女性は察する能力に長けているので、ついついLINEを深読みしてしまいます。
とくに、相手が好きな人や彼氏であった場合には、察するをとびこえて、深読みしてしまいます。
そして、この深読みというのは、LINEを受け取った、あなたの思い込みによってつくられるので、思い込みがポジティブなものであれば、LINEはポジティブなものと捉え、ネガティブなものであれば、LINEの内容をネガティブに受け取ってしまいます。
ポジティブな深読みならいいけれど、とくに注意したいのがネガティブな深読みです。
恋愛がうまくいかない人は、その原因の多くは不安や疑いです。
反対に言えば、これらがなければ、そう簡単に恋愛は壊れないし、うまくいくものです。
だって、不安や疑いをもちたくなるぐらい相手を好きなんでしょう?好きじゃなくなって別れるならともかくとして、好きなんでしょう?
そんな二人の関係を壊すのは、やっぱり不安や疑いなのですね。
たとえばお休みの日なのに、彼氏からの返信が何時間も来なかったとしましょう。
それで、やっと来た彼氏からの返信が「今週は仕事が忙しくて疲れたから、ずっと寝てた!」です。
「私の彼氏はモテるから、可愛い女の子が言い寄ってこないか心配」「いつか振られるかも」などと常日頃から思っていれば、
「それって本当?ほかの女の子と会ってたんじゃないの?」とか、「昨日の夜、女の子と遅くまで飲んでたのかも」などと、この一文から深読みしてしまいます。
まぁ、これは深読みというより、ただ単純に疑っているだけですが、勝手な思い込みによる疑いで、あなたは不機嫌になってしまうわけです。
それで「そうなんだ!」と、そっけなく返事を返してごらんなさい、彼氏は「えっ、もしかして疑われてる?」と悲しく思うことでしょう。
こんな時、恋愛上手な女性は、文章をそのまんま受け取り、彼氏に思いやりを込めて返信ができます。
「仕事忙しかったんだね。ゆっくり休んでね」って。
恋愛がうまくいかない女性は、絵文字ひとつにまで意味を見出し、スタンプひとつにも意味を見出します。
これって、疲れませんか?
もちろん過去の私も見事にこれらに意味を見出していたわけですが・・・深読みする呪縛にから逃れると、
つまり、文章をそのまんま受け取ると、とっても気持ちが楽になります。
私が彼に片思いをしていた頃、「また○○しようね〜」と送って、そのことについてだけスルーされた時。
「えっ、なんでここだけスルー?」「○○やりたくないのかなぁ」と不安になって落ち込んでいました。
そこからさらに発展して「私と会うのつまらないのかも、もう会いたくないのかも」とさえ思ってしまいました。
そんな深読みをし、不安にまかせてLINEで繋ぎとめようとするから、そのうち音信不通にされてしまうんですよね。
お付き合いをしてからわかったことは、「また○○しようね〜」の返信に、この部分だけスルーされても意味はなかった。
ただ、なんとなくスルーしただけ。
そしてよく考えてみたら、私も「また○○」の部分はスルーすることがあります。
暗黙の了解で、心の中で「うん、しよう」と思っていると、あえてその部分はスルーしてます。
もし仮に、「また○○したくないからスルーした」のだとしても、そこで不安にまかせてLINEでやらかしてしまうより、放っておけば、相手の気持ちは変わることもあります。
恋愛上手な女性は、気持ちの切り替えが上手です。
いつまでもLINEの一文の意味をあれこれと考えて悩まないし、不安を感じても「まぁ、いっか」で気持ちを切り替えることができます。
彼氏になかなか会えないと、LINEで繋がるしかない!
それはそうなのかもしれない。
だけど、そのLINEを深読みして、勝手な思い込みで不安や疑いをつくって、めんどくさいLINEのやりとりをしてしまえば、
彼のなかで、あなたに「会いたい」という気持ちが芽生えてこなくなってしまいます。
なかなか会えないから、LINEで繋がりたいと思っているのに、LINEでややこしく繋がってしまうから、なかなか会えなくなってしまうのです。
恋愛下手さんほど、シンプルなものを難しくしてしまいます。
あなたの本音は、LINEで繋がりたいんじゃなくて、彼氏に会いたい、のはず。
だったら、LINEを深読みして、ややこしいLINEをするのではなく、「会いたい♡」の気持ちを大切にしましょう。
人の潜在意識は、自分が意識を向けていることを重要視します。
だから、「彼氏がなかなか会ってくれない」と思っていると、なかなか会ってくれない状態を重要視し、なかなか会ってくれない状態を維持しようとしてしまいます。
そうすると、LINEの一文のなかにも「なかなか会ってくれない彼氏」を見つけ出し、それがいわゆる深読みにつながります。
「彼が好き♡」「彼に会いたい♡」
こうやって、もっと素直に、もっと正直な自分の気持ちを大切にしてくださいね。