喧嘩するほど仲がいい、なんて言われ方もしますが、彼氏と喧嘩をしてしまうのは相手が好きだからであり、感情をぶつけられる相手であるからです。
どうでもいい相手とは喧嘩をしないですものね。
しかし喧嘩ばかりしてしまうというのは、気持ちのいいことではありません。
喧嘩をしたくてしているわけではなく、できることなら喧嘩をしないで仲良くしたいはずです。
なのに、なぜ彼氏と喧嘩をしてしまうのでしょうか?
彼氏と喧嘩ばかりしてしまう理由
大好きなはずの彼氏と喧嘩をしてしまう原因は、それこそ彼氏が浮気をしたなど、様々です。
しかし一過性の喧嘩ではなく、喧嘩「ばかり」になってしてしまうのは、「彼氏を思い通りにしたい」彼女と、「彼女の思い通りになりたくない」彼氏とのすれ違いが、そもそもの理由であることが多いです。
彼女がなにかと我慢をし、それが爆発して喧嘩に発展するというパターンもありますが、我慢をするのは、我慢をすることで彼氏から愛情がもらえると思っているからであり、これも「彼氏を思い通りにしたい」という気持ちの一種です。
もちろんこの逆パターンもありますが、たいてい「思い通りにしたい」と思うのは彼女のほうです。
男性の恋愛相談では「彼女が俺を変えようとする」という相談も多いのです。
彼氏だけではなく、そもそも他人はコントロールできないものです。彼氏に愛される女性は、彼氏は思い通りにならないと受け入れているし、そのままの彼氏をまるっと受け入れることで、彼氏は「そのままの俺を受け入れてくれる」と彼女を愛したくなります。
彼氏を思い通りにしたいのは、やっぱり自分で自分を満たすことができないからです。
彼氏に満たしてもらおうとするから要求が多くなり、要求が多くなれば、喧嘩が起きるにきまっています。
男女逆転パターンでも、彼氏のほうに趣味などがなく、彼女に満たしてもらおうとすれば、彼女を思い通りにしたいと喧嘩が起こります。
実際に私の男友達にもいて、彼は「別れよう」と、別れる気もないのに喧嘩の際に「別れ」を口走ってしまいました。(結局翌月には復縁を申し込みました)
本当に仲のいい、長続きするカップルというのは、お互いを思いやっており、相手を尊重しています。相手の幸せも考えることができるのです。
そして喧嘩をした際にヒートアップし、なかなか仲直りができないのは、彼女は「自分の気持ちを理解してほしい」のであり、しかし一方で彼氏は「どうやって解決しようか」を考えているので、喧嘩がおさまりません。
男性は目的思考なので、彼女と喧嘩をした際には、「どうやったらこの場が丸くおさまるか」を考えています。
喧嘩ばかりではいつか彼氏の不満が爆発する
一般的に女性のほうが口が達者です。
だから男性は、女性に言いくるめられてしまうことが多く、不本意ながらに喧嘩では負けることが多くなってしまいます。
一見すると、彼氏は納得してくれたように見え、女性からみて仲直りしたように思えても、それは彼氏が「俺が納得すれば解決する」と考えただけであり、こういうことが続くとどうなるかお分かりですね?
そう、喧嘩ばかりで、彼女に言いくるめられることが続けば、彼氏の不満はいつか爆発するのです。
女性のように感情的になるというよりは、いきなり別れを告げられることも考えられます。
彼氏は、ずっと我慢をしています。
「彼女は俺を思い通りにしたいだけなんだ」と、彼女から感じるのは愛情ではなく、コントロールしたいとう欲求です。
そんな彼女を愛することに、いつか疲れてしまうのです。
喧嘩しないでいるにはどうしたらいい?
喧嘩をしない方法は、ズバリ、彼氏を思い通りにしたいと言う気持ちを手放すことです。
「それができれば苦労はしない!」と言いたいところかもしれませんが、他人は思い通りにならないものであり、思い通りにならないものを思い通りにしようとするから、苦しくなってしまいます。
そして、喧嘩をするたびに彼氏が思い通りになってくれたとしても、あなたが気づかないだけで、彼氏のほうは不満が溜まり続けます。
彼氏を思い通りにしたいというのは、まったくもって愛情ではありません。
本当の愛情とは、彼氏を思いやることであり、彼氏の幸せも願うことです。
そして、あなたが本当にこれから先も、彼氏と仲良くやっていきたいと思っているのなら、二人にとっての幸せを考えてみましょう。
あなたの幸せと、彼氏の幸せ、このふたつの土台があるからこそ、二人の幸せがあります。
あなたがもし彼氏の趣味に不満を持っていたとしても、彼氏の幸せを考えると、趣味も受け入れることはできませんか?
趣味を楽しんでいる時の彼氏は、幸せそうじゃありませんか?
彼氏を思いやる余裕、彼氏の幸せも考えられる余裕というのは、やっぱり自分で自分を満たすことができ、自分が幸せだからです。
先日も以下で書きましたが、自分で自分を満たすというのは、愛される女性の基本です。時間がありましたら、ぜひこちらもあわせて読んでみてくださいね。