私はずーっと、大好きな人を追いかけて尽くす恋愛をしてきました。
「どうやったら彼氏に愛されるのだろう」という悩みはつきず、心のなかは「愛されたい」ばかりで埋め尽くされていました。
そして「こうすれば愛される」という ”愛されテク” を必死になって披露してみるも、たいして効果を感じることはありませんでした。
もう数え切れないぐらいの恋愛本を読み漁り、同時に潜在意識のことや男性心理も勉強して実践していく中で、ようやくたどり着いたのが、これです。
最強の愛されテクは、「愛されたい」という思いを手放すこと!
「愛されたい!」という思いを手放したら、愛される、ということでした。
「愛されたい」は愛されていない私が前提
なぜ、「愛されたい」を手放すことが最強の愛されテクなのか。
それは、「愛されたい」という思いは、愛されていない私が前提になっているからです。
「私は愛されている」と思っている人は「愛されたい」なんて願いません、だって愛されているから。
そして、「私は愛されていない」と思っている人は、愛される女性の行動ではなく「愛されたい」と願っている女性の行動をとってしまうんです。
愛されていないと思いながら、世間で言われるような ”愛されテク” を試してみたところで、必ずしも愛され女子になれるワケではないんですね。
たとえば年収300万円の女性と、年収1000万円の女性では思考が違います。
同じように、愛されていない(と思っている)女性と、愛されている(と思っている)女性は思考が違うし、ふたりはLINEの内容も違ってきます。
「愛されたい!」と思いながらするLINEと、「愛されている」と思いながらするLINEって全然違うんです。
これはみなさんも、想像がつくでしょう?
「愛されたい」は、今ある「愛」を見逃す
「愛されたい」と思っている、ということは、「私は愛されていない」と思っている、ということです。
なので、彼氏からの愛を、今ある「愛」を見落とすんです。
今ある「愛」に気づかずに、ほしがるので、もらえなくなるのも当然ですよね。
私が以前お付き合いしていた男性はIT企業に勤めていて、夜21時、22時ごろまで仕事をするのは当たり前の世界でした。終電なんてこともよくある。
そんな彼は、平日会うときには、仕事を早く(と言っても19時ごろ)切り上げて、会ってくれていました。
なのに私は…、帰るときにいつも「もう帰るの?」と駄々をこねていたのです。
仕事を早く切り上げて会いにきてくれることには注目せず、早く帰る彼に不満をぶつけていました。
なぜなら「愛されている」自信がなかったから。
「私のことが好きなら、もっと一緒にいたいと思うはず」という、この一点ばかりに注目をして「あーやっぱり私のこと、そんなに好きじゃないんだ」という思いを強くしていったんです。
「愛されたい」と思っているから、今ある「愛」に気づけなかったんですね。
「愛されたい」を手放すと居心地のいい女になる
私はさんざん必死に恋愛本を読み漁って、いろんなことをやってきて、それでも愛されていると感じられるような現実はやってきませんでした。
だからもう頑張るのはやめよう、と諦めたんです。
「愛されたい!」という思いを手放したんです。
これが、私が愛され女子になれた大元となるターニングポイントです。
「愛されたい!」と必死に思っているときって、相手にたいして「愛がほしい、ほしい、ほしい…」というエネルギーを発しているワケです。
私からは「奪う」エネルギーがずっと出ていたので、相手は「奪われまい」として必死に抵抗するんですね。
つまり、逃げる。
人は、奪おうとする人にたいしては、奪われまいと反射的に思ってしまうようにできていて、自分をコントロールしようとしているなと感じる人にたいしては、コントロールされまいと抵抗します。
「愛されたい」を手放すと、ほしがらなくなります。
だから、相手にとって居心地のいい女になる。
そして「愛されたい」を手放すと、余裕のある女になれます。
以前ならLINEを送ったあとに「あー嫌われちゃったかなぁ」と、さらに余計な追撃LINEをして、結果めんどくさい女になっていたところを、
「愛されたい」を手放すと、気にならなくなります。
「まぁ、いいや」と思える。
ちょっと性格の悪いところを見せてしまったかな…と思っても、やっぱり「まぁ、いいや」と思える。
たとえば、友達から恋の悩みを聞いていて「そんなことぐらいで、彼はあなたのことを嫌いになんてならないよ!」と思えることでも、
いざ自分のこととなると、そうは思えなかったりするもの。
だけど「愛されたい」を手放すと、冷静に見られるようになるんですね。
欲しがらない
期待しない
尽くさない
構わない
疑わない
「愛されたい」を手放したことで、この5つのことが自然とできるようになり、結果、愛されるようになるんです。
これが最強の愛されテク。
今にして思うと、「愛されたい!」「私をもっと愛して!」という思いで、必死に彼に向き合っていた自分が怖いです(笑)。
あんなに必死に好かれようとして、愛を欲しがっていては、そりゃ彼だって逃げたくなるよなぁ…と他人事のように振り返ることができます。
愛される女になりたいのなら、根本的なところで「愛されたい!」と必死に思わないこと。
「愛されたい!」を手放すことで、愛されるようになっていきます。