今日は、コンプレックスについて、お話したいと思います。
ある日、夜中に起きてしまって「なんだか眠れそうにないなぁ」と思い、いさぎよく起きて、テレビをつけました。
そうしたら、水着を着た女の子が登場してきたんです(深夜っぽいですよね)。
で、その女の子をみて、私は瞬時にこう思いました。
「この子、お尻が大きいなぁ。」って。
それが、いいとか、悪いとか、そんなことでは決してなく、ただ単に、見た瞬間にそこに目がいってしまったのです。
お尻が大きい=くびれがある
しかし驚いたのは、男性陣(テレビの出演者の)のひとこと。
その水着の女の子がでてきて、私が「お尻が大きいなぁ。」という感想を感じていたときに、
男性陣が口を揃えて
「くびれ!!!!!」
と大きな声で叫んでいたのでした。
女性の私には、くびれなんて全く目に入ってこなかったから(なんせ、大きなお尻に囚われてしまって)、
男性はやっぱり、くびれが大好物なんだなぁ
と思わずにいられない出来事でした。
日本人の女性はとくに、お尻が大きいことをコンプレックスに思う人が多いようですが、
この一件を見てもわかる通り、男性にとっては、お尻の大きさよりくびれなんです。
むしろ、お尻が大きいほうが、くびれがわかりやすいんです!
だから「お尻が大きい」ことをコンプレックスに感じて悩んでいるのなら、ウエストのくびれをつくって武器にする。
コンプレックスは受け入れて武器にすれば、それはたちまち、あなたの魅力になります。
他人はあなたのコンプレックスを気にしない
じつは私もどちらかというとお尻が大きいと、自分で感じています。(感じてるだけじゃなくて、本当に大きいと思う)
しかし、私が「子供用の短パン(スポーツ用の)をはいている」と彼に言ったところ、「お尻ちっちゃいから、子供用でもはけるんだねー」と言われました。
そう、彼は、私のお尻が大きいことに全く気づいていない。
そんなものなんです。
そしてまた、私にとってはお尻が大きいことよりも、ふくらはぎが太いのがコンプレックスでした。
まぁ今も太いので、細くなれるならなりたい!
とは思いますし、そのために努力もしていこう、と思ってはいますが、むかしは今よりもずいぶんとふくらはぎの太さを気にしていて、
「脚を出せば、見られることによる緊張感で、脚が細くなる」
という名言を信じ、夏にはショートパンツ(といっても、そう短すぎるものではなく)で過ごすことが多くなっていました。
で、あるとき、仲間内での飲み会がありました。
私のショートパンツ姿に見慣れている男性陣も多く、お酒もはいって盛り上がっているころ、一人の男性が、私にこう言ったのです。
「ハナさん、脚綺麗だよね〜。」と。
私はふくらはぎの太さを相当コンプレックスに感じていたので、これは絶対にからかっているんだ!
と100%瞬時にそう思って、
「絶対うそ!私、脚太いから!!」
と反論しました。
しかし、その男性は、まわりの男性に同意を求めるように、
「ハナさん、俺らのあいだで、脚が綺麗って評判だよ!!」
って話はじめるのです。
お世辞なんかでもなく、からかっているわけでもなく、本当に「私の脚が綺麗だと思ってくれている」というのが、雰囲気でわかりました。
細すぎるより、健康的な脚のほうが男性は好きだ!
というのは本当なんだと、この時自信をもったのを今でも鮮明に覚えています。
大きなお尻とおなじように、コンプレックスって、いかようにも武器にできるし、個性になります。
そして、じつは案外、自分が気にしすぎなだけというのは多々あることです。
友達のコンプレックスの話を聞いても、「気にしすぎだよ〜。」って思うことありますよね?
それに、人が一番関心があるのは自分のことで、他人のコンプレックスより自分のコンプレックスのほうが、気になるものですから。
なにより、女性と男性は見るところが違いますからね。
だから、コンプレックスを気にしすぎずに、むしろ受け入れて味方にかえると、今悩んでいることが、途端に悩みじゃなくなりますよ。