可愛いワガママと可愛くないワガママの違い

可愛いワガママと可愛くないワガママの違い

山崎まさよしさんが1997年にリリースした『One more time one more chance』。

失恋した男性の切ない男心を歌ったものですが、この曲の中に次のような歌詞があるんです。

くいちがうときはいつも
僕が先に折れたね
わがままな性格が
なおさら愛おしくさせた

先日、ある男性が「この部分、めっちゃ共感するー!!」って言っていたんです。

そう、女性はワガママでいいんです。

ワガママだから愛されちゃう。

男性は女性に振り回されたい願望を持っているので、楽しく振り回してくれる女性が、じつは好き。

そしてワガママを言ってくれるのは、男性にとって信頼の証だったりします。

ワガママを叶えることで、彼女を喜ばせることができるのが、男性にとって嬉しいんですね。

私も「ハナのワガママ聞くの楽しい!」と言われたことがあります。

しかし一方で、片思いをしていた男性に「ハナちゃんって、ほんとにワガママだね・・・」なんてうんざりされたこともあります。

この両者の違いは、可愛いワガママであるか、可愛くないワガママであるか、です。

男性が好きなのは、あくまで可愛いワガママなんです。

目次

可愛いワガママと、可愛くないワガママの違い

それではさて、可愛いワガママと可愛くないワガママの違いはなんでしょうか?

可愛いワガママとは、一言でいうと「素直」。

そして可愛くないワガママとは、「我が強い」ことです。

「ハナちゃんって、ほんとにワガママだね」と、愛想をつかされたように言われたとき、私は相手の男性に何を言ったかというと・・・

「あそこに行きたい」を押し通したんです。

そこは、お金も時間もなかなかかかる場所だったのですが、彼が頑なに行きたくなさそうだったのに、「ねぇ、行こうよ!いいじゃん!」と、押し通しました。

また、帰りたがっているのに「朝まで一緒にいたい」と、帰るのを許さなかったり・・・。

つまり、彼に「No」という権利を与えないのが、可愛くないワガママ。

「No」と言う彼にたいして不機嫌になって怒るのが可愛くないワガママです。

これはもう、ただの駄々っ子であり、ちっとも可愛くありません。

一方で可愛いワガママとは、「あそこに行きたい」と素直に言えること。

だけど、男性が本気で嫌がっていたら、その「No」を素直に受け入れることです。

この「本気」というのがポイントで、男性はパフォーマンスで一瞬嫌がることがあります(笑)。

嫌そうな顔をしておきながら、ほんとは嬉しいことがあるんです。

たとえば私はお酒を飲むと歩きたくなるんだけど、

「恵比寿まで歩きたい!」とワガママを言って、彼が一瞬「えー」なんて顔をしても、私が楽しそうに恵比寿まで歩き出せば、彼も笑顔で楽しそうに恵比寿まで手をつないで歩いてくれます。

これが可愛いワガママです。

しかし、恵比寿駅が近づくと私がさらに「渋谷まで歩きたい!」とワガママを言います。

そうすると彼は「いや、恵比寿まで!渋谷まで行かない」と今度は本気で嫌がります。

それで私は「プン!」と可愛く拗ねたあと(パフォーマンスです)、ケタケタと笑って恵比寿からは電車に乗って帰ります。

ここで「やだーー、渋谷まで行く」と言って強制的に渋谷まで行こうとするのは可愛くないワガママですね。

男性もなるべく彼女のワガママは叶えてあげたいと思うので、嫌々ながらも渋谷まで歩いてくれる場合もあるでしょう。

しかし、この場合、男性は明らかに顔は笑っていません。

可愛いワガママは、女性も男性も笑顔になります。

無理にワガママを押し通そうとするとする理由のひとつに、ワガママを叶えてくれることで愛情を感じるから、というものがあります。

これがもう、愛されない女性の発想なのですよね。

ワガママを叶えてくれたら笑顔で喜ぶ

可愛いワガママとは、男性がワガママを叶えてくれたらちゃんと笑顔で喜ぶこと。

この反応がとっても、とーっても大切です。

男性が彼女のワガママが好きな理由は、ワガママを叶えることで彼女を喜ばせて、彼女の役に立つことができるからなんです。

「彼女のワガママを叶えてあげたぞ!彼女を喜ばせたぞ!」が感じられなければ、可愛いワガママのはずが、可愛くないワガママになってしまいます。

可愛いワガママは「素直」

可愛いワガママは「素直」だと先にも書きましたが、彼に合わせるんじゃなくて、ちゃんと自分の気持ちを伝えることが大切なんですね。

私も昔は彼にあわせて、「なに食べたい?」と聞かれたときに、自分が食べたいものより彼が食べたそうなものを答えていました。

これって、愛されない女性の考え方です。

私が食べたいものに付き合わせるのがなんだか悪いなーとか、彼に楽しんでもらいたいって思うんですね。

だけど、男性は本気で嫌だったらちゃんと言うから、素直に自分の食べたいものを言っていいんです。

むしろ、自分の気持ちを偽らずに伝えて欲しいんです。

私が弟と二人で食事をするとき、弟が食べたいものを食べに連れて行くのが本当に楽しいです。

私に合わせてくれても、ちっとも嬉しくありません!!

弟が食べたいものを美味しそうに食べている姿を見るのが嬉しい、そんな姉心なのです。

これと同じ。

男性は、彼女が食べたいものを美味しそうに食べている姿を見たい。

だから、素直に自分の食べたいもの、行きたいところ、やりたいことを伝えてみてください。

絶対的に彼が「OK」を言うとは限りませんが、素直にワガママを言ってくれることが、男性は嬉しいのですよ。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

男性心理をはじめとする心理学や潜在意識を学び思考を変え、追いかける恋愛から大好きな人に愛される恋愛を叶えた恋愛ブロガー。

目次