大切にされる女性って、どんな女性だと思いますか?
このブログでは、大切にされる女性は「自分のことを大切にしている女性」などと書いてきていますが、
これはもちろんその通りです。
自分のことを大切にしていない女性を、男性は大切にしようとは思いません。
たとえば、丁寧に扱われている商品と、乱雑に置かれている商品では、丁寧に扱われている商品のほうが価値があると感じ、大切に扱おうとするのと同じです。
自分で自分のことを大切にしているから、この女性は大切にしないといけないのだなと思わせるのです。
そして、この「自分のことを大切にしている」がベースの上で、もうひとつ、大切にされる女性の特徴があります。
それは、
大切にされる女性って、そもそも「大切にされる」ことにこだわりません。
かといって「大切にされない」ことを許すわけではなくて、
男性から大切にされない女性にかぎって、「大切にしてほしい」とか「大切にしてくれない」など、男性から大切にされることにこだわりすぎるんです。
だから、大切にされない女性になってしまいます。
どういうことかと言うと、「大切にされる」ことばかりに意識がいきすぎているので、男性がしてほしいことがわからなくなってしまうんです。
この「男性がしてほしいこと」というのは、普通にコミュニケーションをしている中で、女性なら無意識にわかったりするものです。
「あ、今の発言を拾ってほしいんだな」とか、「あ、私を喜ばせようとしてくれているんだな」などがわかるので、
発言を拾うことができたり、喜んであげたりと、男性がほしい反応をあげることができます。
こうやって男性がほしい反応をあげられる女性が、男性に「大切にしたい」と思わせるんです。
だって、一緒にいて楽しいから。
一緒にいて承認欲求が満たされるから。
一緒にいて自信がつくから。
反対に、拾ってほしい話をまったく拾われずに、喜ばせているつもりが無反応だったりすれば、男性のテンションも下がります。
一緒にいて全然楽しくありませんよね。
そりゃ雑にも扱われてしまいます。
女性には察する能力が備わっているので、なにも相手のことを凝視していなくても、相手が望んでいることを察することができます。
そんなに難しいことではありません。
しかしこれって、自分のことにしか意識がいっていない状態では、発揮されない能力なんです。
だから、「大切にされる」ことや「愛される」ことにこだわりすぎる女性は、自分のことにしか意識が向いていないので、大切にされもしなければ、愛されることもないのです。
これは言ってみれば「私が、私が」と、自分をアピールすることばかりに必死な人と同じです。
自分の話を聞いてもらうことに必死で、相手には興味をしめさない。
こんな人と一緒にいてもつまらないでしょう?
べつに「私が、私が」と自分の話をしているわけじゃなくても、頭のなかで「大切にされる」ことにこだわっていると、相手の男性にとって「俺には興味がないんだな」と感じさせてしまうんですね。
自分を楽しい気持ちにさせてくれる女性を、大切にしたくなるものですから。
それで、男性が一緒にいて楽しい気持ちになる女性って、「俺のことを笑わせてくれる」とか「楽しい話をしてくれる」ことではないことはわかりますよね?
男性は、女性の反応が嬉しいのです。
女性が反応してくれることで、楽しい気持ちになります。
男性に大切にされる女性が、大切にされることにこだわらないのは、そもそも自分は大切にされる存在だと思っているからです。
自分で自分のことを大切にしていると、自然とそう思えるようになるんです。
自分で自分のことを雑に扱っておいて、「私は大切にされる存在だ」なんて、到底思えないでしょう?
私は大切にされる存在だと思っているから、認めているから、男性から大切にされることにこだわらない。
こだわらないとは、大切にされないことを許すのではなく、そもそも自分のことを大切にしていると、大切にしてくれる人しか周りに集まらなくなるんですね。
あなたも、「なんだかあの人とは気が合わない」ってことあるでしょう?
それと同じで、自分を大切にしていると、大切にされない環境には居心地の悪さを感じて、自然と距離ができるんです。
それでね。
大切にされることにこだわりすぎる女性は、自分の思っている「大切にされる」行動がされなければ「大切にしてくれない男性」と、判断してしまいます。
「これをしてくれなかったから、私は大切にされていない」と相手の男性をダメ男扱いし、うっかり恋のチャンスも摘んでしまう。
彼の中から「優しさ」を拾わずに、「してくれない」ことを拾うので、いつまで経っても大切にされる恋愛ができません。
大切にされる女性になりたいのなら、「大切にされる」ことにこだわるのではなく、自分で自分を大切にすることです。
自分を大切にしていると、自然と大切にされるようになっていきますからね。