男性は居心地のいい女性が好きです。
というか、わざわざ居心地のよくない女性を好きになる、なんて男性はいないでしょう。
人は自分にとって居心地のいい場所を離れたくないし、「この場所を失ってたまるか!」って思うもの。居心地の良さは、ときに執着を生み出すぐらい、手放したくない場所なのです。
男性にとって居心地のいい女性とは、まるで自分の家でひとりで寛いでいる時のようにダラダラとできる女性、ではありません。
それなら、自分ひとりで過ごすのが一番楽チンです。
「楽」にプラスして「心地よさ」「いい気分」を感じられるのが、居心地のいい女性です。
もし今、片思いがうまくいっていない好きな人がいて、
「どうしたら彼は好きになってくれるのだろう」
「どうしたら彼と付き合うことができるのだろう」
と悩んでうまくいっていないのなら、目的を変えてみることです。
彼が好きになってくれること
彼と付き合うこと
を目的にするのではなく(一切忘れて)、彼にとって居心地のいい女性を目指してみればいい。
こうやって目的を変えると、気づけばうまくいく、なんてことはあるのです。
一切忘れるのは難しいかもしれないけれど、できるだけ忘れるのは大きなポイント!
どこかに「彼と付き合う」という目的が残っていると、「あーやっぱり無理かな」などの不安な感情に左右されて、居心地のいい女性でいれなくなってしまうから。
そして、焦りがでてきてしまうから。
居心地の良さは即効性というより積み重ねであり、相手の男性にとってジワジワと効いてきます。
たとえば、他の女性と比べたときに「あ〜やっぱり○○ちゃんといる時は居心地がいいいよなぁ」って気づいたりしますし、
月日を重ねて会っているうちに「○○ちゃんといると居心地がいいなぁ」とふと思ったりします。
だから、今すぐにどうにかしようとしないことが大切ですし、今すぐにどうにかなることを期待せずにいることです。
「彼と付き合う」ことを期待しながら「居心地のいい女性」でいようとすると、そのうち待つことができずに、感情をコントロールもできず、いとも簡単にその着ぐるみがはがれてしまいます。
逆にいえば「もう、諦めた」ぐらいでいる方が、相手の男性にとって「居心地のいい女性」になれたりするんですね。
へんに執着も期待もなく、いっそのこと「彼にとって居心地のいい女性でいよう」と割り切れるから、「なかなか関係が進まない」と悶々とすることもなく、いつの間にか彼にとって「会いたい」女性に躍り出たりするのです。
あるとき「ひゅい!」っと、男性の頭の中に思い浮かぶ女性になったりするのです。
これは付き合っている男女の間でもおんなじで、男性は居心地のいい女性の元を離れたくはないし、反対に、彼女が居心地が良くなければ、ほかに居心地のいい場所を見つけてしまったら、そちらに行ってしまう、なんてことにもなりかねません。
もし自分に自信がもてなくて、いつか彼が自分の元を去っていくのでは、なんて不安を抱えているのなら、ただ不安に思うだけじゃなくて「居心地のいい女性」でいよう、って思ってみるのもひとつの手。
居心地のいい女性になるのって、そんなに難しくないんです。
頑張ってもっと見た目を磨こう!と、外側の自信を手に入れようとするより簡単です。
ただ、相手の男性への「好き」の思いが強すぎて「自分の思い通りにしたい、思い通りの彼になってほしい」などの感情があると、途端に難しくなってしまいます。
居心地のいい女性って、
・まず自分がリラックスしている
・相手を変えようとしない
・否定やダメ出ししない
・笑顔が多い
・認めてくれている
・話を聞いてくれる
などの特徴があります。
こうゆう女性の居心地の良さはジワジワと効いてくるし、気づけば「会いたい」女性、「手放したくない女性」になっていたりするのですね。
そして、私自身、彼にとって居心地のいい存在でいたいなぁと思ってから気づいたことがあります。
それは・・・
男性にとって居心地のいい女性って、女性自身も居心地よくいられるんです。
どちらか片方だけが居心地がいい、なんてことはなくて、たいがい、お互いに居心地がいいんです。
お互いにお互いを、そのまんま、丸っと受け入れているから居心地よくいられるのですね。