先日、日本テレビの番組『有吉ゼミ』で放送された「ヒロミ、ハワイの別荘を作る完成披露SP」はご覧になりましたか?
といっても、私も全部は見れなかったのですが、ヒロミさんがご自身のハワイの別荘をリフォームする様子を放送したもので、妻の伊代さんに喜んでもらうために頑張るヒロミさんが印象的でした。
そして、リフォームが完成し、生まれ変わったハワイの別荘を見た伊代さんは大喜び!そんな伊代さんの様子を照れながらも嬉しそうに見守るヒロミさんも、これまた印象的でした。
そして、男性は愛する人を喜ばせたいし、喜んだ顔を見るのが、幸せなんだなぁ、と改めて思いました。
男性を愛することが上手な女性は、ヒロミさんのように、与えることが上手です。
「彼のために」が上手です。
疲れた彼のためにマッサージをしてあげる。
お酒好きの彼のためにお土産にお酒を買ってくる。
忙しい彼のために家事をやってあげる。
少々高額でも彼の欲しがっていたものをプレゼントする。
デートは彼の行きたいところを優先してあげる。
男性を愛することが上手な女性は、彼のために何かをやってあげることが大好きです。
だけど、愛することが上手な女性は、愛されることが下手です。
女性が「彼のために」あれこれやってあげれば、男性が「彼女のために」やってあげることができなくなってしまいます。
本当は「彼女のため」にいろいろなことをやってあげて、彼女を喜ばせたいし、彼女の喜ぶ顔が見たいのに!
彼は彼女へ「愛」を与えることができず、彼女からの「愛」を受け取る専門になってしまうのですね。
「彼のために」はべつに悪いことじゃないです、もちろん。
だけど、彼に愛されたいのなら、「彼のために」をなるべくやめていくことです。
たとえば、今日は彼と家でごはんを食べることになっているとします。
彼女は料理で彼をもてなし、彼はそのお礼にとばかりに、彼女が食べたがっていたスイーツを、こっそりサプライズで用意していたとしましょう。
彼女の喜ぶ顔がみたくて、彼は食後に一緒に食べようとスイーツを用意したのです。
しかし、彼女は日本酒が好きな彼を喜ばせたくて、ちょっぴり高価な日本酒を食事のお供に用意していました。
彼が食後のスイーツを彼女に手渡す前に、彼は高価な日本酒というサプライズを彼女から受け取ってしまったのです。
さぁ、はたして彼は喜ぶのでしょうか?
もちろん、大好きな日本酒をもらって嬉しいでしょう。だけど、「彼女を喜ばせたい!」と思ってスイーツを買ってきた彼の気持ちは満たされません。
「俺がサプライズで渡したかったのに!」
「しかもスイーツより高価な日本酒をもらってしまった!」
「あなたを喜ばせたい!喜んでくれる顔が見たい!」とウキウキしていた彼は、やっぱり多少なりとも落胆してしまいますよね。
私の知り合いにも、会うたびにお菓子など何か小さなものをプレゼントしてくれる女性がいるのですが、
一旦、何かをもらうほうの立場になってしまえば、あげることができなくなってしまいます。
私の心理としては、この知り合いの女性に、たまには何かでお返ししなきゃなぁ・・・でもお菓子をあげたところで喜ばないだろうし、なにかものではなくイベントに誘ってあげようかなぁ・・・などと考え、
結局、「ありがとう」と言って、受け取ってあげることのほうが、彼女は喜ぶんだろうなぁと考えてしまうのです。
だから、「彼のために」をやりすぎてしまうと、彼は「彼女のために」ができなくなってしまいます。
そして、人は何かしてもらうと、どうしてもお返ししなきゃ!という心理が働き、それが負担になることもあるんです。
「彼女を喜ばせたい!」
「彼女の喜ぶ顔が見たい!」
という彼にとっての幸せを、奪うことになってしまいますし、
「彼女を喜ばせたい!」
「彼女の喜ぶ顔が見たい!」
と、彼女のためにいろいろなことをやってあげることで愛情を募らせていくのに、それができなくなってしまいます。
愛されるのが上手な女性は、「彼のために」やってあげるのではなくて、受け取ることが本当に上手です。
彼がやってくれることを、ただひたすら受け取るんです。
受け取るというのは、反応も込み!ですよ。
「わぁ、ありがとう」って思いっきり喜んで受け取るんです。
愛される女性は、喜んで受け取ることが彼の喜びであり、幸せであることをちゃんとわかっているんですね。
「彼のために」やってあげることが、彼にとっての幸せではないことをわかっているんですね。