男性は女性に頼られたい。
好きな女性なら、なおさら頼られたいし、相談してくれるってことは信頼されているんだなと思い、嬉しくなります。
なので、彼氏ともなれば、彼女の相談には乗りたいし、力になってあげたい。
それなのに、もしあなたの彼氏が相談に乗ってくれないのだとしたら、
「わたしのこと、そんなに好きじゃないのかなぁ」
「わたしのこと、どうでもいいのかなぁ」
って不安になってしまいますよね。
でも、そうじゃないんです。
あなたのことがそんなに好きじゃなくて、
あなたのことがどうでもよくて、
彼氏が相談に乗らないわけじゃないんです。
だったら、なぜ彼氏はあなたの相談に乗ってくれないのか、その理由をふたつご紹介していきますね。
【1】彼氏のアドバイスをあなたが否定した
まずひとつ考えられるのは、
過去に、あなたが彼氏に相談をした際、
彼氏があれこれと問題を解決しようとアドバイスや提案をしてくれたのに、ことごとく否定してしまった。
自分では否定した覚えがなくても、「でも」や「だって」が口グセになっている人は、無意識に否定してしまっています。
男性は会話のなかで、
女性のように共感する思考ではなく、
問題を解決したいという思考が働いています。
なので、彼氏はあなたの悩みを解決したいのに、あなたは彼氏のアドバイスを否定してしまった。
つまり、彼氏は問題を解決したいのに、あなたはそれをさせてくれない。
となると、彼氏は「問題を解決したい!」という目的が達成されないわけです。
あなたには何を言ってもどうせ無駄だ、あなたの相談を聞いても、問題を解決するという目的を達成することはできない、と無意識に相談されることを避けるようになります。
これは、過去にあなたが彼氏に相談した際でなくても、起こりうることです。
日常のなにげない会話のなかで、
「でも、だって」と彼氏の話や提案を否定するクセがついてしまっていないでしょうか?
それが、彼氏があなたの相談に乗ってくれない原因のひとつに考えられます。
【2】悩みを解決できないのが怖い
そして次に、
問題を解決できなかったことで失敗したくない!
という思考が働いていることが考えられます。
男性は失敗がとても怖いのです。
とくに、好きな女性の力になれないことで、無力感を感じたくないのです。
だから、あなたの悩みがものすごく大きなことだったり、自分には解決できないような問題だと悟ると、相談に乗るのを避けようとします。
問題を解決できないことが怖いからです。
基本的には【1】とおんなじですね、とにかく男性は問題を解決したいのに、できないのが嫌だ、ということ。
彼氏に相談に乗ってもらうには?
だったら、彼氏に相談に乗ってもらうにはどうしたらいいのか?
女性は、相談といいつつも、彼氏に話を聞いてほしいだけということが、多々あります。
話しているうちにスッキリしたり、考えがまとまって解決したりするんですね。
だから、
「話を聞いてくれるだけでいいの」
「話を聞いてくれるだけで嬉しいの」
などと、話をきいてくれるだけで、彼氏があなたの役に立つことができる、力になることができることを、最初に言ってあげること。
そうすると、
「話を聞くだけで、力になることができるのか」
と、彼氏は考えて、
「だったら、相談を聞いてあげよう」
となるのです。
まぁ、それでもアドバイスをしてくれる可能性が大きいですが、せっかくよかれと思ってしてくれているアドバイスを、「でも、だって」と否定しないようにしましょうね。