女性には「母性」があるので、ついつい彼氏のお母さんになってしまいたくなります。
とくに彼氏が年下の場合はその傾向は強くなりますし、年上であっても、男性はいつまでも経っても子供です。
彼女には甘えたい男性も多いので、気づけば「お母さん」役をやってしまっている女性も少なくありません。
しかし!
彼氏のお母さんになってしまうと、あなたの欲しいかたちでの愛情はもらえなくなってしまいます。
というのも、私は長女ということもあり、これまでの恋愛では彼氏のお母さんになっていましたが、見事に愛情をもらえている実感がありませんでした。
彼女に甘えたいし母性を求めている
男性は彼女に甘えられたいけど、時には自分も彼女に甘えたい!
そして男性は、彼女に「母性」を求めることがあります。
たまには叱ってほしいし、ある意味「お母さん」のようであってほしい、と思っています。
しかし男性にとって、彼女にもとめるお母さんとは、母親のような優しい愛情で見守っていてほしい、ということ。
甘えたい気分のときには、受け入れてほしいし、
ちょっとぐらい酔いつぶれても、「もぉー!仕方がないなぁ」と許してほしい。
だけど、周りに迷惑をかけるぐらいに酔っ払って失敗したら、ちゃんと叱ってほしい。
こういうお母さんです。
彼氏のお母さんにならないとは?
それでは、世間一般に言われている、彼氏のお母さんにならない方がいい、というのはどういう意味なのでしょうか?
1. 彼氏をいちいち心配しない
あなたが小さい頃、お母さんがいちいち心配してきて、「もぉー鬱陶しいなぁ!」と思ったことはありませんか?
彼氏が嫌がるのは、このときのお母さんです。
「仕事頑張りすぎなんじゃない?無理しないでね」
「元気ないみたいだけどどうしたの?」
「忘れ物ない?確認した?」
「ちゃんとご飯食べてるの?」
彼女のほうとしては「彼氏を心配するいい女!」と言いたいところなのでしょうが、彼氏からすると、だんだん鬱陶しくなってきます。
私も、彼氏を心配するいい女!察することができるいい女!だと思っていました(笑)
しかし実際には、ただの鬱陶しい女で、俺のことを信頼していない女になってしまいます。
男性にとって、俺のことを心配してくれるのは本当のお母さんだけでいいんですね。
彼女に「心配してほしい」なんて頼んでいないのです。
2. 彼氏のお世話をやかない
彼氏のお世話をやくとは、つまり「尽くす」こと。
彼氏の「ために」が増えること。
彼氏に「してあげたい」が増えること。
かいがいしく手料理をふるまうのはもちろん、頼まれてもいないのにマッサージをしてあげたり、彼氏の部屋の掃除をしてあげたり、「お弁当つくろうか?」なんて言い出したり。
彼氏が困っている様子なら、率先して悩みを解決してあげたいと力になろうとしたり。
あなたがお世話をやいて、彼氏のために尽くせば尽くすほど、彼氏があなたに尽くす隙がなくなります。
彼氏があなたに尽くす、あなたの役にたつ出番がなくなるんです。
男性は、尽くした女性、いろいろなことをやってあげた女性に愛情を感じていくのに!
女性が彼氏に尽くしてしまうということは、彼女を愛する機会を奪うことになるのですね。
「ために」
「してあげたい」
この二つは、本来なら、彼氏が彼女にたいして思う気持ちです。
女性のあなたではなく、彼氏に感じてもらうんです!!
彼氏のお母さんをやめる勇気
私は彼氏のお母さんになるのが楽しかった。
彼氏の「ために」何かをしてあげるのが楽しかった。
しかし、これはやっぱり男性の役目なのです。
楽しい反面、実際には心のどこかで「俺のために尽くしてくれるいい女」だと思われたいという気持ちがあったんです。
だから、彼氏のために何かをやっても、ほしい「愛情」がもらえず苦しくなり、それでもなお、まだまだ尽くしたりないとさえ思っていました(笑)。
愛情をもらえないのも無理はありません、彼氏は「俺のお世話をやいて」なんて頼んでいないのですから!!
頼んでもいないことをやって、愛情がもらえるはずがありません。
単なる都合のいい家政婦状態だったんです。
「彼氏のお母さんにならないほうがいい」
そう言われても、ずーっと、彼氏の「ために」なにかをする恋愛しかしてこなかったので、最初は本当に勇気がいりました。
・心配しない女
・尽くさな女
こんな女が愛されるはずがないと思っていたから。
しかし実際には、彼の心配するのをやめ、彼の「ために」とお世話をすることをやめたら、私がのぞんでいるような恋愛ができるようになりました。
つまり、愛されるようになったんです♡
彼のほうから、たくさん気遣いをしてくれ、尽くしてくれ、私のために何かをするのが本当に楽しそう。
彼氏のお母さんになるほど愛されず、彼氏のお母さんをやめると愛されることを身をもっと実感しています。