直感というのは潜在意識からのメッセージで、私たちを幸せに導いてくれるものです。
それが幸せに繋がるとか、願いが叶うことに繋がるなんてわからないけれど、なんとなく行こうと思った、しようと思った、しない方がいいと思った。
ふと行こうと思った、しようと思った、やめた方がいいと思った。
こういう直感からのメッセージに気づけるようになると、導かれるようにして願いが叶う方向に近づいて行ったりします。
その時は気づかなかったけど、後から振り返ると、あの時あそこに行ったからとか、あの時ああしたからだとか、繋がっていたりするんですね。
ところで直感って、どうやったら磨くことができるのでしょうか?
【1】感情を味わうクセをつける
今ここに集中する、という言葉を聞いたことがある人もいらっしゃると思いますが、感情を味わうとは、今ここに集中することでもあります。
ごはんを食べているなら、「おいしいなぁ」と感じる。
お風呂に入っているなら「気持ちいいなぁ」と感じる。
自然のなかにいるなら「癒されるなぁ」と感じる。
とくに恋愛の悩みの真っ只中にいる時って、何をしていても、そのことが頭から離れなかったりしますよね。
ごはんを食べていても、お風呂に入っていても、ずーっと相手のことばかり考えて、悩んだり不安になったりします。
そうやって、頭ばかりを働かせて、感じることを忘れてしまいます。
直感は、感じることが上手になると、気づきやすくなります。
反対に、頭でばかり考えていると、直感には気づきにくくなるんです。
だから、今ここに集中するクセをつけて、その時、その時の感情を味わうクセをつけることが、直感を磨くひとつの方法です。
【2】ボーッとする時間をつくる
スマホというアイテムが登場してから、ボーッとする時間が少なくなった人は多いでしょう。
ちょっと暇な時間ができると、すぐにスマホに手を伸ばしてSNSをチェックしたり、情報を探したり、ゲームをしたりして、結局頭を使いつづけます。
人によってはご飯を食べているときも、お風呂に入っているときも、そして寝る直前までスマホに手を伸ばし、
ずーっと頭を使いつづけている。
直感というのは、ボーッとしている時間にふと降りてきたりするもの。
反対に、ずっと力んでいる状態だと、その力みが直感が降りてくるのをブロックしてしまうんですね。
頭を使いつづけることが、直感をブロックしてしまいます。
と言っても「ずーっとボーッとしていなさい!」というワケではなくて、上手に頭を休ませましょう、ということです。
スマホを見てはいけないワケではないし、むしろ、自分の探していた答えが、たまたま目に止まったSNSの言葉に見つかるかもしれないですから。
しかしここでも「たまたま答えが見つかる」というのは、上手に頭を休ませているからであり、
質問を投げかけていたから。
「あの人誰だっけ!」って考えつづけて答えが出なくても、あるときポンって答えが出ることあるでしょう?
考えるのをやめても、脳はずーっと答えを探しつづけてくれます。
そして、答えはリラックスしている時に見つかったりするんです。
あなたの幸せの答えも、脳はちゃんと探し続けてくれていますから、安心してボーッとする時間をもちましょう。
幸せ上手な人は、上手に休める人なんです。
【3】自分の本音に耳を傾けてあげる
「こっちの方が安いから、こっちにしよう」
「こっちの方が無難だから、こっちにしよう」
こうやって、自分の本音を無視しつづけていると、直感が鈍くなってしまいます。
直感が降りてきても、そのことにさえ気づけず、「いや、でも…」と直感の声をいとも簡単に無視してしまうんですね。
自分の本音を無視していると、自分の本音がわからなくなり、つまり、自分がどうなれば幸せなのかも、わからなくなる。
自分がなにを好きなのか、なにをすると楽しいのかも、わからなくなっていきます。
こういう状態では、直感に気づかないのも無理はありませんよね。
日常生活のなかで「こうしなきゃ」ではなくて「こうしたい」を増やしていく。
「こっちでいい」じゃなくて「こっちがいい」「これがいい」で選ぶクセをつけていく。
丁寧に自分の本音に耳を傾けてあげるようにすると、直感が磨かれていきます。
まとめ:直感を磨いて幸せに導かれよう
私はとにかく頭で考えるのが好きで、とくに恋愛に関してはその傾向が強かったため、恋愛の悩みにハマっているときは四六時中、頭をフル回転させていました。
「どうしたらいいだろう?」と、ずーっと考えていたけれど、考えたからと言ってうまくいくワケではありませんでした。
むしろ頭で考える恋愛をしていたので、ちっともうまくいかなかった。
直感が磨かれていくと、たとえば「こういう場面では連絡をしない方がいい」と言われるような状況でも、ふと「私は連絡したい」と思って連絡したことによって、恋愛がうまくいったりします。
直感を磨いていくと、こういった判断がスッとできるようになるんですね。