引き寄せの法則って、じつはとってもシンプル。
だけど、シンプルすぎるがゆえに、複雑にしてしまう人が多く、「どうしたら願いが叶うの?」と引き寄せ迷子になってしまいます。
私が「引き寄せの法則なんて、全然叶わないじゃん!」と思っていた時、とにかく必死で、「どうしても叶えたい」という思いがとても強かった。
だから、叶わなかった。
なぜなら、強く願えば願うほど、「無理かもしれない」という抵抗も生まれてしまい、見事にそちらが叶っていた、というわけです。
願い事は、願うより、決める。
ただ、こうなると「決める」。
自分の意識していることが、目の前で展開されていくので、決めたことが現実となって現れます。
自分がそうなると信じていることが、叶うのです。
だから、「無理だ」という抵抗があれば、なかなか叶わない。
さて、「私はこうなる」と決めた。
「こうなる」と決めたのになかなか叶わないのは、もしかしたら、「どうやって叶うんだろう」と、願いが叶う過程を考えているからかもしれません。
私が、いつか大好きな人と海外旅行に行きたい!と願っていたことも、思いもよらないかたちで叶いました。
ただただ、大好きな人と南国リゾートで楽しくしている様子を妄想していただけで、本当にそのまんまの、妄想どおりの場面が叶ったんです。
ずっと前からちゃんと水面下で動いていて、いろんな点がつながって、結果、海外旅行が実現したんです!
決めたことは、途中で顕在意識が忘れてしまっても、潜在意識はちゃんと覚えていて、それを叶えてくれるのです。
だから「どうやって叶うんだろう?」とか「ほんとに叶うの?」なんて疑うことをせずに、安心して過ごしていればいいんですね。
では、なんで「どうやって叶うんだろう」と、叶う過程を考えない方がいいのか?
それは、「どうやって叶うんだろう?」と考える時点で、それが叶うことを信じきれていないからです。
その願いは叶うだろう、と思っていれば、わざわざ叶う過程を考えないもの。
叶わないかもしれない、と潜在意識で思っているから、叶う過程を考えてしまい、なかなか叶わないのです。
私の海外旅行も、本当に妄想していた通りの場面が叶いましたが、それが実現した過程は、自分には想像もつかないことでした。
まさかこれが、大好きな人との海外旅行につながるなんて思ってもいなかった出来事が、振り返れば繋がっていました。
ある日、自分の顕在意識では思いもつかない方法で、ちゃんと叶うんです。
潜在意識って、やっぱりスゴイですよね。
疑いもせず、「そうなる」と思っていたら、そうなる、というシンプルさ。
ただ望むことに意識を向ければいいんですね。
そういえば、今でも覚えているのですが、小学校の中学年ぐらいの頃に塾の帰り道、好きな男子に「○○買ってもらった」と、本当は買ってもらっていないのに、新しいテレビゲーム機を買ってもらったと言ったんです(笑)。
好きな男子の前でかっこつけたかったんだと思います。
でもなぜかこの時、自分はウソをついているという感覚は全くなくて、自然とテレビゲーム機が手に入ると思っていたんです。
(まさに、先取りです)
親からは、勉強しなくなるからと「もうゲーム機は買わない」と言われていたのに、図太いですよね(笑)。
そうしたら、ある日学校から帰ったら、家にそのテレビゲーム機があったんです!
「すごい!ほんとに言った通りになった!」とビックリしたのと同時に「ほらね」って思ったんです。
子供の頃って、まだ経験も少なく抵抗も生まれないので、欲しいものは手に入ると思っちゃう。
そんな純粋な思いが、引き寄せたのかもしれませんね。
大人になると、これまでの人生でいろんな出来なかったことや、辛いことなどを経験し、またいろんな情報を手に入れ、それゆえ「無理かも」なんて思い込んでしまう。
だけど、これまではこれまで。
これからは、今ここからなんです。
叶う過程を考えなくていいし、ただ望むことに目を向ける。
だから、日常生活でも「不足」を見るんじゃなくて「ある」を見るという基本をしっかりやることが大切になってきます。
だって、望むのは「不足」じゃなくて「ある」でしょう?
今ここから、目を向ける方向を変えれば、また違った未来を作ることができるんですよ。