「俺、この女性と付き合いたい!」と思う瞬間はいろいろとありますが、その中のひとつをご紹介したいと思います。
さて、男性が「この女性と付き合いたい!」と思う瞬間は、どんな時だと思いますか?
「弱っていて今にも泣き出しそうな顔を見た時」
「目が合ったら笑顔でニコッとされた時」
「上目遣いで甘えられた時」
「料理がめちゃくちゃ美味しかった時」
「子供と戯れてる姿が可愛かった時」
うん、うん、どれも、男性が思わず「付き合いたい!」と思う瞬間かもしれません。
しかし、ここで書いていきたいのは、これです。
男性が付き合いたいと思う瞬間、それは、「俺のコンプレックスをサラリと受け入れてくれた時」です。
多かれ少なかれ、人は誰でも自分に対してコンプレックスを持っているものです。
とくにプライドの高い男性ほど、傷つくことを恐れますから、コンプレックスがあることで、恋愛に一歩踏み出せない場合もあります。
好きになった女性に受け入れられず、幻滅されるのが、怖いのですね。
だから、「彼女は俺のコンプレックスを受け入れてくれるんだ」とわかった時、男性は心に乗っかっていた重たい荷物がなくなり、ホッと安心するのです。
たとえば、身長が低いことをコンプレックスに思っている男性がいるとします。
そこであなたが「○○くん、身長160センチぐらい?私のお兄ちゃんと同じぐらいだから、お兄ちゃんといるみたいですごく落ち着く〜。」と言ったとします。
そうすると、「あれ?彼女は俺の身長が低いことを気にしてないぞ?受け入れてるぞ?」と思います。
ポイントは、彼のコンプレックスを、当たり前のようにサラリと受け入れることです。
「べつに私はまったく気にしていませんよ」と感じさせるぐらいに、サラリと受け入れるんですね。
たしかに、コンプレックスは、場合によっては言い方には気をつけなくてはいけない部分でもありますし、
たとえサラリと受け入れるにしても、他にも人がいる場面では、なるべくなら触れない方がいいと思います。
二人でいる時に言う方がいいでしょう。
しかし、たとえば「頭の毛が薄い」ことを気にしている男性は多いですが、周りは気を遣って、その話には触れないようにしますよね?
つまり、触れないということは、逆に周りも「俺の頭の毛の薄さを気にしてる」と思わせますし、あえて、そこに触れることで「あれ?彼女は気にしてないぞ?受け入れてくれるぞ!」と思います。
かといって、わざわざ指摘しなくていいですからね!
彼が「頭の毛が薄いのどう思う?」って聞いてきたら、「えっ、私は全然気にしないけど?」って言うのは大アリですが、
彼が何も言っていないのに「私、髪の毛薄いの気にしないよ」なんて言ってしまうと、人によっては余計に傷つく場合もありますからね。
また、毛深いことを気にしている男性は、それを隠そうとしますし、パッと見てわからないでしょう。
だから、好きな女性がいても、もしお付き合いして毛深いのがバレて嫌われたら嫌だなぁ、と思っているかもしれません。
しかしもし、たまたま彼が毛深いのが見えてしまって、彼も「あっ、バレた!」と思ったとしましょう。
その時には「あ、毛がいっぱい生えてる」って、見たまんま言う。
ものすっごく驚いた顔をしたり、反応しすぎるのではなく、普通にサラリと、「それがどうした」ぐらいに。
そうすると、「あ、もうこの女性の前では隠さなくていいんだ」と、とても気持ちが楽になりますからね。
まぁ、これも難しくて、じつは彼が「自分は毛深い」と思っていなかったとしたら、逆効果になってしまいます・・・。
ところで私、昔バイト先で、男性に「おばあちゃんの手みたい」って言われたことがあるんです(笑)。
その男性も嫌味じゃなくて、純粋に思ったことを言っただけ、という感じでしたけど、まだ学生だった私は、少なからずショックを受けるわけです。
(今でも覚えてるぐらいですからね)
それ以来、気になったときには、手に化粧水つけてハンドクリーム塗って・・・とやりますが、冬ってどうしても乾燥するじゃないですか??
ある日彼と手の大きさ比べをしたことがあって(出会いたてとか、付き合いはじめの時ってよくやりますよね(笑))、その時、「あ、指シワシワ」って、ただひと言、言われたんです。
私は、このひと言で、すごく楽になったんです。
「もう、彼に指がシワシワなのがバレたって(笑)」
指がシワシワなことぐらい、彼にとってはどうでもいいことなんです。だから、普通に「指シワシワ」って言ったんです。
コンプレックスは場合によってはセンシティブなので、なかなか取扱が難しいところでもありますが、以前、この記事でも、コンプレックスを受け入れることについて書いていますので、お時間がある方は読んでみてくださいね。
上の記事では、コンプレックスについて彼から問いかけられたときに「私は好きだよ」って言う、っていうのを紹介しています。