片思いがうまくいかない女性の中には、相手のペースをまったく無視して、恋愛を進めようとしてしまう女性がいます。
(わたしも過去に相手のペースを無視して、失敗したことはあります・・・)
恋愛はふたりでするものであって、女性ひとりで進められるものではありません。
女性は一旦「好き!」のスイッチが入ると、なるべく早く付き合いたいと思ってしまうし、何をしていても「好きな人に会いたい!」「好きな人にLINEがしたい!」と生活のすべてが好きな人一色になってしまうことも少なくありません。
相手からの好意もなんとなく感じて、それならばと相手のペースをまったく無視して、「どうやったら付き合えるだろうか」「いつ告白してくれるのだろうか」と、ひとりで恋愛モードに突入しても、
相手がまだ付き合うモードになっていなければ、「待った」がかかってしまうのです。
片思いは、女性のほうがちょっとしたキッカケを与えて、男性が行動にうつす。
このバランスがうまくいく秘訣です。
男性は自分で決めて自分で行動したいから。
私がこれまでに実った片思いを振り返ってみても、ちょっとしたキッカケを私が与えて、実際に誘うのは男性にしてもらっていました。
一方でうまくいかなかった時は・・・キッカケを与えても相手の反応がにぶいことに気づかずに(いや、気づいていたけれど止められなかった、が正しいかも)、「いつ空いてますか?」などとガンガン推し進めてしまいました。
キッカケを与えて相手の反応がにぶければ、それは相手が”今は”恋愛モードではないということ。相手が”今は”あなたと恋愛を進めるほどではないということ。
今は、です。
ここでガンガンいけば、引かれてしまうだけです。
相手が恋愛モードになるまで、相手があなたに興味をもってくれるまで、「居心地のいい女性だな〜」「話しやすい女性だな〜」と相手が感じるように、
少しずつ仲のいい男女として距離を縮めていくのが先です。
ところで私は、昔から男性と話すときに緊張などもなく、男性とふたりでランチをしたり遊びに出かけたりすることもよくありました。
こちらは完全に男友達だと思っていたので、私からも普通に誘うし、男性からも誘ってくれたりしましたが、そうすると、男性のほうからだんだん好意をもたれることが多くありました。
まぁ、これは私が相手の男性を好きではなかったから(友達としては好きでしたよ!)、というのもありますが、好きな人とはまずは仲のいい間柄になるのもひとつの手です。
そのうち、相手が好意をもってくれることは十分にありえます。
ところでキッカケを与えるとは、「誘ってくれたらOKしますよ〜」を匂わすこと。
男性って女性が思っているより自信がなくて傷つきやすい。そのくせプライドも高く、女性に断られるのが怖いのです。
だから「誘ってくれたらOKしますよ」を、わかりやすーく示すのです。
それでも誘ってこなければ、女性から誘うのも私はアリだとは思いますが、とにかく相手が恋愛モードでなければ、それ以上グイグイといかないことです。
相手のペースを無視しないことです。
女性は早急に白黒つけたがりますが、恋愛にはお互いのタイミングがとても重要です。
そのタイミングを待てる女性が、片思いを成就させることができるのです。
ご縁のある相手とは、必ず結ばれます。
焦る気持ちもわかりますが、恋愛は焦らないこと。
男性にとって焦っている女性は魅力的ではないし、余裕のある女性を追いかけて手に入れたくなるから。
相手のペースも尊重しながら、少しずつ仲のいい男女として距離をつめていけば、そのうち相手が急にあなたに対して恋愛スイッチが入ることだってありますから。
片思いとは違いますが、森山直太朗さんと奥様の馴れ初めをご存知ですか?
ふたりが出会ったのは2001年、そして結婚が明らかになったのが2018年5月。おぎやはぎさんの小木さんが当時、森山直太朗さんに恋愛感情が芽生えたのは昨年の年末(おそらく2017年の年末?)とおっしゃっていました。
いつどうゆうきっかけで恋愛感情が芽生えるかってわからないものですよね。
だから片思いを諦めきれないなら諦めなくていいと思うし、その間ほかの人をなんとなーく探しつつでいいと思うんです。
とにかく相手のペースも尊重して、自分勝手に恋愛を進めていかないこと、ですね。