グレーな関係とはつまり、付き合っているわけじゃないけど、恋人同士がするようなことをする関係です。
そこまでは行かないにしても、友達以上には意識し合っているような関係ですね。
グレーな関係で悩むのは、男性より圧倒的に女性のほうが多いのは、女性は白黒つけたがる傾向があり、男性はグレーな関係を好む傾向があるから。
私もかつてグレーな関係で悩んだひとりであり、グレーな関係から自爆してうまくいかなかったことも、結局付き合えたこともあります。
そもそも、なぜ男性はグレーな関係を好むのでしょうか?
グレーな関係を好む男性心理とは
グレーな関係を好む、グレーな関係をつづける男性には、これからご紹介する2つの心理が働いています。
【1】責任を取りたくない、自由でいたい
男性がグレーな関係を好む理由、それは、男性は「付き合う」ことによって「責任」が発生してしまうからです。
女性は「付き合う」という形を手に入れることで早く「安心」が欲しいけれど、男性は「付き合う」ことで「責任」が生まれると同時に、お金や時間の「自由」がなくなると感じます。
(それにしても字面だけを見ると、責任がうまれて自由がなくなるって、なんだか楽しくなさそうですよね。)
他の女性と遊べない、ということもあるでしょう。
だから、一般的に男性はあいまいなグレーな関係を好みます。
そして「グレーのままでもいいや」という男性心理がはたらくのは、相手の女性が自分のことを好きだとわかっているから。
決定権が自分にあるからです。
「自分があいまいな態度をとっていても、彼女は逃げていかない」
それなら、責任もなく自由でいられる、このままの関係でいいじゃないか!というわけですね。
わかってはいても、自分が健康のときって、なかなか健康のありがたさってわからないものです。
それと同じで、男性も「このままでは彼女がいつか愛想を尽かすかもしれないし、他の人を好きになるかもしれない」という思いが、ほんのちょっと頭の片隅にあったとしても、
現状では、彼女は自分のことが大好きだから、その状況に甘んじているわけです。
やっぱり人間は、その時になってみないと、ことの重大さには気づかないものですから。
【2】付き合う覚悟ができていない
男性がグレーな関係を選択する理由に、いまはまだ、その女性と「付き合う」覚悟ができていない場合もあります。
付き合うことを決断するほど「好き」か、わからない。
「○○ちゃん、いいんだけどなぁ。でも、エステの契約をしてそれの借金があるみたいで、それってちょっとひっかかるよね。」
と言っていた男友達がいました。
つまり、「いいんだけど、付き合うとなるとどうかわからない。だから様子見。」といったところでしょうか?
これも、相手の女性が自分のことを好きだとわかっているから、男性のほうが様子見する余裕があるんですよね。
まぁ、そんな彼も、結局はその女性とお付き合いをしました。
グレーな関係に悩む男性もいる
さて、ここまではグレーな関係を好む男性について書いてきましたが、これの逆パターンもあります。
「彼女とは体の関係があるけど、彼女は俺とちゃんと付き合いたくないみたいだ」
「あいまいな関係から付き合いたいけど、告白してもにごされる。だけど誘えば会ってくれる。」
グレーな関係を好む男性もいれば、このように悩む男性もいて、その違いとは何かというと、ズバリ!
男性が追いかけているか、追いかけられているか、です。
グレーな関係に悩む男性は、相手の女性を追いかけています。
一方で、グレーな関係を好む男性は、相手の女性に追いかけられていて余裕があります。
単純に、この違いなんですね。
なぜグレーな関係になってしまうのか?
そもそもなんでグレーな関係になってしまうのでしょうか?
ひとつ考えられるのが、男性は恋愛において過程を楽しみたい生き物だということ。
好きな女性を追いかけて、手に入れるまでのドキドキを楽しみたい!
男性には狩猟本能があると言われますが、それは男性が狩りをしていた頃の遺伝子情報が脈々と受け継がれているからです。
その本能が、
「好きな女性を追いかけて手に入れたい!」
「仕事で成功を手に入れたい!」
「有名になって名声を手に入れたい!」
などという欲につながっています。
なので、グレーな関係になってしまうのは、相手の男性に十分に追いかけさせる楽しみ、ドキドキを与えていなかったからということが考えられます。
「好きな女性を追いかける」という恋愛の楽しみを味わうことなく、女性が自分のものになってしまった(付き合うという意味ではなく、心を手に入れてしまった、ということ)。
だから今すでにグレーな関係になってしまっているのなら、女性からはこれ以上、追いかけないようにしましょう。
彼に追いかけさせる楽しみをプレゼントしてあげましょう。
そして、彼にとって居心地のいい女性、魅力的な女性でいてください。
そうしたらあとはもう「なるようになるさ!」の精神で、流れに身をまかせて、自分の「今」を楽しんでくださいね。