言葉の使い方によって、ほんとに人生が変わることを実感しています。
自分が発する言葉は、自分の印象を大きく決めてしまうものだから。
言葉ひとつで、相手をいい気分にも、嫌な気持ちにもさせることができてしまうものだから。
ふだんどんな言葉をよく使うかによって、好かれることもあるし、嫌われることだってある。
愛される女性と、愛されない女性が使っている言葉もやっぱり違っていて、今回はそのことについて3つの言葉でご紹介していきたいと思っています。
【1】愛される女性は「ありがとう」を言ってもらうのではなく、言う
私が愛されない恋愛をしていた頃は、彼氏のために何かをすることに必死でした。
「彼氏に喜んでもらいたい」というのも、もちろん素直な気持ちで、どこかへ旅行すれば彼氏が好きそうなお土産を買い込んでいました。
喜んでもらいたいと同時に、どこかで見返りを求めていた部分もあって、頼まれてもいないのにせっせとご飯をつくったものです。
ビールのグラスもちゃんと冷凍庫で冷やし、彼氏が家に来るタイミングに温かい料理が出せるようにしていました。
彼氏が嬉しそうな顔をしてビールを飲むのが嬉しかったし、「ご飯おいしかった、ありがとう」って言われるのも嬉しかった。
でもね。
愛される女性は、彼氏に「ありがとう」を言ってもらうんじゃなくて、彼氏に「ありがとう♡」って言うんです。
私はまったく逆のことをやっていたのです。
もちろん、私も彼氏が何かをしてくれたら「ありがとう」は言っていたけれど、私が尽くせば彼は尽くす出番がなくなります。
明らかに、私の方が「ありがとう」を言われる回数が多かったのです。
男性は、自分が役に立つことができて、喜ばせることができる女性に愛情を募らせてゆきます。
そして、そもそも人というのは、誰かのために何かをやることの方が幸福度が高いのです。
私が彼から尽くされるようになって気づいたことは、尽くされることに慣れると、尽くさなくなる(笑)。
尽くされるのが心地がいいから。
だから、あなたが彼氏に尽くしつづければ、ずっとあなたが「ありがとう」を言われる立場になるでしょう。
だけど、愛される女性は「ありがとう」を言う立場なんです。
【1】愛される女性は「すごい」を言ってもらうのではなく、言う
男性心理なんて全く知らなかった頃、私は「すごい」って言われたがっていました。
だって、とりあえず「すごい」女性って魅力的じゃないですかぁ??
すごく料理が上手だったり、すごく才能があったり、普通の人がやらないようなことをやっていたり・・・。
もちろん、料理が上手だったり才能があること自体は悪いわけではありません。
しかし、男性はそもそも、女性が「すごい」からと言って好きにはならない。「すごい!」と思って興味はもっても、それがイコール恋愛に結びつくかはまた別の話なんです。
むしろ、「すごい」って言ってくれる女性を好きになります。
だから、大好きな彼の前では自分のすごさをアピールするより、相手の男性にすごさをアピールしてもらう方が、ずーっと好かれるんです。
あなたのすごさは、そのうち伝わるから、わざわざアピールしなくても大丈夫なんです。
【3】愛される女性は「せい」じゃなくて「おかげ」
愛されない女性は「せい」が多く、愛される女性は「おかげ」が多いんです。
そして「せい」はネガティブな意味で使われ、「おかげ」はポジティブな意味で使われます。
彼氏が遅刻した「せい」で、映画に間に合わなかった。
これを「おかげ」に変換するなら、彼氏が遅刻した「おかげ」で、人がすくない時間にゆっくり映画が観られる。
などに変換できてしまいます。
愛されない女性は、なんだか毎日がつまらないのも彼氏の「せい」にしてしまい、「彼氏のせいで私は幸せじゃない」に変換します。
結婚できないのも、彼氏のせいにしてしまいます。
一方で愛される女性は「彼氏のおかげで、すっごく幸せ♡」です。
こんな彼女だから、ますます愛されてしまうのですね。
何より男性は「おかげ」と言われるのが好き。
「あなたのおかげで、こんなことができるようになった!」
「あなたのおかげで、すっごく楽しかった!」
「あなたのおかげで、買われた!」
こういう風に言われると、彼女が愛おしくなるんです。
「せい」を「おかげ」に変換できるようになると、恋愛だけでなく人生が変わっていくんです。
なぜなら「おかげ」というのは、感謝の気持ちから使う言葉だから。
「おかげ」を使うようになると感謝が増え、感謝が増えるとますます感謝がやってきます。
ひとつの出来事を「せい」と捉えてネガティブなものにしてしまうか、「おかげ」と捉えてありがたいものしてしまうかは、あなた次第です。