最近、ふたりの男性から似たようなニュアンスの言葉を聞きました。
「なにがあっても彼女なら明るく笑ってくれる」
これが、彼らがつきあっていた彼女との結婚を決めた理由です。
男性は女性を守りたい。
守らせてくれる女性が好き。
というと、儚げで可愛らしく弱々しい女性をイメージしてしまいますが、
だけど一方で、
一本芯のとおったしっかりとした女性であることを望みます。
とくにこれから将来をともに過ごすとなると。
結婚を考えるとなると。
男性は結婚に対して、彼女の一生を背負うという、大きな、とても大きな責任をともないます。
そして、そこに生じるのが、彼女を幸せにできるかという、不安です。
男性は好きな女性を幸せにしたい。
それが本望です。
女性にしてみれば「あなたがいてくれるだけで幸せよ♡」と言いたいところですが、
現実問題、この先仕事がどうなるかわからない不安であったり、当たり前ですが、将来って確定はしていないものです。
だから、男性が不安に思うのも、ある意味当たり前のこと。
そんな、彼女を幸せにできるだろうかという不安を乗り越え、結婚に対する責任、覚悟を決めるキッカケとなったのが、
「なにがあっても彼女なら明るく笑ってくれる」
という彼女の存在です。
なにがあっても明るく笑ってくれる女性=とてつもない安心感
・もし転職することになったら
・もし収入が少なくなってしまったら
・もし病気になったら
それでも彼女と一緒なら、明るく乗り越えられる。
そして、仕事で疲れたとき、仕事で嫌なことがあったとき、家に帰ったら、明るく笑って待っていてくれる奥さんがいる。
そんな奥さんのために、また仕事を頑張ろうって思える。
さて、
冒頭に書いたふたりの男性のうちの一人は、「奥さん大好き!」な、愛妻家として周りでは有名です。
彼の奥さんにも何度もお会いしていますが、いつ会っても穏やかでニコニコしているんです。
SNSには、よく奥さんとお子さんの笑顔の写真が投稿されていて、本当に幸せそうなご家族で、
まさに、なにがあっても明るく笑ってくれそうな女性だなぁと、感じさせられます。
彼からの返信が遅いだけで不安になったり、
彼から「好き」と言われないだけで不安になる。
きっと、おつきあいしている時に、こんなことはなかったんだろうなぁと想像させる、女性です。
ちょっとやそっとのことで不安になる女性。
これでは、なかなか将来をともに過ごそう・・・とはならないのも無理はありませんよね。
これらの不安って、じつは彼はあんまり関係なくて、自分の自信のなさと、彼に対する信頼のなさが原因だったりします。
つまり、彼にとっては、彼女が不安になっているなんて、思いもしていません。
だから、不安に押しつぶされそうになるなら、爆発する前にちゃんと彼に言おう。
そして、根本的な解決をはからないと、またおんなじようなことで不安になります。
根本的な解決とは、自分への自信と、彼への信頼。
ちょっとやそっとのことで不安になるような女性ではなく、
「なにがあっても彼女なら明るく笑ってくれる」
と、彼が安心できる女性になれたとき、
結婚への道が一歩近づくのかもしれませんね。