好きな人には、ついつい自分アピールしたくなってしまうのが乙女心ですよね。
料理の話をしたり、つくった料理の写真をLINEで送って家庭的なところをアピールしてみたり、
自分のスゴイところやモテるところ、可愛いところ、何が好きで何が嫌いかなど、とにもかくにも好きな人に自分をアピールしてしまう。
はっきり言うと!
男性は、女性に、スゴイでしょアピール、可愛いでしょアピール、家庭的でしょアピールをされても、それがキッカケで好きになることはありません。
私はわりとモテる人生を歩んできているとこのブログで書いていますが、私は私に好意を抱いてくれた男性に、なーんにもアピールしていません。
好きな人にはさんざん自分アピールをして、結果付き合えなかった、なんてことはありましたが。
なーんにもアピールしないから、なおさら好かれたんだなぁと思います。
「この子のこともっと知りたい!」という欲求をうまく刺激していたのでしょう。「もっと知りたい!」のに「知れない」。
「知りたい!知りたい!」と思うほどに、男性は自分の気持ちに気づいていきます。こんなに知りたいのは、好きなんだな、って。
モノを買うときも、こんなことはありませんか?
たとえば、ボーっとテレビを見ていて、テレビショッピング的な番組が始まったとしましょう。
そのまま見ていたら、「うん?この美顔器で、4週間でこんなに顔が変わるのか!」「エステでも使用するぐらいのいいものなのか!」「しかも今ならお得!」
と、美顔器の魅力につい魅せられて、購入してしまうかもしれません。
しかしたとえば、洋服屋さんで、ブラーッと洋服を見ていたときに店員さんが近づいてきて「この服、可愛いですよね!」「この色、お客さんにお似合いですよ!」「すごい人気で、今日再入荷したばかりなんです!」
と、こちらは望んでいないのに、勝手に服の魅力をアピールされても・・・うっとおしいなぁって思ってしまいますよね。
もっとゆっくり自分のペースで洋服が見たいのに!って。
「もっと自分のこの目で、この洋服の魅力を知りたいのに!吟味したいのに!」って。
つい先日も「いいなぁ」と思ったスカートがあったので、それを手に取ったら、その瞬間に店員さんが「この色綺麗ですよね〜」と話しかけてくるものだから・・・
すぐにハンガーを戻して、愛想笑いをしてその場を去りました。
さて、美顔器をA子さん、スカートをB子さんとします。
男性はただボーッとしていたら、A子さんの姿が目に入りました。A子さんは「ニコニコしていてとっても可愛いなぁ。」「周りの人にも気を配って上手に話を振ってて好感がもてるなぁ。」とA子さんの魅力を知り、興味をもちはじめます。
一方でB子さんは、男性に対して自分からアピールをするんです。「いま料理教室に通ってて、この前、ビーフストロガノフっていうの作ったんです!」と写真を見せたり、「C君からすごい言い寄られて困ってるんです。」ってモテっぷりをLINEで送ったり。
男性がB子さんのことに思いを巡らせる時間もなく、「私すごいでしょ!」アピールをされてしまうものだから、能動的にB子さんのことを考える時間がなくなるんです。
いい女は、すごいでしょアピールをしません。
しなくても、伝わるものだから。
すごいでしょアピールをしてしまうのは、自信がないからですよね。
好きな人に息つく暇もなくLINEをしてしまうのは、「私の存在を忘れないで〜!」という、自信のなさからするアピールです。
LINEをしなければ、私のことを忘れてしまうかもしれない・・・と思うのかもしれませんが、実際には、LINEをしまくるから、能動的にあなたのことを思い出すことがなくなります。
男性の「あ、あの子のことをこんなに考えてしまうのは、好きなのかも」と感じる時間を奪ってしまいます。
好きな人には、あなたのことを思い焦がれる時間をプレゼントしてあげてください。
実際に、私に好意をもってくれているであろう男性からお誘いLINEがくるのが、2ヶ月に一度、なんてことはありました。
好きな女性に対しても、数ヶ月に一度のお誘いだったりする男性もいるんです。
これが、相手が自分の好きな男性だったら・・・「こんなにお誘いがないなんて!」とモヤモヤしていたでしょうが、なんとも思っていないと数ヶ月に一度でも、なんとも思わないもの。
とくに男性は「自分で決めたい!」と思う生き物です。
好きになる、ならない、も自分で決めたい。
女性から自分アピールをされて「私、こんなにすごいの!だから好きになって!」というメッセージをもらったところで、好きにはなりません。
男性は自分で女性のことを知って、魅力を知っていって、好きになりたいのですから。
だから、好きな人に勝手にあなたの魅力が伝わってしまうぐらいに、魅力的な女性でいることです。
男性の「攻略したい!」本能を刺激して、「もっと知りたい!」と思い焦がれる時間をプレゼントしてあげましょう。