ばせたかったり、役に立ちたいからです。
だから、プレゼントがなくてもあなたの役に立とうとしてくれているなら、彼はモノより行動で役に立とうとしてくれているのでしょう。
どちらにしろ、こうして女性の役に立つことができることが重なり、思いを募らせてゆくので、
男性が能動的に何かをしてくれることは、恋愛において重要なことなのです。
にしても、女性ってトクですよね。
映画は安くなるし、リアクションひとつでモノまで買ってもらえて!
男性は女性の反応ひとつで幸せな気分になれるし、女性はよく笑うだけで男性を幸せにすることができます。
ムスッとして拗ねるより、大好きな人の隣ではたくさん笑っていたいですね。